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弁護士のサラ・フィッツジェラルド(キャメロン・ディアス)は、夫・ブライアン(ジェイソン・パトリック)と長男ジェシー、長女ケイトとの4人暮らし。だが、2歳のケイトが白血病に侵されていることが分かり、家族の生活は一変してしまう。両親に残された希望はただひとつ。ケイトの生命を救う、ドナーにぴったりの新たな子供を遺伝子操作で作ることだった。そうして次女のアナは生まれてきた……。

監督:ニック・カサヴェテス、原作:ジョディ・ピコー、脚本:ジェレミー・ベレン ニック・カサヴェテス、出演:キャメロン・ディアス(サラ) アビゲイル・ブレスリン(アナ)

ここからネタバレ!閲覧にはご注意ください!

自分の命を守るための訴え

11歳のアナには、白血病を患っている姉のケイトがいました。アナはケイトのドナーになるため、母親のサラが体外受精をしてこの世に生を受けた少女でした。

しかし、アナは決してケイトが嫌いなわけではありません。自分を犠牲にしてでも助けたいと思っているのは本心からでしたが、両親からドナーを強いられていることに不満を感じていました。

そんなアナは、ありったけのお金を握り締め、90%以上の勝訴率を誇るアレクザンダー弁護士の元を訪れます。

彼女は、自分の命を守るために、両親を訴えることにしたのです。そんなアナの思いが伝わり、弁護士は依頼を引き受けたのでした。

出典:https://www.youtube.com/watch?v=17wfTaixJhI

家族それぞれの想い

アナが弁護士を雇い、自分たちを訴えたことを知った母サラは、ケイトのドナーを放棄したといってアナを責めますが、なんと言われてもアナの気持ちは変わることは無く、ドナーになることを拒否し続けました。

ケイトを救うことばかりを考えていたサラは、何度もアナを説得します。しかし父ブライアンは、アナの気持ちも考えてあげようとサラを宥めました。ですが、けいとのことしか考えられなくなっていたサラは、それでも納得できずにアレクザンダー弁護士の元を押しかけたのです。

一方で、ケイトは自分のことが原因で、幸せだった家族の間に亀裂が入ることに心を痛めていました。ケイトも、大好きなアナが自分のためにドナーになっていることが辛かったのです。そんな中、ケイトの容態が急変してしまいます。

家族に残された時間

ケイトの容態は芳しくなく、誰の目から見ても死期が近づいているのがわかりました。自分の寿命を感じたケイトもまた、海に行きたいと父にねだります。ブライアンはケイトの願いを聞いてあげたいと、医者から外出許可をもらい、海に連れていこうと決めました。

しかしサラは、ケイトの命を危険にさらしているのと同じだと逆上。ブライアンは仕方なくサラを残し、子供たちだけを連れて海に行きました。そして、後から海にやってきたサラは、ケイトの幸せそうな顔を見て、これで良かったと思いなおしたのです。

その一方、アナは法廷でサラと戦わなければなりません。ただ、ケイトとアナはとても仲良しなのに、なぜドナーになることを拒否しているのか、その理由もわかりません。

家族の絆を繋いだケイトの死

サラは裁判の最中、アナが何かを隠していると思うようになりました。それは、アレクザンダー弁護士も同じように感じていましたが、実はサラへの告発はケイトから指示されたものだったのです。かつてケイトには、彼女と同じ白血病の恋人がいましたが、症状が悪化して亡くなっていました。

「彼がいなければ生きる意味が無い」「死ぬことがわかっているのに、これ以上アナに負担をかけたくない」「自分のせいで家族がバラバラになって欲しくない」という理由で、アナにドナーを辞めさせるためだったのです。

アナもまた、ケイトを自由にしてあげたくてドナーを拒否していたのでした。その理由を知ったサラは、ケイトとふたりで話をし、ケイトもまた家族を綴ったアルバムをサラに渡します。

そして、アナの元には裁判の勝訴の連絡が入り、思いを遂げたケイトは、幸せそうな顔をして息を引き取ったのです。ケイトは亡くなってしまいましたが、彼女は家族の心の中にずっと生き続けるのです。

私の中のあなたの作品情報

私の中のあなたのジャケット写真
レンタル開始日
2010/02/19
監督
ニック・カサヴェテス
キャスト
キャメロン・ディアス(サラ) アビゲイル・ブレスリン(アナ)
上映時間
110分
GEOで購入!
私の中のあなたのユーザ評価

評価数:902件
評価 :★★★☆☆(3.9/5)

クチコユーザの評価・ネタバレ
  • 言葉では言い表せない気持ちでいっぱいです。主人公の持っている家族への愛、兄妹への愛、恋人への愛、それぞれ形や伝える思いが異なりどんな気持ちだったのかと考えると涙が出ます。家族側からの主人公への思いも立場によって違い、またそれぞれがどんな形であれ主人公のことを思っているため深く考えさせられます。とにかく感動。一生の間に観るべき作品です。
  • 感動作でとても観やすい作りですが、実は現代医療の抱える重大な問題をテーマに据えています。 子どもを生かしておきたい、そのためにどこまでも戦い抜こうとする母。倫理も子ども本人の心身の限界も、他の子どものことも、目に入らないほどにひとつの命に執着する。そうせざるを得ない、それが親だけど、そうしたら家族はどうなるか、究極の姿を見せられます。美しく胸に迫る清らかさでもって。 この映画はとても素晴らしいです。でも原作本は更に素晴らしいです。そして結末がまったく違います、読めば衝撃を受けるでしょう。
  • の作品を見て、先の長くない病気に対しての考え方が一変しました。 私の頭の中では患者がもっともこの世に出来る限り長く存在していたい。生きていたい。と思っている物だと思っていました。だけどもしかしかたら、遺される人が生きていて欲しい。少しでも長く一緒にいて欲しいと一番に思ってしまっているのではないか。そしてそれが患者本人にとっては負担な時もあるんではないか…。そう思ったら、自分の家族が不治の病に伏せた時、どうするだろうと考える。けどやっぱりどうしても生きていて欲しいと思い、色々な治療法を試してしまうのかもしれない…。 病気に対して、凄く凄く考えさせられる作品です。そして家族愛に涙します。オススメです。

『17歳のエンディングノート』もオススメ!

『私の中のあなた』と同じように、病気をテーマにした作品では、余命宣告を受け残りの人生を精一杯生きる少女を描いた『17歳のエンディングノート』があります。白血病と闘う主人公や、その家族の姿を描いた感動作なので、一度は観て頂きたいおすすめの作品です。

17歳のエンディングノートの作品情報

17歳のエンディングノートのジャケット写真
レンタル開始日
2013/11/06
監督
オル・パーカー
キャスト
ダコタ・ファニング(テッサ) ジェレミー・アーヴァイン(アダム) パディ・コンシダイン(パパ)
上映時間
103分
GEOで購入!
クチコユーザの評価・ネタバレ
  • なかなか良かったです。見たことある感じではあるんですが、その中でも一際感動しました。ダコタファニングやっぱり凄えなと思わせる作品です。
  • ダコタ・ファニング演じるテッサが、ジェレミー・アーバイン演じるアダムと出会い打ち解けていく様子は恋愛映画特有のウキウキ感が味わえた。しかし、終盤にいくにつれ、ただ愛しているだけでは片付けられない問題が多く出てくる。テッサは、ガン治療止め、残された時間を自由に生きることを選択していた。最後には、それを理解したアダムが、残された時間テッサの側を片時も離れずに過ごす姿はとても感動的だった。

参考URL
・youtube.com