BALLAD 名もなき恋のうたのジャケット写真

大人も楽しめるアニメ映画として数々の映画賞に輝いた「映画クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦」の実写リメイク「BALLAD 名もなき恋のうた」。戦国時代にタイムスリップした少年が出会った、武将と姫の悲恋の行方を描きます。

監督:山崎貴 原恵一、 脚本:山崎貴 原恵一、 音楽:佐藤直紀、 出演:草彅剛 新垣結衣 夏川結衣 筒井道隆 武井証 吹越満 斉藤由貴 吉武怜朗 波岡一喜 菅田俊 香川京子 小澤征悦 中村敦夫 大沢たかお

ここからネタバレ!閲覧にはご注意ください!

春日の国に舞い降りた少年

作品の舞台は、戦国時代真っ只中の1574年。春日の国で「鬼の井尻」の異名も持つ槍の名手・井尻又兵衛(草彅剛)が、戦場で大活躍していました。又兵衛は幼少の頃から一緒に育った廉姫(新垣結衣)に恋していますが、身分違いのために思いを伝えられません。ある日戦場で、又兵衛は敵の足軽に狙われていました。

足軽が鉄砲を撃った瞬間に不思議な少年が現れ、難を逃れます。見たこともない身なりをした少年は川上真一(武井証)と名のり、未来からやって来たと言うのです。信じがたい又兵衛でしたが命を助けられたこともあり、一先ず城へ真一を連れて行くのでした。

廉姫が政略結婚のピンチに

真一を城へ連れて来た又兵衛は、城主の家綱(中村敦夫)に処遇について相談します。そこへ廉姫が現れると、真一が何度も夢で見かけた女性だと話し始めます。その女性はいつも湖で、何かを一生懸命祈っていると……それを聞いた廉姫は何かを感じ、真一の面倒を又兵衛に頼むのでした。

真一と又兵衛は次第に仲良くなっていき、又兵衛が廉姫に恋していることに気付きます。また廉姫も又兵衛に好意を持っていることも分かってしまいます。何とか2人の縁を取り持とう試行錯誤する真一でしたが、廉姫に縁談の話が舞い込んできました。ある大国の大名・大倉井高虎(大沢たかお)が廉姫に一目惚れし、ぜひ嫁に欲しいと求婚してきたのです。

しかし高虎は悪名高い大名で、刃向った者は悲惨な運命を辿ると言われているのです。家綱は逆らえる訳もなく、またその思いを知った廉姫も高虎との政略結婚を承諾するのでした。

真一の両親も戦国時代へタイムスリップ

その頃現代では、両親が姿を消した真一を探し回っていました。行方不明になった当日の足取りを追って辿り着いたのは、大木で有名な「川上の大クヌギ」。そこで父・暁(筒井道隆)は手紙を見つけ、真一が1574年の春日の国にいることを知ります。暁は信じられず手紙を妻・美佐子(夏川結衣)に見せ、車で大木に近づくと、なんと車ごと戦国時代へタイムスリップしてしまったのです。

無事に1574年の春日の国に到着した両親は、そこで真一と再会することができました。そして、真一を連れて未来へ戻ろうとしますが、上手くいきません。美佐子が戦国時代へ来る前に調べた文献には「川上一家が春日の国を救う」と書かれており、春日の国を救わなければ戻れないのではと考えます。

城へ戻った川上一家は家綱から歓迎され、未来の春日の国がどうなっているか聞かれます。未来では春日の国も周囲の強国も存在しないと聞いた家綱は、「どうせ国が無くなるのなら」と廉姫の縁談を断るのでした。

やはり歴史は変えられない

縁談を断られた高虎は激高し、春日の国へと攻め込んできます。高虎の2万の兵に対し、春日の国の兵はわずか500。不毛な戦いに出陣する又兵衛に廉姫がついに気持ちを伝え、二人はお互いの思いを確認するのでした。兵力では完全に劣る春日の国ですが、川上家が車で兵を蹴散らすなど大健闘。その間に又兵衛が高虎を捕え、首をはねようとしますが、真一に説得され髷だけを持って帰ることに。

喜び勇んで城へ帰る又兵衛――ところが、敵の鉄砲に撃たれ命を落としてしまいます。一度は真一のおかげで命拾いした又兵衛でしたが、やはり歴史は変えられずに命を落としたのでした。又兵衛とやっと思いが通じた廉姫は、深く悲しみにくれるのでした。

その後、川上一家は現代へと戻ってきます。春日城跡の石碑には、「ありがとう れん」という廉姫からの感謝の言葉が刻まれていたのでした。

BALLAD 名もなき恋のうたの作品情報

BALLAD 名もなき恋のうたのジャケット写真
レンタル開始日
2010/04/07
監督
山崎貴 原恵一
キャスト
草彅剛 新垣結衣 夏川結衣 筒井道隆
上映時間
132分
GEOで購入!
BALLAD 名もなき恋のうたのユーザ評価

評価数:1059件
評価 :★★★☆☆(3.9/5)

クチコユーザの評価・ネタバレ
  • クレヨンしんちゃんの戦国を元に作られた映画でしたが、実写化というわけではなく、きちんと作品として成り立っている映画でした。配役がまた素晴らしく、草なぎ剛さんと新垣結衣さんの組み合わせで観れたのが嬉しかったです。元がクレヨンしんちゃんのストーリーですから、戦国や歴史モノが苦手な方でも楽しめると思います。
  •  戦国時代にタイムスリップし、戦国時代のいくさに対する係わりと、現代の自分の弱い所を克服する。アニメの実写ということですが、笑いよりも感動・涙するところが多いです。友達に薦められて観たのですが、何か得した気分です。
  • 1人の女をめぐって戦が始まる。合戦シーンは壮大なスケールでした。不覚にも感動の涙を流しかけた途端・・・成長した真一の言葉が心に残りました。