X-MEN:ファイナルディシジョンのジャケット写真

念動力によってX-MENのメンバーを救い、洪水に飲み込まれていったジーン・グレイ(ファムケ・ヤンセン)の死からしばらく後のこと。幾人かのミュータントが、人類からの差別と迫害、ミュータント同士の愛憎関係のもつれなどが原因で、チャールズ・エグゼビア(パトリック・スチュワート)が主催するエグゼビア・スクールから去っていった・・・

監督:ブレット・ラトナー、脚本:ザック・ペン サイモン・キンバーグ、出演:ヒュー・ジャックマン(ウルヴァリン) ハル・ベリー(ストーム) イアン・マッケラン(マグニートー) ファムケ・ヤンセン(ジーン・グレイ)

ここからネタバレ!閲覧にはご注意ください!

ジーン・グレイは生きている?!

突然変異によって特殊能力を持つミュータントのいる世界、ミュータントと人類の共存を目指すプロフェッサーXと、人類を支配しようと考えるマグニートーは戦い続けています。

プロフェッサーXは、ミュータント能力を持つ子供達を受け入れる「恵まれし子らの学園」を開いていましたが、前作『X-MEN2』でテレパス能力をもったジーン・グレイが仲間を助けるために犠牲になって以降、立ち去る学生も増え、悲しみから立ち直れない日々が続いていました。

しかしそんな中、ジーンの恋人であるサイクロップスがジーンの存在を感じ取ります。ジーンが犠牲となった湖へ向かうと、なんとジーンが彼の目の前に現れます。

※前作『X−MEN2』で、強い力を持ち、聡明な女性だったジーンが亡くなった後の話で、サイクロップスだけでなくジーンに心惹かれていたウルヴァリンも悲しみから立ち直れていません。そんな中ジーンが現れるので驚く人も多いはずです。しかしこの時点で、ジーンがいつものジーンではない雰囲気を漂わせていて、映画を不穏な雰囲気に落とし込みます。

出典:https://www.youtube.com/watch?v=AH7IrA-_Sv4

ジーンの隠された秘密と魔法の薬

ジーンと出会ったはずのサイクロップスですが、突如姿を消します。 場面は変わり、まだジーンが少女だった頃の時代になります。プロフェッサーXとマグニートーがまだ行動を共にしていた頃、2人は強大なテレパス能力をもつジーンと出会います。その中で、強大な力をコントロールできず悩む彼女の中に「フェニックス」と呼ばれるもう1つの人格が存在することを知ったプロフェッサーXはフェニックスを眠らせていました。

サイクロップスと出会ったジーンは、ジーンではなくフェニックスだったのです。その頃、製薬会社を経営する男の息子がミュータント能力に目覚めます。男は息子に現れたミュータント能力である「翼」を消すための研究を開始、『CURE(キュア)』と呼ばれる「ミュータントの能力を無効化する薬」を生み出します。

※前作で強大な力を解放したことがきっかけで、ジーンの中に眠る「フェニックス」という人格が目覚めてしまったことが明らかになります。ジーンとは違い、優しさを持たずに力を使うフェニックスはかなり凶暴です。ジーンの顔をしていますが、全くの別人に感じる怖さが印象的でした。

フェニックスの覚醒と暴走

完成したCUREを利用し、人類は軍の力によってミュータント殲滅を開始します。CUREを撃たれたミュータントは能力を失い、ただの人間に戻ります。マグニートー達は仲間を集める途中で、ミスティークがCUREの犠牲になってしまいます。「普通の人間になってしまった君にもう用はない」とミスティークを見捨てるマグニートーが印象的です。

一方、フェニックスとして目覚めたジーンはX-MENの面々を敵対視し、力によってプロフェッサーXも木っ端微塵にされてしまいます。ジーンを想うプロフェッサーXでしたが、フェニックスの力の前には無力でした。そして、彼女はマグニートー側につき、X-MENに刃を向けます。こうして、「ミュータント殲滅を目論む人類」と「人類を憎むマグニート」、そして「人類と共存をはかりたいX-MEN」の三つ巴の戦いが始まります。

※CUREによって、姿を自在に変えることができるマグニートー側の人気キャラクター・ミスティークも人の姿に変わってしまうのが衝撃的です。また地上最強のテレパスと呼ばれるプロフェッサーがフェニックスによってあっという間に倒されてしまうのも衝撃的でした。恐ろしい力と無効化する力が乱立する戦いはハラハラしてしまいます。

全てを無に帰すフェニックス、その最期

X−MENとマグニート、人類の戦いの中で、マグニートはCUREと撃ち込まれ能力を失います。X-MENははじめから人に刃を向けようとはしていませんが、フェニックスは全てを破壊し尽くそうと人もミュータントも関係なく力を暴走させていきます。

ウルヴァリンは、この戦いを終わらせるべくフェニックスに近づきます。体がボロボロと破壊されていきますが、彼の再生能力によってなんとかフェニックスまでたどり着きます。

フェニックスの中にいるジーンから呼びかけられたウルヴァリンは、戸惑いつつもフェニックスを刺し殺します。フェニックスの力は収まりましたが、ジーンは亡くなります。ウルヴァリンはジーンを抱きしめ泣き叫びます。

※X-MEN最終章とも呼ばれたこの映画は切ないラストで締めくくられます。愛するジーンを救うことができるのはウルヴァリンだけなのですが、それはジーンの死も意味します。余りにも悲しいラストなので、切なくなりました。

X-MEN:ファイナルディシジョンの作品情報

X-MEN:ファイナルディシジョンのジャケット写真
レンタル開始日
2007/01/06
監督
ブレット・ラトナー
キャスト
ヒュー・ジャックマン(ウルヴァリン) ハル・ベリー(ストーム) イアン・マッケラン(マグニートー)
上映時間
104分
GEOで購入!
X-MEN:ファイナルディシジョンのユーザ評価

評価数:3376件
評価 :★★★☆☆(3.9/5)

クチコユーザの評価・ネタバレ
  • 人気アメリカンコミックを映画化した大ヒット・アクションシリーズの第3作。遺伝子の突然変異で超人的パワーを得たミュータントたちを主人公に、人類との共存の道を探る彼らの壮絶な戦いが描く。監督は『レッド・ドラゴン』のブレット・ラトナー。『ヴァン・ヘルシング』のヒュー・ジャックマン、オスカー女優ハル・ベリーらが主人公のミュータントを演じる。シリーズ史上最大級の戦闘が繰り広げられる怒とうの展開に興奮必至だ。
  • もし普通の人間に戻れるとしたら。需要ではなく、恐怖心が産み出した、ミュータント治療薬。人間はたいてい自分勝手で軽率だ。そして、「悪」ではなく「悪気がない」のだから、よっぽどたちが悪い。「突然変異体」よりも圧倒的に多い、「思いやり能力欠如脳」に対する治療薬を、まず開発すべきだろう。様々な決断の狭間で苦悩する、ミュータント達の姿には、人間味が十分溢れている。
  • とっても面白い‼︎何回も観ました!最初から最後まで暇するところが無く、見終わった後は大満足な映画です。是非観てもらいたい!きっと2回以上は見たくなりますよ!

参考URL ・youtube.com