HACHI 約束の犬のジャケット写真

映画「HACHI 約束の犬」は日本映画『ハチ公物語』のアメリカのリメイク作品。有名な物語の舞台をアメリカに置き換えました。忠実な姿は変わらず、涙をそそられるストーリーに仕上がっています。主演は愛犬家のリチャード・ギア。それではストーリーのあらすじネタバレを最後までお楽しみください!

監督:ラッセ・ハルストレム、脚本:スティーヴン・P.リンゼイ、音楽:ヤン・A.P.カチュマレク、出演:リチャード・ギア(パーカー・ウィルソン) ジョーン・アレン(ケイト・ウィルソン) サラ・ローマー(アンディ) ケイリー=ヒロユキ・タガワ(ケン) ダヴェニア・マクファデン(メアリー・アン(本屋)) エリック・アヴァリ(ジェス・シャビール(ホットドック屋)) ジェイソン・アレクサンダー(カール(駅員)) ロビー・コリアー=サブレット(マイケル)

ここからネタバレ!閲覧にはご注意ください!

迷子の犬・ハチとの出会い

物語は、アメリカのある小学校の授業風景から始まります。授業は「僕のヒーロー」を発表するもの、そこで一人の少年が祖父の飼い犬だったハチの話を始めたのでした。

彼の祖父である大学教授のパーカー・ウィルソン(リチャード・ギア)は、旅行帰りに自宅のあるベッドリッジ駅で迷い犬を拾います。駅員に届けても知らないと言われ、仕方なく家に連れ帰りました。パーカーは大の犬好きですが、妻のケイト(ジョーン・アレン)は以前買っていた犬が死んでしまった悲しみから、もう飼いたくないと言います。そこで飼い主が見つかるまでという約束で、庭の物置で飼うことにしました。子犬は、首輪に書かれた漢数字「八」からハチと名付けられました。

※「HACHI」は、日本人なら誰でも知っている渋谷の銅像・忠犬ハチ公の物語のアメリカ版リメイクです。子犬と戯れるリチャード・ギアが実に楽しそうです。

出典:https://www.youtube.com/watch?v=JSPkf7Crwug

ウィルソン家の家族となったハチ

最初は飼い主が見つかるまでと言っていたケイトでしたが、童心にかえったようにハチと楽しそうに遊ぶパーカーを見て、自宅で飼うことを了承します。パーカーの愛情をたっぷり受けて育ったハチ、パーカーが仕事に行く時も、駅で彼がホームに入ってしまうまで、そばを離れません。そして仕事帰りにパーカーが駅に降り立つと、そこには迎えに来たハチの姿がありました。

雨の日も雪の日も毎日絶えることなく、パーカーを駅まで見送りし、帰りには迎えに来るハチ。この時間はパーカーにとっても、嬉しく楽しみな時間です。いつのまにか、毎日駅に迎えに来るハチの姿は、ベッドリッジ駅の人々に馴染みの風景となっていました。

※パーカーの帰宅時間になると自宅の柵を乗り越え、駅の改札口の前でじっと待つハチの姿が、とてもいじらしいですね。

ハチ、パーカーとのお別れ

ハチとともに育った娘のアンディも成長し結婚、別に家庭をもって子どもも生まれました。今ではパーカー夫妻にとって、ますますかけがいのない家族であるハチ。

ある日のこと、いつものように仕事に出かけようとするパーカーを、ハチは服を引っ張って引き留めようとします。不思議に思いながらもハチを振り切って出かけたパーカーは、教鞭を取っているクラスで突然倒れてしまいました。

そして、そのまま帰らぬ人となってしまったパーカー、しかしハチには理解できません。悲しみに暮れるケイトは、思い出の詰まった家を手放します。そしてハチは娘アンディ夫婦の家に引き取られていきます。

