関ヶ原のジャケット写真

1600年、戦国史上最大の天下分け目の決戦 関ヶ原の戦いを描いた映画「関ヶ原」。有利と言われた西軍を率いる石田三成は、なぜ徳川家康に負けたのか? そして、忍び・初芽との許されない恋の行方は?見た後は、石田三成の印象が180度変わるはずですよ。

ここからネタバレ!閲覧にはご注意ください!

石田三成側から天下分け目の大戦を描いた大作「関ヶ原」

関ヶ原の天下分け目の大戦。石田勢の西軍と徳川勢の東軍が激突し東軍が勝利した有名な合戦だ。映画「関ヶ原」は、石田三成を主人公とする司馬遼太郎の小説「関ヶ原」が原作。それまで悪く言われることの多かった三成を高く評価してるのが、この作品である。

豊臣秀吉が三成と出会ったのは、近江の寺。突然やってきた秀吉に3杯の茶を供し、賢さを買われて秀吉の家来となった。その後、重臣となった三成だが、謀反の嫌疑で切腹した秀次の妻妾公達の処刑については納得できずにいた。処刑当日、連座する者の中から刀を抜いて抵抗する女——伊賀の忍、初芽——の勇気に三成は感銘を受け、保護して家来とする。

また、理不尽な処刑に怒号を上げた島左近を召し抱えることにも成功。三成は、大一大万大吉(一人が万民のために尽くし万民が一人のために尽くせば天下太平となる)を旗印とした。

出典:https://www.youtube.com/watch?v=L98V5YBHbTI

三成の家康嫌いは筋金入り!家康は天下取りを画策

三成は家康を毛嫌いしており、落とした竹杖を家康が拾ってくれたのに無視する始末。左近の心配通り、これは家康側を激怒させた。三成を奸臣に仕立て上げ豊臣を分断、天下を奪い取る——家康はまず、朝鮮出兵での振る舞いで減封となった小早川秀秋を引き入れた。

秀吉の死を前に、諸大名は秀吉の世継ぎである秀頼を守り立てることを誓う。三成もこれを誓ったが、何より疑わしいのは家康だ。実際、家康の下には多くの大名が集まっている。殿中での乱痴気騒ぎを収めるなど忠臣ぶってはいるが、油断はならない。やがて秀吉が死ぬと三成を斬ると騒ぐ加藤清正に、三成側を訴える訴状を出せとそそのかした。

これを知った三成はさっさと手を打ち、実質的な勝利を収める一方、先手先手を打たれる家康。先手を打てていたのは、初芽が家康側の忍・赤耳を買収し情報を得ていたからだ。

よく働く初芽は、いつしか三成の想い人になっていく。天下太平となった暁には、初芽と旅をしたい——三成のその言葉は、しかし叶うことはなかった。裏切りがばれた赤耳が、保身のために初芽を襲ったのだ。初芽は琵琶湖の北の集落に売られてしまった。

いよいよ対立激化!家康討伐に動く三成

1599年。利家が死に、清正をはじめ七人党が憎き三成討伐に乗り出す。左近は佐和山へ逃げるよう進言。すると三成は、七人党の後ろに家康がいると分かった上で家康に助けを求め、護衛付きで佐和山まで送り届けさせて見せた。天下取りの大義名分のため、家康がここで自分を殺すはずがないと見抜いていたのだ。

佐和山城へ入った三成は戦支度を始める。大老・上杉景勝の家老である直江兼続との計画で、会津と大坂から家康を挟み打ちにするためだ。

秀秋は迷っていた。西軍に従って家康の伏見城を落としたが、家康が怖い。寝返るべきかどうか……他の武将達も次々と戦線離脱。総大将・毛利輝元さえ大坂城を動かなかった。

そんな中、家康着陣の報が届く。左近は杭瀬川で東軍と前哨戦を繰り広げた。杭瀬川では西軍の大勝だった。しかし西軍の足並みは揃わない。1600年9月15日、そのまま関ヶ原での決戦が始まった。

小早川秀秋が鍵を握る関ヶ原!その後の三成は?

