22年目の告白 私が殺人犯ですのジャケット写真

「22年目の告白 私が殺人犯です」は韓国映画「殺人の告白」を日本向けにリメイクしたサスペンス映画。犯人を名乗る男が突如、記者会見を開き、告白本を出版――その狙いは一体何か?終盤まさかの展開に「そんなまさか!?」と驚愕まちがいなし。

ここからネタバレ!閲覧にはご注意ください!

スタッフ・キャスト

監督:入江悠
脚本:平田研也 入江悠
音楽:横山克
出演:藤原竜也 伊藤英明 夏帆 野村周平 石橋杏奈 竜星涼 早乙女太一 平田満 岩松了 

22年目の告白のネタバレあらすじ-1:22年前の殺人を告白する「殺人犯」曾根崎に日本中が騒然!

衝撃的な展開の連続で息つく暇もないこの映画。いきなり画面には阪神淡路大震災の(おそらく実際の)映像が流れ、同時期に発生した5件の連続絞殺事件がざっと紹介されます。

そして、その事件で22年前に上司と妹を殺害された過去を持つ「牧村」刑事は「すぐ署に戻れ」という指示で、部下と共に追っていた「戸田」というチンピラを逃がして署に戻ります。そこで目にしたのは、22年前の殺人を行ったのは自分だと言い放つ「曾根崎」という人物のテレビ出演。

曾根崎は「真実を明らかにして罪を償いたい」という理由で、22年前の事件を手記にして出版し、それを宣伝するために実名と顔をさらしていたのです。ちなみにその5件の殺人事件は、7年前に時効を迎えています。

現在の日本では殺人事件の時効は撤廃されているのですが、時効撤廃の対象になる前日に最後の殺人が行われたため、15年後に時効となったのです。そのため警察は曾根崎を捕まえることはできず、彼は本を宣伝するためにサイン会を開くなど、日本中から注目を集めます。LINEのスタンプにもなる始末です。


出典:https://www.youtube.com/watch?v=laomLUC6a0I

22年目の告白のネタバレあらすじ-2:マスコミ露出を増やす曾根崎

告白本が30万部の売り上げに達しているにも関わらず、さらに本を売ろうとしてテレビ番組への生出演を要求したり、被害者遺族の病院に行ってマスコミの移す前で土下座したりするなどやりたい放題の曾根崎。

一方で牧村は曾根崎に挑発されて殴りかかろうとするかと思いきや、遺族の子どもである最初に出てきたチンピラの戸田(この時点ではまだ正体は明かされていませんが)や同じく遺族の子どもで本屋に勤める女性から銃殺や刺殺されかける曾根崎を身を挺してかばいます。

牧村刑事自身が曾根崎を殺したいほど憎んでいるはずなのになぜ?その秘密は以降で明らかになっていきますよ。

ここで登場人物の相関関係をおさらい。ここから怒涛の展開が始まります。

22年目の告白のネタバレあらすじ-3:テレビ生出演で次々明らかになる事件の真相

さて、曾根崎の要求通り、テレビ生出演が決まります。キャスターは、22年前の事件を詳しく取材し、手記まで出した戦場カメラマンの「仙堂」。曾根崎との対談の中で仙堂は、告白本から抜けている重要な事実を指摘します。それは、「牧村刑事の妹、美香の行方について書かれていない」ということ。

さらに別の日、テレビ局に匿名で送られてきた投稿で「曾根崎は詐欺師で、自分が真犯人だ」と名乗る声明が届きます。その結果、曾根崎、牧村刑事、キャスター仙堂、マスクで顔を隠した自称真犯人の4人が一堂に会してテレビの生放送という異様な光景が広がります。

自称真犯人は、自分が真犯人であるという証拠を示す残虐な動画を示します。そこには美香の絞殺場面が映し出されていました。さすがに生放送では流せなかったのでテレビ局だけでその映像を確認します。泣き崩れる兄の牧村刑事。

そしてなんと、自称真犯人に襲いかかる曾根崎!すぐに取り押さえられますが、ここで曾根崎は「僕は犯人じゃない」という衝撃の告白をします。

実は曾根崎の正体は、美香の婚約者、小野寺拓巳という人物でした。彼は事件が時効を迎えた後に自殺を図るものの一命を取りとめ、整形や戸籍の偽造などを行い、曾根崎という全くの別人に変身していたのです。ちなみに整形したのは、22年前の被害者の遺族の医師です。

そして告白本を書いた人物は牧村刑事でした。曾根崎と牧村刑事は最初から共謀して、時効成立後も真犯人をしつこく追っていたのですね。そんな努力もむなしく、テレビに出演した自称真犯人は偽物だとわかります。では、真犯人は?