※ところどころに映し出される、ハチから見た白黒映像。これがハチの心情を映し出しているように思います。

駅に通い続けるハチ

アンディの家はかつて住んでいたパーカーの家からは、遠く離れています。しかし、ハチは迎えの時間になると家を抜け出して、ベッドリッジ駅に向かいます。アンディはハチを連れ戻そうとしますが、ハチはパーカーの帰りを待って、駅から動こうとしません。最後には、アンディもハチを連れ帰ることを諦めました。「ハチはパパを待っていたいのね」

パーカーが生きていた頃と同じように、ハチは毎日駅に迎えに来ます。駅員や近くの売店・通勤客の人たちは、ハチをいじらしく思い、餌を与えたりしながら見守ります。それから10年、季節は巡っても毎日駅でパーカーを待つハチの姿がありました。そしてハチの忠犬ぶりは、新聞にも取り上げられるほど有名になりました。

※雪まみれになりながら、駅前で伏せをしてパーカーの帰りを待ち続けるハチ、いじらしくて抱きしめたくなります。

ハチの旅立ち

久しぶりにパーカーの妻ケイトが、ベッドリッジ駅に降り立ちました。そこでケイトは、ハチと再会します。パーカーを恋しく思い出す気持ちは、ケイトも同じ。駅でじっとパーカーを待ち続けるハチの姿は、ケイトの心を強く打ちました。そしてケイトは孫であるアンディの息子に、ハチの物語を話して聞かせました。

その後もハチは長い間、駅でパーカーを待ち続けました。そして、ある雪降る夜、パーカーとの幸せな思い出の中で、ハチは静かに息を引き取ったのでした。舞台は、最初の小学校に戻ります。アンディの息子である少年の話に、クラス全員が感動し拍手しました。

※映画の最後に、渋谷の忠犬ハチ公をベースに物語が作られたというテロップが流れます。日本人としては、嬉しく誇らしく思います。

HACHI 約束の犬の作品情報

HACHI 約束の犬のジャケット写真
レンタル開始日
2010/01/27
監督
ラッセ・ハルストレム
キャスト
リチャード・ギア(パーカー・ウィルソン) ジョーン・アレン(ケイト・ウィルソン)
上映時間
93分
GEOで購入!
HACHI 約束の犬のユーザ評価

評価数:608件
評価 :★★★☆☆(3.9/5)

クチコユーザの評価・ネタバレ
  • 「忠犬ハチ公」をモチーフにした海外作品。舞台を過去の日本から現代のアメリカに変えて、秋田犬とアメリカ人との国籍を超えたピュアな友情を描いている。リチャードギアと犬の演技がうまくてコミュニケーションの不一致を感じないのがいい
  • 涙なしでは、見れない作品になります。犬を飼っている人は余計に感情がはいってしまいます。ハチの犬はいい仕事しました。
  • いぬ好きにはたまらない作品。主人公の優しさの虜になったワンちゃん、お互いが心から信頼し愛をもって関わる姿、互いに成長していきいつしかかけが絵のない存在に、毎日主人公の帰りを待つなかある日突然・・・ 思わぬ展開に涙が止まりません。命の大切さをしみじみと感じられます。涙なしでは見れない作品、ぜひ一度ご覧ください。

本家本元「ハチ公物語」も見ておこう!>

アメリカ版を見たなら。やはり本家本元・日本版を見ておきたいですね。 1987年公開の「ハチ公物語」は、ハチ公の生涯に、忠実に作られた映画です。上野教授を仲代達也さん、その妻は八千草薫さんが演じています。ハチではなくハチ公と呼ぶのが「呼び捨てにするのがおこがましいから」。愛犬家であった上野教授の人柄を表す微笑ましいエピソードです。大正という時代背景もあり、映画の中に出てくる様々なシーンに、古き良き日本文化も感じられます。この映画でも秋田犬ハチの可愛らしさ、いじらしさに感動する、愛犬家には堪らない映画です。

ハチ公物語の作品情報

ハチ公物語のジャケット写真
レンタル開始日
2005/12/22
監督
神山征二郎
キャスト
仲代達矢(上野秀次郎) 八千草薫(上野静子)
上映時間
107分
GEOで購入!

参考URL
・youtube.com