神様のカルテのジャケット写真

夏川草介の同名小説を「白夜行」の深川栄洋監督が映画化した「神様のカルテ」。信州の病院で働く若い内科医が友人、同僚、上司、患者、そして愛する妻の支えで医師として、人間として成長していく姿を描きます。

ここからネタバレ!閲覧にはご注意ください!

スタッフ・キャスト

監督:深川栄洋
原作:夏川草介
脚本:後藤法子
出演:櫻井翔 宮崎あおい 要潤 吉瀬美智子 岡田義徳 朝倉あき 原田泰造 西岡徳馬 池脇千鶴 加賀まりこ 柄本明 中山卓也

本庄病院で奮闘する医師、栗原一止

信州・松本市にある本庄病院。ここで内科医として勤務する栗原一止(くりはら いちと)は、一年前に結婚した妻・榛名(はるな)と元旅館のアパートで暮らしています。栗原が勤務する本庄病院の規模は、それなりの大きさ。地域医療の一端を担う存在の本庄病院は、三日間寝ないということもざらにあるほど激務です。

緊急の患者が運ばれてくれば、名札を「内科医」から「救急医」と付け変え24時間絶え間なく診療に対応し、時には自分の専門外の診察まで行うこともあります。そんな中でも、信頼できる病院の仲間や穏やかな妻に支えられ、栗原は多忙な毎日を送っていたのです。


出典:https://www.youtube.com/watch?v=Vun7J33tWmw

胆嚢ガン患者・安曇が訪ねてくる

栗原は研修のために大学病院に出向きます。そこでの彼の的確な診察が信頼を集め、その評判から医局に誘われることになるのです。「地域医療に密着したい」という思いがありながらも、理想と現実に悩む栗原。

本庄病院に戻った栗原の元を、たまたま医大で診察した患者・安曇雪乃(あずみ ゆきの)が訪ねてきます。安曇は末期の胆嚢ガンを患っており、大学病院ではもう手の施しようがなく、冷たくあしらわれていたのです。安曇は、自身がガンであることを診断した栗原に診てもらうことを、強く希望します。そして栗原は、本庄病院で安曇を診ることに決めるのです。

安曇の病状急変

ある日、松本市から2時間ほど離れた所にある病院で診療中の栗原の元に、「安曇が下血した」という連絡が入ります。安曇の腹部CT検査を施行したところ、栗原は絶句。なんと腫瘍が2ヶ月前と比べて倍の大きさになっており、大腸まで浸潤していたのです。

彼女はおそらく、1ヶ月と持たない状態になっていました。状態が落ち着いた後、ベッドに戻った安曇は自分の余命について尋ねます。栗原は病状を説明するものの、「あと1ヶ月持たない」とは言えません。安曇の誕生日に栗原は、「もう一度、山を見たい」という安曇の希望を叶えるため、彼女を屋上に連れ出します。

その際、夫からの贈り物である毛糸の帽子をかぶっていた安曇は、「なくなったら、この帽子をかぶせて欲しい」と栗原にお願いするのです。そんな折、大学病院を見学にいく栗原。最先端といわれる医療に触れ、さらには上級医・貫田誠太郎から話を聞くことができます。貫田も、かつて大学病院で勤めていた経験の持ち主です。栗原は思案しますが、松本での診療を続けていくことに決めます。

安曇との別れと、誕生

安曇の状態が思わしくないことから、当直を変わって病院に泊まりこむことにした栗原。この日も多くの患者が病院を訪れ、救急搬送されてくる患者も次々に受け入れていきます。そんな多忙な栗原のもとに、安曇が急変したという知らせが届きます。

急いで彼女の元に向かう栗原は、反射的に延命処置を行おうとします。しかし、しばらくして栗原はその手を止め、死亡診定を行うのです。栗原は彼女の毛糸の帽子の中から1通の手紙を見つけます。そこには、「先生は素晴らしい治療をしてくれた」という安曇からの感謝の言葉と、彼女がなぜ栗原を訪ねてきたのか書かれていました。

大学病院から追い出された後、自分のカルテを見る機会があったこと。そのカルテは、余命いくばくない自分の容態が事細かに記載されており、感動したこと。そのカルテを書いたのは、研修で訪れていた栗原だったこと。そして、そのカルテを見て「神様のカルテ」だと思ったことが、記されていたのです。

帰宅した栗原を、出迎える妻の榛名。泣き出す栗原を優しく慰める彼女は、栗原を外に出ようと誘います。見晴らしの良い場所で、榛名は妊娠したことを告げるのでした。

神様のカルテの作品情報

神様のカルテのジャケット写真

レンタル開始日
2012/02/17
監督
深川栄洋
キャスト
櫻井翔 宮﨑あおい 要潤
上映時間
128分
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神様のカルテのユーザ評価

評価数:3371件
評価 :★★★☆☆(3.6/5)

クチコユーザの評価・ネタバレ
  • 人は支え支えられて生きていくんだということを再認識させてくれる映画若き医師一止の葛藤や現在の医療での問題などざ描かれていて 医療ドラマのような手術シーンや専門の言葉があまり出ないので見やすいです。加賀まりこさんの演技が素晴らしいと思いました
  • 心が洗われる作品です。考えさせられるのは、お医者さんの使命についてです。お医者さんの使命は「患者の命を救うこと」だと思います。「患者の心まで救ってくれる」お医者さんがいたら、これほど有難いことはないです。でも、大きな病院に勤務する特に救急外来に対応できるお医者さんの数が減っていること、また救急外来に対応していると一人の患者に思い入れをし過ぎることはできないこと、また症例をこなし先端医療の発展のためにも貢献をしないといけないということ、も忘れてはならないのではないでしょうか。
  • 櫻井翔の演技がうまいとは思えない。宮崎あおいの隣だとなおさら感じさせる。それでもこの映画には彼の演技はマッチしていた。原作とは違う魅力がありました。

「神様のカルテ2」もオススメ!

本庄病院で忙しい日々を送る栗原一止。ある日、大学の同窓で周囲から有能だといわれていた進藤辰也が、東京の大学病院から本庄病院に赴任してきます。初めは喜ぶ栗原でしたが、進藤のやる気のない勤務態度から2人は仲たがいしてしまうのです。進藤の勤務態度には、彼の家族が抱えた問題が根底にありますが、それは一体何なのでしょうか。「神様のカルテ」の続編となる作品です。

神様のカルテ2の作品情報

神様のカルテ2のジャケット写真

レンタル開始日
2014/10/08
監督
深川栄洋
キャスト
櫻井翔 宮﨑あおい 藤原竜也
上映時間
116分
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神様のカルテ2のユーザ評価

評価数:3003件
評価 :★★★☆☆(3.7/5)

クチコユーザの評価・ネタバレ
  • 前作『神様のカルテ』に続き、医者とはどうあるべきか、人間とは何なのか。その葛藤が随所に盛り込まれている。実力派俳優の個性も豊かで安心して観られる作品だと思います。
  • 抜群の安定感で2作目も泣かせてくれます、神カル。キャストが皆ハマリ役なんだよなぁ。次郎以外ね(笑) 原作もイイし映画もイイだなんてホントによくできてます。
  • 家内と一緒に観ました。前作に続いての観賞でしたが、前作同様に良い作品でした。何と言うか…、目の前の人と真っ直ぐに向き合う。目の前の物事や場面に真摯に取り組む。そういったことの大切さや大事さを強く感じさせられました…。

参考URL
・youtube.com