銀色のシーズンのジャケット写真

雪山を舞台に、挫折した元スキー選手と婚約者を失った花嫁が出会うことでお互いに再起するまでの姿を描くエンターテインメント青春ドラマ。主演は、「アヒルと鴨のコインロッカー」の瑛太と、「夕凪の町 桜の国」の田中麗奈。

監督:羽住英一郎、脚本:坂東賢治、音楽:佐藤直紀、出演:瑛太 田中麗奈 玉山鉄二 青木崇高 佐藤江梨子

ここからネタバレ!閲覧にはご注意ください!

スキー大好きな3人は「カモ」で生活

スキーヤーが集う町営のスキー場で、城山銀(瑛太)、小鳩祐次(玉山鉄二)、神沼次郎(青木崇高)はそれぞれ山を颯爽と滑っては、倉庫のような大きな家で3人で生活していました。

まじめに働きに出ていない3人の楽しみは、やっぱりスキー。しかし生活費を稼ぐために、スキー場で「カモ」を見つけては事故に見せかけ不当に金を得る、という悪さばかりしていたのです。

そんなある日、町営スキー場を綾瀬七海(田中麗奈)が訪れます。目的は、数日後に控えた結婚式を「雪の教会」で行うため。しかし七海は雪を見るのも初めてで、スキーなんて到底できそうもありません。

結婚式当日までに滑れるようになろうと練習をはじめた矢先、足元を取られで危険区域に落下してしまいます。それをたまたま見つけた銀は「5千円で引き上げてやる」と、またしても金を要求するのでした。

出典:https://www.youtube.com/watch?v=uGR_8CHpEhc

七海が知った銀の過去

嬉しいとは言えない出会いから、2人の距離は急速に縮まります。まったくスキーができない七海を、「1日2万で、3日で滑れるようにしてやる」と約束を交わすのです。銀の鬼のような指導を受けながらも、なかなか上達しない七海。

しびれを切らした銀は、「当日は彼氏に身を任せて滑ればいい」と手を繋いで滑りきることを提案します。そして銀と手を取り合った七海は、その手にしっかりとつかまって2人で滑る練習をするのでした。

旅館に帰った七海は、スキー資料室に銀の功績を称える新聞やメダルが並んでいるのを見つけます。そこで、旅館で働くエリカ(佐藤江梨子)に、銀はモーグル選手で18歳にしてエースだったことを知らされるのです。

エリカに見せてもらった映像には、銀が自信たっぷりの表情でスタート位置につき、大技を披露した直後に転倒する姿が映っていました。

銀たちの悪意ない過ちと七海の真実

結婚式での本番を間近に控えた夜、銀は新しい雪山を滑るためにわざと雪崩を起こさせる爆弾のようなものを発射。1回目は失敗しましたが、2回目は命中。次の朝、銀・祐次・次郎の3人は気分を高揚させながら新鮮な場所でのスキーを満喫するのでした。

ところが、結婚式に使うはずだった「雪の教会」が見事に壊されるという事態が発生。雪崩を起こすために発射したものが、的を外れて直撃してしまったのでしょう。

こうなっては、七海以外の予約客も全員キャンセルにしなければなりません。事情説明のために少ない従業員で電話をかけ続けていると、今度は「七海の彼氏は半年前に事故死した」と知らされるのです。わけが分からないとパニックになる従業員が、七海の泊まる部屋へ。しかし七海は札束にひと言を添えて消えていました。

七海が心配になった銀は、パトロール隊の反対を押し切って雪山に駆けていきます。次第に悪くなる天気のなかで七海を発見。吹雪のなかは帰れないと悟った銀は、積もった雪を掘って避難場所を作るのでした。

何かを得た銀、そしてふたたび・・・

寒くて長い時間を2人で過ごしながら、銀は新郎のことを知ったと告げます。そして七海に「明日が楽しくなることを見つけろ」と話すのです。ところが七海は、銀の大会映像を見たことを告白し「自分だって途中でやめたくせに」「滑れるのになぜ試合に出ないの?」と問いかけ、「私は彼が好きだった」と泣いて語り続けるのでした。

次の日、壊れた雪の教会でスキーを練習する七海を、銀は何かに気付かされたような表情で見つめます。そして七海は失敗を何度も繰り返し、ようやく1人で滑れるようになったのです。

小さなスキー場での大事件もひと段落し、電車で故郷に帰ろうとする七海。そこに突然次郎が現れ、有無を言わさず連れていかれたのはモーグルの試合会場でした。「なぜか急に試合に出る気になったらしい」と次郎。スタート台には、数年前の映像と同じ銀の姿がありました。

順調に滑り出し、技を披露する銀。彼を知る者全員が声援を投げかけますが、なんと着地に失敗してしまうのです。横たわる銀を見て、七海は「立って、最後まで滑って」と呟きます。その声を受け取ったかのように銀はゆっくりと立ち上がり、七海の目の前で最後までやり遂げる姿を見せるのでした。

豪華なのはキャストだけじゃない!注目すべきは「音楽」

2008年に日本で公開された映画「銀色のシーズン」は、主演の瑛太を筆頭に田中麗奈、玉山鉄二など多数の豪華俳優陣が集まる豪華な作品です。物語のテーマはスキー。最後には「諦めないことの素晴らしさ」に気付かされるでしょう。

