天空の城ラピュタのジャケット写真

「天空の城ラピュタ」と言えば、誰でも1度は目にしたことがある人気映画。1986年の映画公開当時にはなかなか興行収入が伸びなかったのですが、約98%の視聴者満足度を誇っているということが近年行われた東映の調査によって分かっています。

興行収入は約11.6億円。現在までに「文化庁優秀映画」「日本映画復興特別賞」「映画芸術 日本映画第1位」など、これまで計13回の受賞を達成した日本の代表的映画と言えるでしょう。

今回の記事では本作のあらすじを4つに分けてご紹介していきます。

ここからネタバレ!閲覧にはご注意ください!

スタッフ・キャスト

監督:宮崎駿
脚本:宮崎駿
出演(声):田中真弓 よこざわけい子 初井言栄 寺田農 常田富士男 永井一郎 糸博 鷲尾真知子 神山卓三 安原義人 亀山助清 槐柳二 TARAKO

空からやってきた少女シータ

19世紀末が本作「天空の城ラピュタ」の舞台となっています。

産業革命によって石炭などの需要が増えたヨーロッパでは、多くの鉱山労働者や機械工などが働いていました。そして、その中にパズーという少年がいました。

いつものように鉱山で機械工として働いていたパズーは、信じられない光景を目にします。

それは少女が空からゆっくりと降ってくる姿。彼は空から落ちてきた少女を両手で受け止めました。

しかし、なぜ少女は「ゆっくり」と空から落ちてきたのでしょうか。

それは彼女が持つ「青い石」の力のおかげ。不思議な力を持った石は彼女が母親から受け継いだものでした。

政府機関はそんな少女・シータが持つ石を狙い、飛行船の中で彼女を監禁していました。

しかし、石を狙っていたのは政府機関だけではありません。「ドーラ一家」と呼ばれる海賊も石を狙っており、一家は政府機関の飛行船へと攻めてきたのです。

その混乱に乗じてなんとか逃げ延びた彼女は、飛行船から落下してしまったのでした。

石の力で命が助かった彼女はすぐにパズーとともにその場から離れることに。

逃走する中で2人は谷の中に落ちてしまいます。しかし、2人は「青い石」の力によって浮かび上がり、間一髪命が救われたのです。


出典:https://www.youtube.com/watch?v=8ykEy-yPBFc

「青い石」と「ラピュタ」

逃走を振り切った2人は洞窟に逃げ込みます。そこで出会った人物から、石は天空の城に住んでいる人によって作り出された結晶であることを聞かされます。

そしてその石を「飛行石」と呼ぶのだということをその時初めて知りました。

それを知ったパズーは急に目を輝かせました。

亡き父から生前に天空の城の話を聞いたことがあった彼は、いつかそこに行きたいと考えていたからです。

しかし、2人は洞窟から抜け出した後、政府機関に捕まってしまいました。

捕獲された2人の前に現れたのは、政府機関を指揮しているムスカという男。彼は2人になぜ政府機関がシータの持つ石を求めていたのかを語り出しました。

かつて天空の城で非常に高度な科学力によって世界中を支配していたと男はいいます。

すでに崩壊した城ですが、現在も世界のどこかに存在し、いつ世界が再び天空の城の目覚めによって支配されるか分からないという状態。常に世界は脅威に面しているといいます。

そんな脅威を、以前天空の城から落下してきたロボット兵を見せながらムスカは説明します。

そして彼女の持つ石はそんな城のありかを指し示すものであり、石を受け継いだ彼女は、ラピュタ人の末裔なのだとムスカは明かしました。

平和を守るためにシータの協力と石が必要だと語る男。彼女はパズーを解放することを条件として、政府機関に協力をすることに決めました。

絶体絶命のピンチ!

彼女と石を犠牲に助かったパズーは、再び彼女を助けることを決心します。

そこで偶然にもドーラー家と出会うこととなった彼は、これから政府機関へ石を奪いに行くということを聞き、同行することになりました。

一方、シータは政府機関のもとで一夜を過ごしていました。

そんな中、遠い遠い過去におばあさんから聞いたことのある呪文を思い出し、何気なく口に出しました。

「リーテ・ラトバリタ・ウルス アリアロス・バル・ネトリール」

このおまじないを唱えた瞬間、彼女の石はこれまで見たことがなかったような輝き方をし始めます。

「私を助けよ。光よ、よみがえれ」という意味の呪文は、封じられていた天空の城の力をもう1度よみがえらせるための呪文だったのです。

おまじないを唱えた直後、突如として政府機関によって保管されていたロボットが動き出しました。そして石が輝き出し、ある方向を指し示します。それは天空の城が存在する方角でした。

