252 生存者ありのジャケット写真

<簡単な解説>
巨大台風に襲われた東京を舞台に、地下に閉じ込められた元ハイパーレスキュー隊員と、救出活動を行うハイパーレスキュー隊長の兄を描いた災害スペクタクル映画。出演は「海猿」の伊藤英明とNHK大河ドラマ『風林火山』の内野聖陽。監督は「舞妓 Haaaan!!!」の水田伸生。SFXでリアルに再現した災害描写も見どころ。

ここからネタバレ!閲覧にはご注意ください!

平凡な日常が突如壊される瞬間

主人公篠原祐司は、過去に仲間を見捨てたことがきっかけでハイパーレスキューをやめた経験を持つ人物です。家族のために危険な仕事から身を引きながら、仕事に時間をとられて子どもとの約束も守れない毎日を送っています。

そんなある日、子どもの誕生日を祝うために家族と待ち合わせた銀座の街で、予想もしない事態に巻き込まれていきます。

そのころ気象庁では、今までに見たこともない巨大台風が接近していることに若手職員の海野咲が気づいていました。しかし、パニックを引き起こすことを恐れた上司は、情報公開を抑えさらに観察を続けるよう指示します。

家族との待ち合わせの場所へ急ぐ祐司の身にいきなり降り注ぐ巨大なヒョウ。そのヒョウを避けるために人々は、地下へと我先に逃げむのでした。


出典:https://www.youtube.com/watch?v=SrurOjsXj20

消息不明になった娘を探し奔走する祐司

銀座の地下鉄から妻たちのいる新橋へと向かう祐司、娘のしおりとはぐれ半狂乱になる妻の由美。聾唖(ろうあ)の娘しおりは、ひとり不安げに騒然とする治下の状況で立ち尽くします。その姿を電車の中から見つけ、その場に降り追いかける祐司。

しかし、その時地下鉄の線路から現れたものは、すさまじい勢いで流れ込んできた洪水だったのです。

誰もが流され、ほとんどの人間が命を絶たれてしまった状況で娘のしおりを探す祐司。その途中で、生存者の研修医・重村誠や中小企業の社長・藤井圭介と出会います。その後、キム・スミンによって助けられていた娘のしおりと再会した祐司は、救援部隊が来るのを待つために安全な場所へと全員を誘導するのです。

そして、救助隊への連絡方法として、壁を鉄パイプで2回・5回・2回とたたきます。「252」それは、そこに生存者がいることを示すハイパーレスキューへの合図だったのです。

娘を守ってくれたスミンは、重傷を負っています。治療を施すすべのない状態で、祐司は研修医の重村にスミンを助けるよう指示したのです。患者を死なせるかしれない重圧が、重村を襲います。彼には、患者を死なせた父親が遺族から罵られ、うつ病になってしまった過去があったのです。思い悩む重村。しかし、スミンの命を救うために藤井が全財産を投じて開発した循環器を使い自らの血をスミンに輸血します。

「18分」の希望の瞬間

そのころ地上では、台風の影響のために救助活動がいったん停止されていました。若手レスキュー隊員たちは、救助つづけることを進言します。しかし二次災害を心配する上層部の許可が下りません。既婚者は、危険を冒してまで救助することは難しいと本音を吐露します。その指揮を執るのは、有事の実の兄でもある篠原静馬です。弟を救いたい気持ちと隊員の安全を考える思いが静馬の心の中で複雑に絡み合います。

そんな地上の状況を知る由もない祐司たちは、救助が来ることを信じ待ち続けています。しかし、治下の水が限界を超え祐司たちの地下にも水が湧き出してきたのです。危険を感じた祐司は、さらなる安全な場所へと皆を誘導します。その時、娘のしおりは祐司からもらった誕生日プレゼントを置き忘れたことに気づきます。そして、そのプレゼントを取りに帰った瞬間に地下が崩落し、しおりがそのがれきの下に埋まってしまうのです。絶望の底に落とされる祐司。

その頃、ひとりの救助隊員が重村が送っていた「252」の合図をキャッチし、静馬は祐司の生存を確信します。助けようとする静馬に、隊員たちの安全を守ることを優先する上司の真柴。

そんな中、海野咲が突拍子もない提案をします――それは、「台風の目に入った18分間で救出をおこなう」というものです。時間との闘い、爆破することで被害が大きくなる可能性を負いながら静馬は隊員たちとともにその計画を準備します。

がれきの奥から聞こえる「252」の合図

ハイパーレスキュー隊が地上で台風の目に入るのを待っている間、地下では祐司が絶望の中しおりを探しています。その時、がれきの下から聞こえる音を藤井が聞きつけ祐司に伝えます。その音は、「252」を奏でていたのです。祐司からもらったプレゼントの石で、がれきのパイプをたたくしおりの生きているというサインです。がれきをかき分け、しおりを助け出しほっとする祐司。

一方、ハイパーレスキュー隊員たちは祐司たちの救出に乗り出します。一人一人助け出され、静馬と隊員の宮内、そして祐司になった時に台風が予想に反し風力を強めます。そして、さらなる崩落を起こすのでした。

生き埋めになった祐司たちを救い出そうとする隊員たち。静馬を何とか助けだしたものの、残る生存者の確認が取れないまま時が流れます。落胆する妻の由美、泣き叫ぶ娘のしおり。その時、祐司が宮内を抱え現れたのでした。

252 生存者ありの作品情報

252 生存者ありのジャケット写真
レンタル開始日
2009/05/22
監督
水田伸生
キャスト
伊藤英明 内野聖陽 山田孝之
上映時間
133分
GEOで購入!
252 生存者ありのユーザ評価

評価数:747件
評価 :★★★☆☆(3.8/5)

クチコユーザの評価・ネタバレ
  • 海猿では男らしい海上保安官を好演した伊藤英明が、元レスキュー隊員で災害現場の当事者になるストーリーに期待して見ました。どちらもフィクションですが、こちらは実際の事故が元になっているわけではないので、巨大な雹の降る不気味な映像や陸地に押し寄せる高潮に、地下鉄に流れ込み押し流す激流と迫力はあります。地下鉄の構内で生き残り、閉じ込められた5人が生還するまでの物語ですが、元レスキューとしてリーダーシップを発揮し、助けようとする姿、父親として娘を助けようとする姿がストレートに描かれています。
  • この手の映画は好きですが、正直あまり期待していなかったし、また、専門家が見れば、そんなんじゃねーよとツッコミどころは沢山あるでしょう、きっと。でも、娘を持つ親としては、切なくて切なくて…。期待以上でした。
  • 子役の女の子が1番良かったです、彼女には感動させられました。最後の声が出ないのに声を出そうとして・・・叫ぼうとするシーンにはかなり参ってしまいました、本当、こういう場面に弱いです

参考URL
・youtube.com