この映画の見どころは、ストーリーを際立たせる音楽。とくに、冒頭で主要メンバー3人が雪山を颯爽と滑るシーンは音楽なしには魅力を語れません。スキーのシーンでは数回使用されている音楽なので、ぜひ注目してみてください。

銀色のシーズンの作品情報

銀色のシーズンのジャケット写真
レンタル開始日
2008/07/02
監督
羽住英一郎
キャスト
瑛太 田中麗奈 玉山鉄二 青木崇高
上映時間
108分
GEOで購入!
銀色のシーズンのユーザ評価

評価数:309件
評価 :★★★☆☆(3.5/5)

クチコユーザの評価・ネタバレ
  • 白馬の大自然を舞台に迫力の映像と無理のないストーリー 展開でとても楽しめました。 スキーは遠くを見て滑らないとうまく滑れない、足元ばか りを見ていたら転んでしまう。これは人生も同じで足元( 過去)ばかり見ていたら遠く(未来)がやってこない事を掛 けています。 それぞれの挫折を味わった男女が出会いお互いくすぶって います。周りの人もくすぶっている人には冷たく当たりま す。スキーを通してそんな後ろ向きな考えが間違っている ことに気づき、前向きに生きる勇気を持ち始めます。 クライマックスでは再度、桧舞台に立った主人公に対して 周りの人は心からの応援をします。どんなに才能があって も現実逃避している人には人々は手を差し伸べません。う まくいかなくても前に進もうとする人には手を差し伸べる 物なのです。そんな事を教えてくれている物語です。 この手のスポコン物は展開がわかっていてもついつい感動 してしまいます。
  • 私はサトエリの台詞がかなり重要だと感じました。 ビデオ見ながら、こんな子供に街の大人の全期待押し付けて、プレッシャーでつぶしちゃったんだよね。みたいな台詞。 大人はみんな、才能ある銀の未来をつぶした後ろめたさから どんな悪さも許しちゃう。 そして自分のミスを自分たちのせいにしている大人たちが 腫れ物に触るような、扱いにうんざりしちゃってる あの頃のミスをいつまでも忘れることすら許されないような空気にさせられてる銀。 七海がこの街にきたことによって、 銀の気持ちが前向きになり、 銀の気持ちを今度はつぶしたくない大人たちが一丸となって銀を守ろうと・・・そして立ち直らせたい!という気持ちが ラストに私の涙を誘いました。 とっても良い映画だと思います。
  • この映画ハマリました。羽住英一郎監督のヒット映画「海猿」につづく’雪猿’と言うフレコミで大した映画じゃないとタカヲククッていましたが、見てみると大違いです。第一、海猿の時のような軍隊ものではない、一般の若者としての爽やかさがよかったし、キャストが違うとこうも違うものかと感じる位、ベストキャストです。瑛太、玉山鉄二、青木宗高の3雪猿は瑛太を中心にイイカンジだし、田中麗奈ちゃん、もう最高です。悲しみを背負った女性を健気にノーメイクっぽいピュアな感じで好演です。挫折とはなにか、きれいごとの青春ドラマの作りではありますが、瑛太等の演技で魅了され、勉強になりました。スキーはカッコイイ。

羽住英一郎の初監督作品「海猿」をご紹介!

スキーを中心に、男同士の友情や情熱、そしてやり遂げることのすばらしさを教えてくれる「銀色のシーズン」。壮大な音楽とともに私たちを魅了させた羽住英一郎監督が、初めて手がけた映画「海猿」の紹介です。 ドラマ、映画ともに大人気の作品ですが、こちらもやはり情熱や愛情、諦めないことの意味を教えてくれる物語。とくにおすすめなのは、やはり映画シリーズ1作目の「海猿 ウミザル」です。海上保安庁が全面協力しただけあって、終始ドキドキしてしまいます。 『カッコつけてちゃ、命は救えない』というキャッチコピーは、見終わったあとには深く納得できるでしょう。作中流れる音楽は言わずと知れた名曲ですが、物語とあわさるとさらに心揺さぶられます。 何度でも見られる映画「海猿 ウミザル」、一度見た方にもおすすめできる名作です。

海猿の作品情報

海猿のジャケット写真
レンタル開始日
2005/02/16
監督
羽住英一郎
キャスト
伊藤英明(仙崎大輔) 加藤あい(伊沢環菜) 海東健(三島優二)
上映時間
119分
GEOで購入!
海猿のユーザ評価

評価数:1907件
評価 :★★★★☆(4.1/5)

クチコユーザの評価・ネタバレ
  • 伊藤英明さんの代表作とも云える「海猿」。 久しぶりに観たいと思い、レンタルしました。 正義感溢れる大輔くんは女性の観点から見ても本当に惚れ惚れしちゃいます。 こんな男性に愛される環菜さんが羨ましい! やはり海猿の伊藤英明さんが1番好きです。
  • 久々に海猿シリーズ最初の作品である本作品を見ると面白いなと思います。10年以上前の作品なので出演者のみなさんみんな若いです(笑) また、有名になる前の斎藤工さんや青木崇高さんも出演しています。 やはり最後の仙崎が仲間に救出される場面は何度見ても感動です。
  • 海上保安官の仕事なんて、これまで全く無知でしたが、この映画を通して、様々な事を考えさせられました。海上保安官としての仕事、訓練。恋。何もかもに感動しました。 大好きな映画の1つです。

参考URL
・youtube.com