ロボットによって混乱が生じたその時、パズーたちがタイミングよくシータを助けに来ます。しかし、救出される瞬間にムスカの手に石が渡ってしまったのです。

その後、一家によって匿われることとなった2人ですが、度重なる政府機関からの追跡によって再び捕らえられてしまうことになりました。

そこで彼女は驚くべき事実を聞くことになります。

「平和のために石を求めていた」ということが嘘だったこと。
ムスカは石と天空の城の力によって、世界征服を目論んでいたということ。

そして、男自身もシータと同じくラピュタの末裔であるということです。

石を手に入れた男は天空の城を操り、政府機関の兵士たちを殺し始めます。

「見ろ!人がゴミのようだ!」

狂ったように人々を殺し続けるムスカ。まさに地獄絵図のような状況となってしまいました。

ラピュタの崩壊

なんとかムスカの凶行を止めなければと思ったシータは、再びムスカが持つ石を奪還することに成功しました。

そしてパズーの手を取り、おばあさんから教わった「困ったときの呪文」を口にします。

「バルス!」

滅びの呪文である「バルス」が唱えられた瞬間、「青い石」が眩いばかりに光だし、「天空の城ラピュタ」は崩壊していきました。

石から発せられた光が目に入ったムスカは「目が、目が〜!」と叫び、失明します。

そして何も見えなくなってしまったムスカは、呪文によって崩れる「天空の城ラピュタ」とともに消え去ってしまったのでした。

一方、シータとパズーは、天空の城の崩壊から一部残った瓦礫の上で空からの落下を逃れることができました。そして、グライダーに乗って無事に帰還することができたのでした。

2人が乗っていたお城の一部は、大気圏を通り越し、宇宙へ消えていきました。これで再び脅威に世界が脅かされることもなくなったのでした。

2人は匿ってくれていた一家のもとに帰ります。一家も男が操る天空の城による攻撃で危機的な状態になったものの、全員が無事だということが分かりました。

その後、2人は港町の方へと姿を消していきます。

天空の城ラピュタの作品情報

天空の城ラピュタの作品情報のジャケット写真

レンタル開始日
2003/01/16
監督
宮崎駿
出演(声)
田中真弓 よこざわけい子 初井言栄 寺田農 常田富士男 永井一郎 糸博 鷲尾真知子 神山卓三 安原義人 亀山助清 槐柳二 TARAKO
上映時間
124分
天空の城ラピュタのユーザ評価

評価数:7982件
評価 :★★★★☆(4.3/5)

ゲオユーザの評価・ネタバレ
  • 気がつけば何回も見てしまう。やはりそれだけうまく作られている作品なのでょう(^_^) もし!もし!まだ観ていない人がいるならもちろんオススメです(^o^) 真夏の入道雲を見ると『龍の巣だ!』って言いたくなること間違いなし!
  • ジブリと言ったらラピュタ!ハラハラドキドキして何回見ても感動します!
  • 海賊や飛行石は子ども心をくすぐります!見ているとお話の途中でパズーとシータが食べていた目玉焼きトーストを、無性に食べたくなるんですよね…(笑)

おすすめの関連作品

宮崎駿監督といえば、スタジオジブリでこれまでさまざまな作品を手がけてきました。

国内での評価はもちろんのこと、海外でも非常に人気を博しており、ヴェネツィア国際映画祭では「第61回 金のオゼッラ賞」「第62回 栄誉金獅子賞」の受賞、「第52回ベルリン国際映画祭 金熊賞」では「第30回 長編アニメ映画賞 監督賞 脚本賞 音楽賞」「第26回 ウィンザー・マッケイ賞」などを受賞しています。

宮崎駿監督が手がけた映画の中で最も興行収入が高い映画は「千と千尋の神隠し」(約308億円)、次いで「ハウルの動く城」(約196億円)など。他にも「もののけ姫」(約193億円)や「崖の上のポニョ」(約155億円)などが広く知られています。

2013年に「風立ちぬ」という映画製作後、引退表明を行いましたが、近年「君たちはどう生きるか」という映画製作を行なっていることで話題となりました。

千と千尋の神隠し

千と千尋の神隠しのジャケット写真

レンタル開始日
2002年12月18
監督
宮崎駿
出演(声)
柊瑠美 入野自由 夏木マリ 菅原文太 内藤剛志 沢口靖子 上條恒彦 小野武彦 我修院達也 神木隆之介 玉井夕海 大泉洋 はやし・こば
上映時間
125分
千と千尋の神隠しのユーザ評価

評価数:11595件
評価 :★★★★☆(4.3/5)