はじめ西軍有利と思われたが、戦況が変わる。三成は出撃に従わない島津の説得に失敗。同じく松尾山で動かない秀秋の説得を左近の息子・信勝に託す。信勝の満身創痍の直訴に秀秋は頷き「三成に味方する」と決断したが、家臣はこれを打ち消すように「三成を討て!」と走り出してしまったのだ。小早川軍の寝返りは、西軍が勝機を失い、東軍が勝利を確信する瞬間だった。

「あとは負けっぷりを考えるのみ」と言う左近。三成には落ち延びることをすすめ、自らは敵を巻き込んで爆死する道を選ぶ。戦場にいた左近の妻と息子も、途中で集落から逃げてきた初芽と共に落ち延びた。

三成は、旧知の百姓に助けられたが、追っ手が迫ると自分を徳川に差し出させた。逃げれば百姓の方が罰せられてしまうからだ。家康は捕らえた三成を大津城の門前で生き曝しにする。憐れまれたり唾を吐かれたりする中、ただ秀秋だけは三成に味方できなかったことを泣いて詫びた。「自分が切腹もせずこうして捕らえられているのは、もう少しだけ長く生きて見届けたい人がいるから」と三成は答える。1人は初芽、また1人は秀秋……そして家康のために自分を罵倒すべきだと諭した。

その後三成は、行長や恵瓊と共に市中引き回しとなる。初芽は悲しい目でそれを見つめていたが、「これこそわが義」と、三成に迷いはなかった。

関ヶ原の作品情報

関ヶ原のジャケット写真
レンタル開始日
2018/02/07
監督
原田眞人
キャスト
岡田准一 有村架純 平岳大
上映時間
149分
GEOで購入!
関ヶ原のユーザ評価

評価数:539件
評価 :★★★☆☆(3.7/5)

クチコユーザの評価・ネタバレ
  • 大迫力でした。とにかく豪華で、作品の中に入り込めました。歴史好きや歴史に詳しい人でないとついていけない部分もありますが、誰が観てもそれぞれ何か心に残るものがある映画なのではないかと思いました。従来の石田三成像を良い意味で覆した作品でした。私的には小早川秀秋も少しイメージと違い、色々な視点から歴史を見ることができたので楽しかったです。俳優の皆さんの演技もとても素晴らしかったです。
  • 大迫力の映画でした!今まで持っていた三成のイメージがいい意味でがらりと変わりました。見事な殺陣や乗馬のシーンには惚れ惚れしました。また、三成と初芽の深い関係にも感動しました。歴史にあまり詳しくない私でも楽しむことができました。
  • 石田三成の印象が、一変した。関ヶ原の戦いの葛藤や人間性が、よく描いていますね。又、戦闘シーンは、迫力満点見に行く価値あると思います。

映画「花戦さ」!戦国時代、花を武器に戦った男がいた

戦国時代、秀吉の天下に花を愛する僧がいた。名を池坊専好という。評判となった専好の花は、信長や秀吉すら唸らせた。秀吉の茶頭であった千利休も専好の花を愛した。しかし、息子・鶴松を亡くした秀吉は次第に圧政を敷くようになり、秀吉を悪く言う者は女子供であろうと粛正の対象とする横暴ぶりを見せる。専好と親交の深い利休もまた、そうして粛正された1人だった。 大切な友を失った専好は、秀吉に立ち向かい、勝利する——花僧がどうやって秀吉に勝ったか、本作最大の見どころである。 キャストもスタッフも豪華な顔ぶれとなった本作は、いけばなをテーマとした映画としても世界初のもの。是非、もう一つの戦国を見てもらいたい。

花戦さの作品情報

花戦さのジャケット写真
レンタル開始日
2017/12/06
監督
篠原哲雄
キャスト
野村萬斎 市川猿之助 中井貴一
上映時間
127分
GEOで購入!
花戦さのユーザ評価

評価数:287件
評価 :★★★☆☆(3.5/5)

参考URL
・youtube.com