K-20 怪人二十面相・伝のジャケット写真

江戸川乱歩が創造した日本を代表するダークヒーロー怪人二十面相の活躍を独自の解釈で描く劇作家・北村想の同名小説を原作に映画化した痛快冒険ミステリー活劇。脚本・監督を「エコエコアザラク」シリーズの佐藤嗣麻子が手掛け、「リターナー」「レッドクリフ」の金城武、「HERO」「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」の松たか子らが出演。「ALWAYS 三丁目の夕日」のロボットが製作し、同作のVFXを担当した白組が もうひとつの日本 をCGで見せてくれる。

監督:佐藤嗣麻子、原作:北村想、音楽:佐藤直紀、出演:金城武 松たか子 仲村トオル 國村隼

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怪人二十面相に間違われた男

時は、1949年。第二次世界大戦が回避され、未だ身分制度が存在する貧富の差の激しい帝都・日本。その富裕層の富を疾風のごとく鮮やかに奪い去っていく怪盗、それが怪人二十面相だ。 怪人二十面相が、次に狙いをつけたのが羽柴グループが所有する絵画「バベルの塔」のレプリカ。そして、二十面相から届いた予告上には、名探偵の男爵・明智小五郎と羽柴グループの令嬢・葉子の婚約の日にその絵画を頂くと記されていた。 同じ頃、サーカスの花形スター・遠藤平吉は、顔にキズのある怪しげなカストリ雑誌の男・殿村弘三から明智と葉子の婚約式の写真を盗み撮りしてほしいと頼まれる。病弱な師匠の南部の治療代をえるため、不審に思いながらもその仕事を受ける平吉。 予告された当日、完全防備の体制で挑む羽柴グループと警察関係者。何も知らず、写真を撮るために屋上に潜む平吉。そして、婚約式が始まり明智と葉子の写真を撮ろうと平吉がシャッターを切った途端、突然爆破が起こり場内は騒然となる。何が起こったかわからない平吉は、その光景を眼下にしながら、屋上でただうろたえる。屋上の平吉に気づいた浪越警部は、平吉を二十面相だと思い逮捕してしまう。

出典:https://www.youtube.com/watch?v=VT6ihL-ReLo

二十面相がキッカケで知り合う平治と葉子

サーカス時代の知り合いである細工師の源治とその泥棒仲間たちの奇策で助け出された平吉は、自分の無実を晴らすため怪人二十面相を捕まえようと源治から授かった泥棒の秘伝書をもとに様々な訓練に励む。その姿を見守る源治は、平吉のためにいろいろな道具を作ってやる。 いつものように訓練のため帝都の街を疾風のように駆け巡る平吉。その時、怪人二十面相に追われる葉子と偶然出会う。危険にさらされた葉子を怪人二十面相から救った平吉は、ひとまず源治のもとに葉子を連れ帰るのだった。 二十面相が葉子を狙う原因、それは恐ろしい兵器にもなるエネルギー機関・テスラ装置のありかを聞き出すためだった。葉子にとって知る由もないことだったが、「バベルの塔」の絵画に何かが隠されていると直感した葉子は、源治と平吉に明智の家にある「バベルの塔」の絵画を取り戻すよう依頼する。

二十面相を追い込むためタッグを組む平吉と明智

源治と平吉は、嘘の停電を引き起こし電力会社の人間を装い明智の家へ。小林の目を欺き、命の危険にさらされながらも「バベルの塔」の絵画を見つけ出す2人。しかし、もう少しというところで帰宅した明智に気づかれてしまう。 明智、源治、平吉に葉子も加わり「バベルの塔」の絵の謎を考えていた時、平吉が漏らした一言がきっかけで軍の特殊な機械を使い絵画を撮影する計画が立てられる。それは、明智と平吉がタッグを組むことで実現するのだった。 4人は、絵の具の下に隠された画像からテスラ装置が羽柴グループのビルに隠されていることに気づく。葉子は、兵器にもなりうるテスラー装置を平和を守るために破壊するよう平吉たちに依頼する。しかし、その時窓から飛んできた怪人二十面相の弾丸が、明智の胸を貫いた。明智の命は、果たしてどうなるのか…。

