TIMEのジャケット写真

もし自分の寿命が25年だったら?逆に、100年以上生きられるとしたら?そんな世界を描いたのが映画「TIME/タイム」。<生命>=<時間>=<お金>で全てが決まる世界でおこる事件にハラハラドキドキしっぱなし!時間を忘れてのめりこんでしまう秀逸なストーリーを、あらすじから詳しいネタバレまでどうぞ!

ここからネタバレ!閲覧にはご注意ください!

スタッフ・キャスト

監督:アンドリュー・ニコル
脚本:アンドリュー・ニコル
出演:ジャスティン・ティンバーレイク(ウィル・サラス) アマンダ・セイフライド(シルビア・ワイス) アレックス・ペティファー(フォーティス) キリアン・マーフィ(レイモンド・レオン) オリヴィア・ワイルド(レイチェル) マット・ボマー(ヘンリー・ハミルトン)

時間が通貨となった世界

遺伝子操作によって25年の寿命で生まれてくるようになった人類。25歳で成長は止まり、それ以上生きるには他人から時間をもらうしかありません。他人から時間をもらう方法は、自分の右腕を上にして相手の右腕を掴む方法と、「カプセル」という機械に手首をあてて時間の保存や引き出しをする方法の2つ。給料は時間で支払われ、家賃も光熱水費もそこから支払い、手持ちの時間がなくなったら死が訪れるという世界なのです。

主人公ウィルは、そんな世界のスラムに暮らす青年。25回目の25歳(つまり50歳)を迎えた母親とその日暮らしの生活をしていました。ウィルは工場で薄給を稼ぎ、母親は日雇い仕事。余命は24時間を切っているのが当たり前の生活です。


出典:https://www.youtube.com/watch?v=JkSAbT0MmgY

世の中の理不尽を知ったウィルが100年長者に

ある日ウィルが行きつけのバーに行くと、普段絶対いないような100年以上の時間を持つ男が他の客に酒を大盤振る舞い。そんな彼の時間奪うべくギャングがやってきます。見かねたウィルがその男——ヘンリーを助けますが、ヘンリーはもう生きる事に疲れていました。

スラムの物価と税金が一緒に上がるのは、人々から時間を奪い、死者を出して人口を調整するため。奪われた時間は富裕者に渡ります。ヘンリーが100年長者であるのも、他人の時間を奪って生きてきたからなのです。

自棄になったヘンリーに「俺だったらそんな時間を無駄にはしない」とウィルが言うと、ヘンリーは眠っているウィルに自分の時間を与え、自ら死を迎えるのでした。
その直後、支払いでぎりぎりの余命となり、あと少しというところで母親が絶命。ウィルは、ヘンリーから与えられた時間を使って理不尽な世の中を変えようと、富裕階級の暮らすニューグリニッジへ向かいます。

富裕層の住む街へ

ニューグリニッジへ行くには、高額な時間を支払ってタイムゾーンを通過しなければなりません。タイムゾーンは貧困エリアと富裕エリアを隔てる壁のようなもの。貧しい者は通行量を支払えずエリア外に出られないのです。けれどもウィルは一晩で4つのタイムゾーンを通過。ヘンリーの遺体を見て事件だと判断した時間監視員レオンは、ウィルに狙いを定めました。

ウィルはニューグリニッジのカジノで更に1000年を稼ぎます。ポーカーで対戦したワイス氏に自宅のパーティへ招待され、ワイス氏の娘シルビアと親しくなります。が、監視員レオンがここへ駆け、ウィルを捕らえて1100年を押収。ウィルの余命はわずか2時間となってしまいました。

ウィルはシルビアを人質に逃走し、ワイス氏に身代金1000年を要求。スラムで人々に時間を分配する福祉局に送るよう指示します。ところが、一夜明けても生活に困窮して訪れる人々への分配はなく、福祉局は「時間切れ」のまま。シルビアも身代金を払わない父親に愛想をつかし、ウィルと行動を共にするようになります。

時間強奪を繰り返すウィルとシルビア

そこで2人はワイス氏が経営する高利貸し会社から時間を強奪。自分達が使う分以外の時間をローン返済にきたスラムの人々に分け与えました。正義として行ったウィルですが、レオンは「人々を救おうとして苦しめている」と批判。時間を手にしたスラムの人々がギャングに狙われるだけでなく、スラムの更なる物価の高騰をも招いていたからです。