ゲオユーザの評価・ネタバレ
  • 千尋の成長物語であり、日本の信仰や宗教の根幹が横たわる作品。 声を演じる俳優陣の質の高さが秀逸。
  • 幼い時に観た時は、映像が綺麗だなぁくらいにしか思わなかったけど、大人になって観るとこのアニメの世界観の裏とか色々考えて観てしまった。何回か観たけど、毎回新たな発見があり楽しめました。
  • 子供の頃はさほど好きじゃなかったのに大人になってからあの世界や見終わった後の一旅終えたような感覚と少し残る寂しさが好きになった

ハウルの動く城

ハウルの動く城のジャケット写真

レンタル開始日
2005/11/16
監督
宮崎駿
出演(声)
倍賞千恵子 木村拓哉 美輪明宏 我修院達也 神木隆之介 伊嵜充則 大泉洋 大塚明夫 原田大二郎 加藤治子
上映時間
119分
ハウルの動く城のユーザ評価

評価数:6695件
評価 :★★★★☆(4.2/5)

ゲオユーザの評価・ネタバレ
  • 動く城の中でのお話しが面白い。料理するシーンや魔法でドアを開けると毎回違う世界に出られるところがが面白い。
  • 久々にみたら普通に面白い! ソフィのおばあちゃんだったり若返ったり時々変わるのが不思議だったけど、意味がわかるとなーるほど!演出がうまいっす!
  • ジブリの中でも大好きな映画で何回でも繰り返し見れちゃいます。 木村拓哉さんの声がまたいい! ぜひオススメです。

もののけ姫

もののけ姫のジャケット写真

レンタル開始日
2003/01/16
監督
宮崎駿
出演(声)
松田洋治 石田ゆり子 田中裕子 美輪明宏 小林薫 森繁久彌 森光子 西村まさ彦 上條恒彦 島本須美 渡辺哲 佐藤允 名古屋章
上映時間
133分
もののけ姫のユーザ評価

評価数:8954件
評価 :★★★★☆(4.3/5)

ゲオユーザの評価・ネタバレ
  • 自然の偉大さを感じる映画でした。小さい時から何回も見たことがある映画ですが、何度見ても飽きないですね。
  • 自分の中ではジブリ作品の不動の1位がもののけ姫です。時代設定は異なるが現代にも強く呼応するテーマであり、サンの力強い美しさは永遠の憧れです。
  • 世界に誇る作品。この作品には絶対的な悪役はいません。しかし物語として完璧になりたっています。ジブリ作品で1番好き。

崖の上のポニョ

崖の上のポニョのジャケット写真

レンタル開始日
2009/07/03
監督
宮崎駿
出演(声)
山口智子 長嶋一茂 天海祐希 所ジョージ 奈良柚莉愛 土井洋輝 柊瑠美 矢野顕子 吉行和子 奈良岡朋子
上映時間
101分
崖の上のポニョのユーザ評価

評価数:7887件
評価 :★★★★☆(4.0/5)

ゲオユーザの評価・ネタバレ
  • 賛否両論と噂では聞いていたけれど、あたたかい人間関係や登場人物が頑張り屋さんなところなど、ジブリ作品!という感じだったと思う。面白かった。
  • さすがジブリ。映像も素晴らしいし ストーリーも面白い。だか、ジブリのどの作品もそうだが、人間の暗い部分にも焦点を当てている感じがするので、楽な気持ちではいつも観れない。見ていてはっとさせられる。
  • 宮崎駿監督が「人魚姫」をベースに超イノセントワールドにアレンジした感じの作品ですね。 トトロと比べる必要もないんだろうけど少し作風が変わってきたように思います。 でも悪意のない博愛的癒しは今も変わらずですよね。

風立ちぬ

風立ちぬのジャケット写真

レンタル開始日
2014/06/18
監督
宮崎駿
出演(声)
瀧本美織 西島秀俊 西村まさ彦 スティーブン・アルパート 風間杜夫 竹下景子 志田未来 國村隼 大竹しのぶ 野村萬斎
上映時間
126分
風立ちぬのユーザ評価

評価数:18350件
評価 :★★★☆☆(3.7/5)

ゲオユーザの評価・ネタバレ
  • 戦時中の時代背景の話だった。セリフが少なめで映像で進んでいく内容だった。外国人に遅れまいと日本のために飛行機の設計を行い、テスト飛行まで成功させた当時の苦労と感動が伝わってきました。恋愛の要素もあり、恋愛は最後、儚く終わってしまいましたが、子供の頃に出会ったカプローニの言葉から夢を抱き、飛行機を完成させたストーリーは良かったです。
  • 映画館で見てDVDでもみた。 私は好き。 きっとまた見る。 大人な内容だから今度みたときまた違った感想がでると思う。 好きな人は大切にしないと。生きてるうちに伝えたい事は伝えないと。
  • 戦争ものは苦手なのですが、ジブリ作品なのでソフトに冷戦がなぜ生まれたかなど勉強になる映画です。