あかされる二十面相の正体

葉子の頼みを受け、テスラ装置を壊しに来た平吉と源治は、またしても二十面相の邪魔にあう。何とかしてテスラ装置を二十面相の手から守ろうと戦う平吉。そんな中、争いの弾みで二十面相の仮面が外れる。そして、あらわにされた真犯人の正体は、なんと明智小五郎。 明智の生い立ちは、平吉と同じサーカス出身で貧困の生活から抜け出すために盗みを働き爵位を金で買っていたのだ。そして、今度は絶大な権力を握るためテスラ装置に狙いをつけた。 「俺とおまえで世界を変えよう」と誘う明智に、平吉は葉子との約束を守ると告げる。平吉との交渉が決裂に終わった明智は、平吉が持っていた銃で平吉を死に追いやる。 テスラー装置を操る明智――すると、テスラ装置のターゲットが明智のいる羽柴グループのビルになってしまう。 その時、源治があらわれ細工師の本領を発揮しテスラー装置に細工を施したことを告げる。同時に、平吉があらわれ明智の負けを告げるのだった。 明智は自分がいなくなったら、平吉が二十面相でないことを証明できないとうそぶく。しかし、平吉は、新しい二十面相として生きるだけだと明智に告げるのだった。 その後、平吉は、帝都を舞台に新たな二十面相として貧困から子どもたちを救う。葉子もまた表舞台に立ち、企業という立場から子どもたちの未来をサポートするのだった。

K-20 怪人二十面相・伝の作品情報

K-20 怪人二十面相・伝のジャケット写真
レンタル開始日
2009/06/24
監督
佐藤嗣麻子
キャスト
金城武 松たか子 仲村トオル 國村隼
上映時間
137分
GEOで購入!
K-20 怪人二十面相・伝のユーザ評価

評価数:317件
評価 :★★★☆☆(3.5/5)

クチコユーザの評価・ネタバレ
  • 「怪人20面相」ー江戸川乱歩が戦前に創造した希代のダーク・ヒーローでしたが、巨大な撮影セットとCG合成技術で創り上げられた第二次世界大戦を免れた仮想都市「帝都」の完成度はすばらしかったです。 やたら白い鳩を愛でるサーカス団団員・平吉( 金城武 )から始まり、二十面相(誰かはヒミツ)との息詰まるバトルはあの映画のパロディー、ワイヤーアクションやスロー映像はあの映画・・・という具合に、オマージュまみれです。今更パロディなんて10年遅いわ!という方もいらっしゃるでしょうが、これだけしつこいと、ニヤニヤの連鎖で笑っちゃうんです。二十面相が腹式歌唱法で歌いながら階段を降りてきやしないかとハラハラしましたよ。 全体的にアクション重視で作っているのでしょうが、華族の象徴的な存在のお嬢様・葉子(松たか子)のコメディアンヌっぷりが突き抜けていました。 全てをいいとこどりで持っていくのです。体張って走り回っている金城武さんが霞んでく・・・。 それにしても映画界は人材不足でしょうか?明智小五郎(仲村トオル)と葉子の高齢カップル、サーカス団の花形がアラフォー・・・。 二十面相なんてもう、還暦前ですよ。まさに怪人!
  • アクションシーンも、スタントとは言いながらかなり凄いことをやっている。 ま、だいぶCGで後処理をしているのだろうが、「GOEMON」みたいなCG人形がノミのように飛び跳ねるようなのとは全然違う。 物語の軸になっているのはサーカス芸人遠藤平吉(金城武)と羽柴家の令嬢(松たか子)、明智小五郎(仲村トオル)、遠藤を助けるからくり技師(國村隼)だが、 それぞれみんなイイ仕事してます。特に仲村トオルの演技が素晴らしかった。 テスラ装置を巡る争いに、二十面相の正体という謎をからめて、なかなか緊迫感のあるストーリーが展開する。二十面の正体については、賛否両論ありそうだが。 探せば細かいアラはたくさんあるけど、邦画としてはかなり頑張っている作品である。
  • すっごく面白かったです☆ずーっと見たくて見たくて、待ち続けてた甲斐がありました♪金城武クン、ちょーステキでした+仲村トオル様、良かったですぅ〜キャァキャァ♪♪どうして映画館で見なかったんだろう・・と悔いが残りますが(泣)、きっとまた見たくなる作品でした☆

参考URL
・youtube.com