22年目の告白のネタバレあらすじ-4:意外な真犯人とその結末

番組終了後、密着取材を受けていたキャスターの仙堂は、取材陣2人を別荘に招き、自分が戦場で受けた体験を話します。目の前で仲間が殺され、なぜか自分だけ助かったという壮絶な体験。

しかし、その別荘の地下室にはなぜか曾根崎が。曾根崎は、生放送中に仙堂が口走った「美香は婚約をしていた」という言葉に違和感を抱き、仙堂が真犯人だと断定して別荘に忍び込んだのです。なぜなら、美香が婚約していることは、曾根崎の他には牧村刑事と真犯人しか知り得なかったからです。

5件の連続殺人は、仙堂自身が戦場で体験したトラウマを他人に追体験させ、それを動画に残して繰り返し見ていたのです。常軌を逸した嗜好です。。。もみ合いの末、仙堂が曾根崎に絞殺されかけている場面に表れた牧村刑事。

そして、美香が殺害された第6の殺人は、まだ時効を迎えていないことを伝え、曾根崎に復讐を諦めさせます。動画に写っていた東京タワーの照明が夜中に消灯し、その後に美香が絶命したので、2010年4月28日に日付が変わり、15年の時効は適用されなかったからです。

仙堂は逮捕・起訴されて獄中で手記を書き、曾根崎は海外行きの飛行機に乗って牧村刑事達と別れを告げます。ラストは、仙堂の背後からナイフを持って近づく清掃員に扮した戸田の姿が・・・

22年目の告白 私が殺人犯ですの作品情報

22年目の告白 私が殺人犯ですのジャケット写真

公開日
2017/06/10
監督
入江悠
キャスト
藤原竜也(曾根崎雅人)、伊藤英明(牧村航)、夏帆(岸美晴)
上映時間
117分
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22年目の告白 私が殺人犯ですのユーザ評価

評価数:4298件
評価 :★★★★☆(4.2/5)

クチコユーザの評価・ネタバレ
  • 久しぶりに、新作情報などをみていて邦画で借りたいと思ったDVDでした。
    藤原竜也の演技はさすがだと思う。
    クライマックスは想像を超えてた。
  • ハラハラドキドキ2時間あまり没頭してしまいました。再度見たのですが、結末を知っていてみても違う視点から見る事が出来て楽しかったです。
  • 結論から言うと、オリジナルよりこっちのが良かったです。
    ワタクシ基本字幕で観るのですが、当然ながら母国語のほうが理解しやすいし感情移入しやすい、細かなニュアンスも伝わりやすい、ってのはありますが、それを差し引いたとしてもこっちのが上。
    終始硬派に丁寧に作り込まれています。基本線は崩さずに細かい部分はうまーく日本人向けになってたかと。
    そして藤原竜也さん。この方、こういう役が上手いですねー。時々感じるわざとらしさが、今回はいい感じになってました。

    予告で観た、あんたがどんくさいから…と耳打ちするシーン、本編では音声ありませんでしたよね?
    最後にその時のセリフがわかってなるほどーと思いました。

「ジョーカー・ゲーム」もチェックしよう!

入江悠監督が手がけた他の作品もチェックしましょう。なかでも、「ジョーカー・ゲーム」はおすすめです。第二次世界大戦直前の日本で、「D機関」という極秘のスパイ養成機関を扱ったものです。スパイ同士の駆け引きや心理戦が良く描けていますし、アクションシーンも見事です。日本映画にはスパイ物はとても少ないので、そういう意味でも貴重な映画ですよ。

ジョーカー・ゲームの作品情報

ジョーカー・ゲームのジャケット写真

レンタル開始日
2015/08/12
監督
入江悠
キャスト
亀梨和也、深田恭子、小澤征悦
上映時間
108分
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ジョーカー・ゲームのユーザ評価

評価数:7700件
評価 :★★★☆☆(3.4/5)

クチコユーザの評価・ネタバレ
  • 何気なく借りたので、意外や意外。面白く観ました。この役どころの亀梨は格好良くて人情味があって魅力的な人物でした。続編あっても良い。
    深田恭子が不二子ちゃんに見えて、途中からスパイ版のルパン三世見てる感じになっちゃった。
    深田と亀梨のセカンド ラブも見てたので2人の絡みは上手いなぁ。と思ってしまった。
  • この作者の心理描写や状況描写は非常に緻密で、ワクワクする展開があり、ストーリーにグイグイと引き込まれます。今後の続作品が、たいへん気になるところであります。読むことに価値を感じる一品かと思われます。
  • 原作小説の「反戦」というテーマはしっかり堅持しつつ、原作とは違う種類の頭脳戦が面白い。
    深田恭子演じるヒロインの写真が果たす役割が面白い!

参考URL
・youtube.com