orange-オレンジ-のジャケット写真

10年後の自分から届いた手紙に書かれていたこと、それは……大人気マンガ「オレンジ」を実写映画化。素直に泣ける映画に仕上がった本作は、男女双方から高い支持を得て、大ヒットを記録!

ここからネタバレ!閲覧にはご注意ください!

スタッフ・キャスト

監督:橋本光二郎
原作:高野苺
音楽:大友良英
出演:土屋太鳳 山﨑賢人 竜星涼 山崎紘菜 

手紙の差出人は未来からの自分

16歳、桜が舞う季節に主人公・菜穂宛てに未来から手紙が届きます。手紙にはこれから出逢う、翔を失ってしまった後悔が綴ってあり、半信半疑ながらも読み進めています。

翔が転校初日、友人と寄り道する場面では、菜穂はみんなが好きなカレーパンをもらえないのですが、翔が自然に取り替えてくれます。これが悲しい思い出に変わってしまうとは知らずに。

日記をつける菜穂、初めて手紙が自分の筆跡と同じことを知り、怖くなってしまいます。手紙通りにソフトボール大会では、翔を好きになってしまいます。菜穂の脚のケガを見抜く翔に手紙が届こうが届くまいが関係なく、菜穂は翔を好きになっていたことでしょう。

未来の自分からの励ましにより、マウンドに立つ菜穂。見事にヒットを打つことができ、自信を身につけることができました。試合後、菜穂と翔は不器用ながらも、いつも見守っていると口にします。


出典:https://www.youtube.com/watch?v=Ml_Wbf8Vsac

変われない自分との葛藤

未来の菜穂は、友人の弘人と結婚していますが、翔との想い出が手紙にはあふれていました。初めて翔に呼び捨てにされた後、お弁当を作ってほしいと言われます。翌日頑張って作ったお弁当ですが渡せず、翔も聞くに聞けない・・・という初恋のもどかしさがよく表現されています。

しかし菜穂は翔が感じていた母親の死に対しての本音を聴き、勇気を出してお弁当を渡します。菜穂は翔が好きだったのに、翔は先輩の女性と交際を始めます。未来の手紙をヒントに翔に返事をするも間に合わず、後に靴箱から出てきた「ダメ」の2文字がなんともせつないです。翔と先輩を見送る菜穂、弘人。

今翔が生きている時代に悔いを残さないように大好きな菜穂と翔を向き合わせようと弘人は頑張ります。

翔は翔で先輩という彼女がいて微妙な距離感でありながらも、気になる菜穂に話しかけます。翔はついに先輩と別れを決意したのですが、最後の一言は言いません。

過去を変えても変えられない未来

学校の授業でタイムパラドックスの授業を受けます。タイムトラベルで現在を変えたとしても、すでに作られてしまった未来は変わらず、手紙をくれた未来の自分に対して、申し訳なく思う菜穂なのでした。翔は過去に行きたいといいますが、母親を愛しているがゆえの答えなのでしょう。

菜穂は勇気を出して文化祭、2人きりで花火を見ようと翔を誘います。受け身の翔ですが、誘われた時の笑顔にキュンとします。ですが、翔の元カノの先輩集団から荷物を運ぶように言われて、泣く泣く従う羽目に。タイミングよく友人たちが助けに入ってくれ、無事翔の元へ向かいます。

いつまでも来ない待ち人を待つ翔の暗い表情から一転、菜穂と会えた時の笑顔がステキです。好きな人が来てくれたという自信、そして力強い言葉が菜穂の心を動かします。ようやく会うことができたのに、花火は一瞬で終わってしまう・・・と見せかけて、続きます。

この花火のように消えそうになっている翔の命を続けていこうと決意する菜穂でした。

翔の想いを変えるのは!翔の命を救え

七夕デートの帰り道で、菜穂は翔から母親の話をして、翔の口からは母親への後悔ばかりがあふれ出ます。翔の誕生日パーティーの計画はバレバレでしたが、欲しいものをもらって嬉しい翔でした。翔は弘人に、2人が大好きな菜穂が喜ぶ方法として、花束は弘人に用意してほしいと告げます。

時代を超えても、花束は26歳の菜穂に愛の言葉とともに渡されます。未来の自分からは、翔がリレーで失敗したからやめてほしいと言われますが、未来の菜穂の意図に反して、翔の想いを尊重することにしました。

かつてあった未来とは違う道に進むために、みんなでリレー選手に立候補することで、翔の願いも叶えようとしたのです。当日は翔に元気がなく、みんなが翔を気遣います。10年後もみんなで翔と一緒にいたい、とバトンをつなぎ見事に優勝しました。

ご褒美もあって、ようやく落ち着いてきたと思ったら、翔のおばあちゃんが肺炎に。翔は何回も「大丈夫といって、勝手に決めるなよ」と言っています。誰も寄せ付けない拒絶する翔に告白する菜穂。

未来でタイムカプセルを埋めた後、過去に変化が訪れます。翔が母親にあてたメールは未送信に。過去は翔がかえたのかもしれませんね。
亡くなった母親の動画もあって、言葉をかみしめ途方に暮れる翔。翔の母親も息子のためを思って行動するも、本当の翔の気持ちに気付いていなかったことを詫びています。翔は、母親に自分を頼ってほしかったという想いがあふれるのでした。

気が付くとトラックの目の前にいたのですが、必死に探してくれていた友人たちが見え、ハンドルを自分の手できり返し、翔の命は助かりました。タイムパラドックスによって、翔が死んでしまって逢えない未来と生きた翔とつながることはありませんが、手紙をくれた未来のみんなは満開の桜をみて、翔の命を感じたのでした。

orange-オレンジ-の作品情報

orange-オレンジ-のジャケット写真

レンタル開始日
2016/06/08
監督
橋本光二郎
キャスト
土屋太鳳、山﨑賢人、竜星涼
上映時間
139分
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orange-オレンジ-のユーザ評価

評価数:16626件
評価 :★★★☆☆(3.7/5)

クチコユーザの評価・ネタバレ
  • 未来からの手紙で後悔を無くしたいってのは誰にでもあること。でもそれが皆できたらどうなの?何故この人達は特別?他にもそんな例はあるんじゃないか?なんてあまり現実を考えず青春や恋愛は素晴らしいと考えればいい映画。
  • 話はありきたりな恋愛もの。でも太鳳ちゃんがいい。最初に見たときはそれほどと思ったが、だんだん可愛くなっていく。
  • 主人公を救うため、みんなが協力していくところが感動する。漫画の方が、それぞれの心情がよく分かって好きだけれど、映画も良かった。

参考URL
・youtube.com