300(スリーハンドレッド) のジャケット写真

史上最も熾烈な闘いのひとつとして知られるテルモピュライの戦い。この古代ギリシア不滅の伝説を、斬新な映像で描いたアクション大作。主演はジェラルド・バトラー(「オペラ座の怪人」)、レナ・ヘディー(「ブラザーズ・グリム」)、デイビッド・ウェナム(「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズ)ら。監督は「ドーン・オブ・ザ・デッド」のザック・スナイダー。

ここからネタバレ!閲覧にはご注意ください!

スタッフ・キャスト

監督:ザック・スナイダー
脚本:ザック・スナイダー カート・ジョンスタッド マイケル・B.ゴードン フランク・ミラー
音楽:タイラー・ベイツ
出演:ジェラルド・バトラー(レオニダス) レナ・ヘディ(王妃ゴルゴ)

レオニダスと300人の戦士

古代ギリシアにおいて、その名を強烈に轟かせた国家スパルタ。その国に生まれた男子は、幼いころから兵士となるべく過酷な訓練を強いられる。王のレオニダスもまた、少年のころ1人荒野に投げ出され、狼を相手に戦った過去を持っていた。そのレオニダスの元へ、ある日、広大な支配地域を持つペルシア帝国から使者が遣わされて来る。「スパルタの土地と水を提供せよ」と迫る使者に対し、スパルタ王は、彼を文字通り奈落に突き落とすことで回答するのだった。

しかし、巨大な帝国を相手に戦争するには、ならわしによる神の承認がいる。レオニダスはエフォロイと呼ばれる神官に伺いを立てるが、神からの託宣は「否」。実はこれには裏があり、ペルシア側と手を結んだ評議会議員のセロンが、金で託宣を動かしたのだった。ともかくもしきたりにより戦いは否決された。

しかしこのままでは国土が蹂躙されてしまうと、レオニダスはある決意をする。それは、独断でたった300人の兵士を率い、ペルシア軍を迎え撃とうというものだった。対する敵軍は100万人。あまりに無謀な行動だが、座していてはただ死を待つだけ。300人の精鋭たちはいずれも、レオニダスと故郷のために命を捨てることをいとわない者たちだ。レオニダスは愛する王妃と一人息子に別れを告げ、仲間と共に死地へと旅立って行く。


出典:https://www.youtube.com/watch?v=rwB0NkraMD8

テルモピュライの闘い

スパルタ軍は途中他地方からの軍と合流し、北部の海岸へと歩を進める。レオニダスにはある計画があった。それは、敵の軍勢を「灼熱の門」と呼ばれる狭い谷合に誘い込むこもうというものだ。そこならば、大軍相手でも比較的優位に戦いを進められる。いよいよ海岸に達したレオニダス達の目に、海に浮かぶ何千という軍船の姿が目に入る。その何割かは嵐で沈んだものの、それでもまだ膨大な数の兵士が残っていた。

翌日、ペルシア王クセルクセスの元から使者が遣わされてくるが、レオニダスはその降伏勧告を一蹴。ついに決戦間際という時に、1人の男がスパルタ軍の前に現れる。その男エフィアルテスは、肉体に厳しいハンデを負っており、この障がいのせいでスパルタから追放された過去があった。エフィアルテスは谷の背後に回る秘密の道があることを警告し、自分も軍に加えてくれるよう懇願する。

しかし、レオニダスは彼のハンデゆえに、闘いではなく背後で救援に当たるよう静かに諫める。それを拒絶と受け取ったエフィアルテスは、呪いの言葉を吐いて去っていく。この行き違いが、後の悲劇を生んでしまうのだった。その直後、大地をゆるがす地響きが。ついに敵の攻撃が開始されたのだ。スパルタ軍は冷静に陣形を整えると、それを迎え撃つ。数え切れない敵を次々に撃破していく精鋭たち。その獅子奮迅の働きにより、ついに第一波の撃退に成功するのだった。

クセルクセス王

初日の闘いを終えたレオニダスの元へ、クセルクセスが自ら乗り込んでくる。ちなみにこの映画のクセルクセスは、体中にアクセサリーをまとった、異彩を放つ風貌の超巨漢。自らを神と名乗る彼は、レオニダスに対し、妖しくも高圧的な態度で降伏の理を説いてくる。無駄な抵抗をすれば、スパルタの存在は地上から消えてしまうだろう、と。

