真夏の方程式のジャケット写真

ガリレオシリーズ第6弾の小説を映画化した作品。美しい田舎町で起こった事件の謎を、福山雅治が演じる科学者・湯川が紐解いていきます。犯人の動機と置かれた境遇を考えると、ちょっといたたまれない気持ちになるかもしれません。それでは物語のあらすじ・ネタバレをお楽しみください。

監督:西谷弘、原作:東野圭吾、脚本:福田靖、音楽:福山雅治 菅野祐悟、出演:福山雅治 吉高由里子 北村一輝 杏 山﨑光 塩見三省 白竜 風吹ジュン 前田吟

ここからネタバレ!閲覧にはご注意ください!

真夏の方程式のネタバレあらすじ-1:玻瑠ヶ浦を訪れた湯川と少年の出会い

舞台は手つかずの美しい海のある町、玻璃ヶ浦。海底鉱物資源開発をめぐり推進派と反対派が対立するこの町に、アドバイザーとして招かれた物理学者の湯川学は、川畑家が経営する旅館「緑岩荘」に滞在することになります。

川畑家は主人の重治、妻の節子、ひとり娘の成美の3人家族。成美は環境活動家として玻璃ヶ浦の海を守る活動をしていて、ホームページを運営したり、湯川が出席した説明会でも反対派として声をあげていました。そして「緑岩荘」には、親の仕事の都合で夏休みの間だけ預けられることになった、川畑家の親戚で小学5年生の柄崎恭平も滞在していました。

湯川と恭平は玻璃ヶ浦へ向かう電車の中で会っていて、恭平は湯川を「博士」と呼び慕いますが、子どもが苦手な湯川は困っている様子。その日恭平は、重治と花火をして楽しい夜を過ごしました。

出典:https://www.youtube.com/watch?v=IC2VPEqPk0A

真夏の方程式のネタバレあらすじ-2:不可解な事故と16年前の事件

翌朝、「緑岩荘」に宿泊していた客が、堤防の下の岩場で死体となって発見されます。それは警視庁捜査一課の元刑事・塚原正次で、連絡を受けた警視庁は捜査一課の刑事である岸谷美沙を派遣し、湯川に捜査協力を依頼します。

岸谷から塚原が一酸化中毒で死亡した後遺棄された可能性が高いと聞かされた湯川は、旅館の煙突が一酸化炭素の発生源ではないかと推理し、実験を行います。そして恭平に「花火をした時、窓は閉まっていたか」と尋ねると、ロケット花火をする時に飛び込んだらいけないと、重治とともにいろんなところを塞いだことが分かります。

一方岸谷は、塚原が16年前に起きた殺人事件の犯人である仙波の行方を追っていたことを知り、やがてそれは川畑家へと繋がっていくのです。

真夏の方程式のネタバレあらすじ-3:事件の真相と家族の秘密

刑事がやってきたことを知った成美が激しく動揺しているのを見た重治は、ボイラーの故障による事故で塚原を死なせてしまい、隠蔽するために死体を遺棄したと自首します。

しかし湯川は事故は故意的に引き起こされたもので、家族が重大な秘密を抱えていると言います。実は節子と仙波は不倫関係にあり、成美は仙波との間にできた子どもだったのです。16年前殺害されたのは、その事実を知って節子を強請ろうとしていたホステスの三宅伸子でした。

そして三宅を殺害したのは成美で、仙波は娘を守るためにその罪を被ったのです。全てを知っていた重治もまた成美を守るため、事件を追って現れた塚原を殺害することを決めます。そして排煙を逆流させるために、花火が入らないようにと言って足の悪い自分の代わりに恭平を屋根に登らせ、ダンボールで煙突に蓋をさせたのです。

真夏の方程式のネタバレあらすじ-4:父の愛とそれぞれの旅立ち

湯川は重治に面会に行き、自分の仮説を話します。しかし重治は最後までその仮説を否定し、自分が起こした事故だと言い張りました。そんな重治の姿をマジックミラー越しに見ていた成美は、血の繋がらない父の深い愛情を知り、声を押し殺して泣き崩れました。

