SP 野望篇のジャケット写真

<簡単な解説>
特殊能力を持つSP(要人警護官)がテロリストに挑む姿を描いたTVドラマ『SP(エスピー) 警視庁警備部警護課第四係』の劇場版第1弾。監督は、TV版で演出を手掛けた波多野貴文。出演は「おと・な・り」の岡田准一、「鈍獣」の真木よう子、「春との旅」の香川照之、「のんちゃんのり弁」の松尾諭、「ハイキック・ガール!」の神尾佑、「孤高のメス」の堤真一など。正式タイトルは「SP THE MOTION PICTURE 野望篇」。

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野望を持った尾形からの誘い

主人公でSP(security police)の井上が両親を失って以来、養子として自らを育ててくれた叔父であり上司である尾形。その尾形が、実はテロリストたちの組織に通じているのではないか、と疑っているところから物語はスタートします。尾形は政治界からテロリズムを支援している伊達とともに、日本転覆と再生を賭けた大きな事件を起こすための計画を立てていました。

井上は特殊に働く五感や記憶を写真のように残すことのできるスキルを活かしてSP業務に大きく貢献してきましたが、尾形は自分の野望を叶えるために井上の力を利用しようとします。尾形に国家転覆計画を持ち掛けられた井上は、これを断ります。

井上の正義感には、どうしても尾形の思い描くヴィジョンが理解できませんでした。そして、こうしたすれ違いもあり、伊達にとって井上は「鼻につく存在」だと認識されます。そして、ついに井上を「殉職という形で処分せよ」という命令が下されました。


出典:https://www.youtube.com/watch?v=eN6v9E-F-iY

テロリストからの襲撃

北朝鮮の弾道ミサイルが発射されたというニュースから、官房長官を官邸まで送り届ける任務が井上らSPチームに下されます。しかし、このミッションは特殊能力を持ち、今後敵となるであろう井上を排除するための罠だったのです。

官房長官を乗せた車が官邸に行くまでのプロセスで、伊達が送り込んだテロリストたちが井上らSPチームを襲います。手練れたちをそろえたテロリストチームを相手に懸命に応戦する井上たちですが、決定的な致命傷をテロリストたちに与えることはできず、逆に少数精鋭であるSPチームのメンバーが怪我を負ってしまいます。

テロリストたちは七福神の仮面をかぶっており、不吉な印象を与えます。

官邸直前で倒れる仲間

官房長官を乗せた車を大破させた攻撃でSPチーム4人のうち2人が倒れ、残るは井上と笹本のみ。車も大破してしまったため、2人は徒歩で官房長官を守りつつ官邸までの道のりを行くことに。

笹本は、井上の先輩にあたる女性のSPで、何かにつけてチームで理解されにくい行動をとる井上の才能を見抜き、陰ながら色々と気遣いを見せてくれた相手です。

笹本との連係プレーは得意な井上は、何とかこの窮地を掻い潜ろうとしますが、最後の最後で笹本に敵のボーガンの一発が当たり負傷してしまいます。そのため、笹本を残して井上は一人官房長官を官邸へ届けることに。官邸目の前の永田町で繰り広げられる爆弾トラップ。これらを井上は特殊スキルをフル活用して潜り抜けました。

最終決戦は次へ

ようやく官房長官を官邸へ送り届けた井上でしたが、そんな井上を上空から狙う魔の手が……。井上は抜群の感知力でその存在にいち早く気づき、ビルの屋上を仰ぎます。そこには、井上の命を狙っていた狙撃手がいました。しかし、その狙撃手は尾形によって狙撃を中止するよう指示されています。

尾形はこの決着は自分自身がつけようとしたのでしょうか。結局、井上は殉職という形で命を抹消されることなく、この危機を乗り越えたのです。井上と尾形は、お互い戦わなければならない宿命を背負ってにらみ合います。これまで慕ってきた年月を想えばこそ、この展開はお互いにとって心苦しいものでしょう。

次作に最終決戦を残した形で、『SP野望篇』は終了します。

SP 野望篇の作品情報

SP 野望篇のジャケット写真
レンタル開始日
2011/04/23
監督
波多野貴文
キャスト
岡田准一 真木よう子 香川照之
上映時間
98分
GEOで購入!
SP 野望篇のユーザ評価

評価数:2509件
評価 :★★★★☆(4.0/5)

クチコユーザの評価・ネタバレ
  • 革命篇よりは規模がまだ小さかったですが、ドラマの感じに似ていました。相変わらずアクションは素晴らしいです。いいところで最後が終わっていて、革命篇が早く見たくなる映画です。ぜひ、革命篇と一緒に見てください。
  • 岡田くんが、格好良かったです!アクションがすばらしい。ただ、カメラワークがいまいちです。せっかくのアクションシーンが、画面がぐらぐらして目が回りそうになります。
  • 理解ある優しい上司だったはずなのにTVドラマの最後で化けの皮をはがした尾形係長に壮大な野望が・・・・いけ好かない感じのキャリア官僚の仲間と共に。 要人じゃなくSP目当ての沢山の腕利きテロリストとの格闘シーン、良かったです、岡田君ナイスバッティング。

オススメの関連映画をご紹介!

『SP野望篇』は、大人気ドラマシリーズの終幕を描くべく映画化された全編後編二部構成の前編です。大変個性が強く、スキルもチートレベルの井上という存在と、それを育ててきた尾形という2人の絆や複雑な感情に、観るものは心奪われます。本編の続編となる『SP革命篇』で、2人の間はようやく決着がつきます。はたして井上は育ての父であり上司である尾形の野望を止めることができるのでしょうか?そして、彼らの思い描いた革命の根底にある思いは…?ドラマ終了時に衝撃を与えた、最も敬服する相手が実は敵という展開がついに完結する『SP革命篇』。『SP野望篇』で描かれなかった様々な伏線が回収される『SP革命篇』を、是非続けてご覧ください。

SP 革命篇の作品情報

SP 革命篇のジャケット写真
レンタル開始日
2011/08/26
監督
波多野貴文
キャスト
岡田准一 真木よう子 香川照之
上映時間
128分
GEOで購入!
SP 革命篇のユーザ評価

評価数:2824件
評価 :★★★★☆(4.0/5)

クチコユーザの評価・ネタバレ
  • 良かった!でも、もうちょい尾形の過去を掘り下げて欲しかったし、香川照之がそのままで終わってしまったのも納得いかんな。他の仲間は捕まったり死んでるのに。もっと続きが観たいな。
  • 岡田淳さんと堤真一さんの迫真の演技に、最後まで目が離せません。ストーリーも「え、そうなっちゃうの!?」という感じで意外性もあり楽しめます。日本のアクション系はイマイチなイメージですが、この作品はリアリティがあって飽きがこないのでオススメです。
  • 見てください。とにかく、是非。貴方にお伺いいたします。自分の親が殺されて、復讐を思い立った時、その復讐の仲間、幼いときから誓い合った仲間がいたとしたら、そうV6の「WAY OF LIFE」の歌詞のように、信じていた仲間が裏切ったとしたらどうします?堤(尾形)が、裏切った彼を撃つ時の表情、怒り、逡巡、あきらめ、彼の表情は非常に豊かです。 また、あきらめて、見捨て、忘れ、縁を亡き者と思い、気を持ち直すのも見事。本当に、堤さんの目ヂカラをご堪能ください。

参考URL
・youtube.com