20世紀少年 最終章 ぼくらの旗のジャケット写真

ともだち暦3年 と称される西暦2017年。殺人ウイルス散布計画の成功により、 ともだち は 世界大統領 を名乗り、支配者として君臨していた。ウイルスの蔓延により聳え立つ壁で外界と分断された東京では、都民の行動は完全に制限。彼らに向かって、 ともだち は呼びかける。

監督:堤幸彦、原作:浦沢直樹、脚本:長崎尚志 浦沢直樹、音楽:白井良明、出演:唐沢寿明 豊川悦司 常盤貴子 香川照之 平愛梨

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「ともだち」は神になり、時代は塗り替えられた

「ともだち」は神になり、世界の軸は「ともだち」になりました。「ともだち」に心酔する人民が溢れ、世界の動向は全て「ともだち」の手に委ねられています。「ともだち」は、ある日「ともだちを信じないものを抹殺する」Xデーの通達をします。

“ともだち歴3年”8月20日に、「ともだち」を信じる者のみを東京の壁の中に取り込み、壁の外の人類は全員ウイルスで殺すという計画でした。この通達に世界はどよめきます。不安と絶望が入り混じり混沌とした世界で、「ともだち」はただ君臨しています。

出典:https://www.youtube.com/watch?v=GRm8ruJgtgs

絶対的権力「ともだち」の裏で、反勢力も拡大

一方、前作で救世主として崇められていたカンナは、密かに「ともだち」を暗殺する計画を再び練っていました。様々な名前をつけて活動を続ける、「ともだち」への反抗組織。カンナは直接「ともだち」を暗殺する計画を立てるため、単身過激派を作ります。カンナの動向を心配するユキジたちでしたが、カンナの母の消息が掴めたことで話は一転します。カンナの母キリコは、「ともだち」が散布しようと計画しているウイルスに対抗できる薬を、自らを実験台にして開発し続けていました。キリコの周囲にはかつてのケンヂの同級生もおり、希望を捨てない面々は徐々に集まっていきます。そんな彼らの希望に呼応するかのように、ついにケンヂは現れました。

満を持して登場したケンヂと、8月20日

ミュージシャンの姿で再来したケンヂの復活に、カンナをはじめ希望を捨てなかった面々は感動します。今まで「ともだち」を止められなかったことに強い自責の念を覚えていたカンナは、ようやくケンヂという存在を経て心を軽くすることができます。

8月20日、「ともだち」の最後の人類滅亡計画がスタートしました。予定通り撒き散らされるウイルス。ウイルス散布ロボットに乗り込んだケンヂは、とうとう「ともだち」と対峙します。「ともだち」は、その正体を明かしました。彼は、「フクベエ」というかつての同級生でした。

しかし、ケンヂは彼を「フクベエ」ではなく「カツマタ君」だと知ります。「フクベエ」はすでに小学生時代に死んでおり、「カツマタ君」は「フクベエ」になりすまして「ともだち」を演じていたのです。

「ともだち」が本当に望んだ過去を、バーチャルリアリティの中で演じるケンヂ

カツマタ君もフクベエも、小学生時代に人気者だったケンヂからすれば、名前すら忘れてしまうほどに影の薄い存在でした。いじめられ、なおかつカツマタ君はケンヂから万引きの濡れ衣を着せられていた存在です。

ケンヂに強い羨望の眼差しを向けながらも、憎しみに燃えていた無名の、存在感のないクラスメイトたち。「ともだち」の正体は、ケンヂ自らが作り上げた格差の象徴でした。ヴァーチャルリアリティの中で過去に戻ったケンヂは、カツマタ君に「友達になろう」と提案します。それは、もう戻れない過去であり、2度と手に入らない時間です。カツマタ君はケンヂの誘いに応じるのでした。

20世紀少年 最終章 ぼくらの旗の作品情報

20世紀少年 最終章 ぼくらの旗のジャケット写真
レンタル開始日
2010/02/24
監督
堤幸彦
キャスト
唐沢寿明 豊川悦司 常盤貴子
上映時間
155分
GEOで購入!
20世紀少年 最終章 ぼくらの旗のユーザ評価

評価数:1234件
評価 :★★★☆☆(3.9/5)

クチコユーザの評価・ネタバレ
  • ずっと3作目を見てなかったのでスッキリしました。コンサート映像は圧巻ですね。最初から喉仏で犯人分かってない?とか、YMOの高橋ユキヒロはベースじゃなくドラムじゃないの?とか、ツッコミどころは満載ですが、2時間半の大作にしては飽きずに観れました。
  • 三部作通して、楽しめました。邦画はあまり観ないけど、原作好きなので観ました。キャストがみんなそっくりで、ストーリーも楽しめました。不自然に思うところも節々にありましたが、原作通りなのでさほど気にせず観れました。
  • ついに…!そんな結末になるとは思ってもみなかったです!ケンジやおっちょが子供の頃から始まっていた「トモダチ」のストーリー、これは原作者の方凄すぎます。1〜3巻のすべてに見応えがあり、キャストも豪華でハマリ役。全年齢で楽しめるアクション映画でした!

「007 スペクター」もオススメ!

子供の頃のたわいもない差別や言動、作り上げた格差が想像だにしないレベルの問題に発展していく展開が恐怖を与える「20世紀少年」シリーズ。その完結作「最終章 僕らの旗」では、今まで悪として描かれてきた「ともだち」は果たして本当に悪だったのか、疑問の残るラストを迎えます。本当は、完全なる悪なんて存在しないのかもしれません。ケンヂと「ともだち」の関係性は、老若男女問わず多くの人の心に響く疑問を投げかけてくれています。「007」シリーズ最新作の「スペクター」も、シリーズ中一貫してボンドを苦しめてきた悪のボスが登場するのですが、その悪行の理由やキャラクターにやや共感してしまうところが、「20世紀少年」の「ともだち」に近い印象を受けます。魅力的な悪が、正義の定義を揺らがせる映画が好きな方は、ぜひ「007」シリーズもチェックしてみましょう。

007スペクターの作品情報

007スペクターのジャケット写真
レンタル開始日
2016/04/06
監督
サム・メンデス
キャスト
ダニエル・クレイグ(ジェームズ・ボンド) クリストフ・ヴァルツ(フランツ・オーベルハウザー)
上映時間
148分
GEOで購入!
007 スペクターのユーザ評価

評価数:16641件
評価 :★★★☆☆(3.7/5)

クチコユーザの評価・ネタバレ
  • アクション映画の金字塔だと思う。ダニエルクレイグのアクションも最高だし、今までの007の黒幕たちが全て繋がるところに興奮を覚える。映画界最大の爆破シーンにも注目
  • ボンドの過去、暗さ、そしてこれまでのクレイグボンドストーリーに隠された内容と、ボンドファンにはかなり楽しめます。初めて観るならカジノロワイヤルから始めると良いでしょう
  • 007の最新作、ダニエルクレイグのボンドの中でも好きな作品の一つになりました。またダニエルクレイグのボンドが観たいです。

参考URL
・youtube.com