「罰を受ける」という成美に、自首するよりも大事な使命があると告げる湯川。その使命とは、恭平が自分のしたことに気づいた時、全てを包み隠さずに話し、彼を守ってほしいということでした。

別れの日、湯川は恭平に「答えはすぐに導き出せるとは限らない。しかし成長していけば必ず見つかる。君が答えを出せるまで僕も一緒に悩み続ける。忘れるな、君はひとりじゃない。」と話します。そして恭平を乗せた船は、港を離れて行きました。

真夏の方程式の作品情報

真夏の方程式のジャケット写真
レンタル開始日
2013/12/25
監督
西谷弘
キャスト
福山雅治 吉高由里子 北村一輝
上映時間
129分
GEOで購入!
真夏の方程式のユーザ評価

評価数:11657件
評価 :★★★☆☆(3.7/5)

クチコユーザの評価・ネタバレ
  • 少し推理というより悲しい物語構成になってます。自分としては推理のシーンを増やして欲しかったところもありますが、それでも面白い作品です。海を舞台にしたところも魅力的であり、登場人物の切なさが伝わってくる作品でもあります。
  • ガリレオ大好きです。 湯川先生が子ども嫌いなのに子どもとのからみのシーンは面白かったですし最後は感動しました。やはり福山雅治さんははまり役ですね。
  • 福山、吉高を除いた全員が可哀想だと思った!特に殺された元刑事さんなんて一番可哀想!完全に巻き込まれ事故。前田吟と白竜に感情移入しました!

東野圭吾原作のオススメ作品!

ここで「真夏の方程式」と同じく東野圭吾原作のオススメ作品をご紹介します。同じガリレオシリーズで2008年に公開された「容疑者Xの献身」は、直木賞受賞をはじめ国内の主要ミステリランキングで5冠に輝いた話題作で、その悲しすぎる結末と堤真一の熱演に多くの人が涙を流した感動作です。2010年に公開された堀北真希、高良健吾主演の「白夜行」も、重厚なストーリーを見事にまとめ、見ごたえのある作品となっています。2015年に公開された「天空の蜂」は1995年に出版された作品ですが、テロリストが遠隔操作するヘリコプターが原子力発電所に墜落しようとするという、現代に通ずるストーリーが話題となりました。どれも原作に劣らない素晴らしい作品となっていますので、ぜひご覧になみて見てください。

容疑者Xの献身の作品情報

容疑者Xの献身のジャケット写真
レンタル開始日
2009/03/18
監督
西谷弘
キャスト
福山雅治 柴咲コウ 北村一輝
上映時間
128分
GEOで購入!
容疑者Xの献身のユーザ評価

評価数:1369件
評価 :★★★★☆(4.0/5)

クチコユーザの評価・ネタバレ
  • 最後の最後まで、犯人の巧妙なトリックを見破れませんでした。誰かを守りたいという気持ちで、ここまでできるのはある意味スゴイです…。純粋な愛情が、別な形で伝わったら良かったのに…と、悔やまれるストーリーでした。
  • 最初から犯人がわかっている、それなのに、警察の捜査で、観客が知っている犯人のアリバイが証明される。観客のみならず、犯人ですら理解していないことが、謎を深める。数学者としてそんなこと気にするような性格ではなさそうな役なのに、堤真一さんのお前はいいなぁ。いつまでも若くてとい何気ない一言が、人生をかけて、全てをかけて、愛してる愛情の深さを感じて、感動しました。
  • 鬱々とした性格の石神と美しき隣人一家を中心に話が進みます。石神と湯川との性格の違いが対象的に描写されている分、中盤からの石神の心情を思うと涙が止まりません。堤真一の怪演が光る作品でした。

参考URL
・youtube.com