しかしレオニダスは、「神でも血を流すことはある」とあくまで抵抗を貫くのだった。翌日は、ペルシア軍において「不死の軍団」と呼ばれる忍者風戦闘集団が襲ってくる。しかしスパルタ軍は、勇気と知略を用いてこれを撃破。さらに怪物の様な巨漢に苦戦しつつも、見事打ち倒す。たった300人あまりで強固な抵抗を続ける彼らに対し、クセルクセスは徐々に焦りと恐れを抱き始める。敵はなおも、大軍や巨象を用いて攻撃を仕掛けてくるが、スパルタ軍はいずれも頑強に撥ね返していく。

ところが、激しい戦いに少しずつ味方の死者も現れ始める。隊長の息子で部隊最年少のアスティノスも、不運な最後を遂げるのだった。そんな中、クセルクセスは事態打開のためにある人物を味方に引き入れる。その男こそ、あの追放者エフィアルテス。彼は淫らな快楽と、富と名声を約束する甘い言葉に屈してしまう。一方故郷スパルタでは、王妃のゴルゴがレオニダス支援のための議会工作に動いていた。

300人の遺志

王妃は議会で力を握るセロンを説得しようと家に招くが、狡猾なセロンは自分に何の得があるのかと尋ねる。セロンの欲望を知る王妃は、自らの身を犠牲に捧げる。その頃戦場では、左目を失った戦士ディリオスが、ここでの物語を故郷に伝えよとの命をレオニダスから受けていた。その時彼らの元に、裏切り者が敵に秘密の道を教えたとの知らせが入る。狼狽した他地方の軍が逃走したのに対し、レオニダスはあくまで落ち着きを失わず、名誉を守る道を選ぶ。こうして戦場には、スパルタ軍300名たらずだけが残った。

一方スパルタでは、王妃が評議会で熱弁を振るっていた。ところがセロンは、彼女を自分を誘惑しようとした売春婦と呼び、退場させようとする。この卑怯者っぷりは逆にすがすがしい。しかし王妃の怒りの剣に倒れると、その懐からは大量のペルシア金貨が。裏切りの発覚によって、評議会は王妃の支持に傾くのだった。

だがすでに、戦闘の大勢は決していた。背後を取られたスパルタ軍はペルシア軍に囲まれ、降伏と同盟の呼びかけを受ける。進み出たレオニダスは、恭順するように兜と楯、そして槍を置き、静かに跪く。しかしその直後、槍を掴んで跳ね上がると、遥か前方のクセルクセスに向かい渾身の一撃を投げつける。槍はクセルクセスの頬を掠めて流血させただけだが、敵を畏怖させるには十分だった。結局、スパルタ軍は背後からの攻撃に全員が倒れる。しかし、その志はやがてギリシア全土に伝わり、1年後、ペルシア軍を迎え撃つ軍勢は数万まで膨れ上がったのだった。

300(スリーハンドレッド)の作品情報

300(スリーハンドレッド) のジャケット写真

レンタル開始日
2007/09/26
監督
ザック・スナイダー
キャスト
ジェラルド・バトラー(レオニダス) レナ・ヘディ(王妃ゴルゴ) デイヴィッド・ウェナム(ディリオス)
上映時間
103分
さらに詳しく見る>
300(スリーハンドレッド) 帝国の進撃のユーザ評価

評価数:1877件
評価 :★★★☆☆(3.8/5)

クチコユーザの評価・ネタバレ
  • この映画を一言であらわすなら「ドキッ⭐男だらけの大乱闘大会」かな。
    自分的には「カッコいい!!」って感じなんだけど今ドキの女子の皆さんは、こういうマッチョ系はダメなのかなぁ…
    それでも映像も表現も独特でカッコいいだけじゃなくてキレイだったりもするんで、食わず嫌いはもったいないですよ!
  • 100万のペルシア軍と闘う300人のスパルタ軍。
    戦闘シーンの迫力と映像の美しさは圧巻だ!

    ストーリーは単純だが、次から次へと迫るペルシア軍に挑む戦略がこれまたシビれる。

    映像美といえば、激しいまでに敵を斬って斬って、ぶった斬るのだが、敵の血しぶきが上半身裸で闘うスパルタンらの体に1滴たりとも当たらない事。
    私のあくまで予想だが、監督は映像美と共に完璧に鍛えられた彼らの肉体美も強調させたかったのだろう。もしそうだとしたら細かい配慮に驚きだ。
    鑑賞された方は気づいただろうか。

    映像美、肉体美、共にご覧あれ!

  • 無駄にムキムキなゴリマッチョ軍団が、アケメネス朝ペルシャ軍という名の化け物軍団相手に、戦って殺しまくる映画です。
    歴史スペクタクルというよりは、史実を元にしたフィクションです。
    かなりグロく、ア~ンなシーンもあるのでその辺は心得ておいた方がいいと思います。

参考URL
・youtube.com