物価の高騰を見た2人は、ワイス氏が個人的に保管する100万年を強奪します。少数の人間の不死のためなら他の犠牲も厭わないワイス氏に、「他の者が死ななければならないのなら、人間は不死であってはならない」と告げ、ウィルは奪った100万年を福祉局に渡して逃走。一時レオンに追い詰められますが、ぎりぎりの余命で働くレオンはあと一歩のところで命が尽きてしまいました。

そして、100万年という膨大な時間が市場に流出し、人々はタイムゾーンを越え始めます。それは、時間による統制が本格的崩壊に至るための序章――システムの徹底的な崩壊を目論むウィルとシルビアは、更に大きな銀行を狙うのでした。

TIME/タイムの作品情報

TIME/タイムのジャケット写真

レンタル開始日
2012/07/18
監督
アンドリュー・ニコル
キャスト
ジャスティン・ティンバーレイク(ウィル・サラス) アマンダ・セイフライド(シルビア・ワイス)
上映時間
109分
さらに詳しく見る>
TIME/タイムのユーザ評価

評価数:10722件
評価 :★★★☆☆(3.6/5)

クチコユーザの評価・ネタバレ
  • 正直、期待してなかったけど・・・ともよかった。通貨のかわりに時間を使い無くなれば死ぬ、斬新でスリルのある内容に満足です。
  • 有限である時間が、お金という形で使われる世界!例え25歳で体の衰えが止まっても、時間という名のマネーが0になったら死亡なんて、これはこれで怖い!結局富裕層以外がバカを見るのはかわらない!
  • 時間がお金で命という設定の話で、単純だけど難しい話でした。
    時間は誰かから貰ったりもできるし奪いもできる。しかし時間が0になれば死ぬ。本当にそんな世の中になったら人々はTIMEのようなことになるんだろうなぁと思います。富豪とスラム街の住民の考え方、主人公の時間の使い方、沢山の時間を持っている者の辛さ。登場人物の思いがそれぞれあります。そこを注目して見てください。

遺伝子操作を受け入れた人類の未来を描く「ガタカ」もおすすめ

遺伝子操作が当然となった世界を描くSF映画に「ガタカ」があります。「ガタカ」は本作の監督でもあるニコル監督のデビュー作。受精段階で遺伝子検査が行われ、将来発症する病気のリスクがなく希望する髪や瞳の色、性別に適合した受精卵を選べるのです。こうした社会では、優秀な遺伝子をもつのが当たり前。自然妊娠によって生まれる子は「不適正者」として差別されていました。
主人公ヴィンセントも「不適正者」の1人。けれど、ヴィンセントには宇宙飛行士になるという夢があります。努力より遺伝子の質で人を判断する社会で、彼は優秀な「適性者」と入れ替わり、日々行われる遺伝子検査を掻い潜りながら宇宙飛行士を目指すのです。ヴィンセントと入れ替わるのは、測定不能のIQに超人的な運動能力を持ちながら自殺未遂で半身不随となった元水泳選手のジェローム。ヴィンセントとジェロームの絆と社会の歪みが描き出される作品です。

ガタカの作品情報

ガタカのジャケット写真

レンタル開始日
1998/12/24
監督
アンドリュー・ニコル
キャスト
イーサン・ホーク(ビンセント) ユマ・サーマン(アイリーン)
上映時間
106分
さらに詳しく見る>
ガタカのユーザ評価

評価数:1342件
評価 :★★★☆☆(3.8/5)

クチコユーザの評価・ネタバレ
  • ヴィセントという主人公が生まれながらにしてトラブルがあったけど細胞を偽ってスリルとサスペンスの要素が詰まっている作品になっています。
  • めちゃくちゃ面白い!SF好きには必ず見て欲しい!苦手な人もハマること間違いなしです。イーサン・ホーク派とジュードロウ派に完全に別れるみたいですね笑
  • 20年ぶりに観返してみると、当時には感じなかった、感情や感動を改めて得られました。イーサンの嘘がバレはしないかとヒヤヒヤしつつ、低予算ながら今となると豪華俳優陣が出演していて皆んな若いなー(笑)と思いながら、やはり良い作品は何年経っても良いもんなんですねー。DNA操作で優秀な人材ばかり造り出す近未来って嫌ですね!

参考URL
・youtube.com