映画『フォルトゥナの瞳』のジャケット写真

本作『フォルトゥナの瞳』は、2015年に新潮社から刊行された百田尚樹の小説を実写映画化した作品。2019年に公開され、国内における最終興行収入は13億7,000万円をマークしています。主演には神木隆之介が起用されており、ほかにも有村架純や志尊淳、DAIGO、時任三郎などといったさまざまなキャストが出演。監督は『ソラニン』や『坂道のアポロン』などを手掛けた三木孝浩です。

原作は神奈川県・横浜地区が舞台となっていましたが、ロケでは関西地方、特に兵庫県・神戸地区を中心にしておこなわれることになりました。タイトルのフォルトゥナは、運命の女神の名前。その女神の瞳を持った人間には、死の直前にある人間を見抜く力が授けられるという言い伝えがありました。フォルトゥナの瞳を持つ青年・木山慎一郎と、死の運命に翻弄される女性・桐生葵の2人を中心にして描かれるストーリーはまさに感動の一言。

本作公開後、初の週末観客動員数ランキングでは堂々の1位を獲得し、その20日間の観客動員数は750,000人をマークしました。劇場アンケートでは、観客満足度が93.3%と非常に高い評価を得ていることがわかります。そんな期待の映画『フォルトゥナの瞳』のネタバレあらすじを早速見ていくことにしましょう。

ここからネタバレ!閲覧にはご注意ください!

スタッフ・キャスト

監督:三木孝浩
脚本:坂口理子 三木孝浩
出演:神木隆之介 有村架純 志尊淳 DAIGO 松井愛莉 北村有起哉 斉藤由貴 時任三郎

ネタバレあらすじ

フォルトゥナの瞳

『フォルトゥナの瞳』の主人公・木山慎一郎は、ガレージ・エンドーという自動車塗装会社で働いています。彼は、幼い頃に飛行機の事故によって実父母を亡くしており、自分で稼ぎ生計を立てる必要があったのです。

そんなある日、木山が電車に乗っていると体の一部が透明になっているように見える男性がいました。そのときは流石に見間違いかと感じ、不審に感じつつもスルーをしました。

しかし、他の日にも木山は体が透けた男を見かけます。その男は、以前見た他の男性よりも体が透けている面積が広く、明らかに見間違いだとは思えません。そこで木山はその男についていくことにしました。

するとその男は木山の目の前で車に轢かれてしまい、すぐに死んでしまったのです。そこで木山は「死を直前にした人間を見抜くことができる能力」を持っているのではないかと思うようになりました。

そんな中で木山はケータイショップに行きました。そこで、彼は葵という女性に出会います。木山には、葵の指が透けて見えていました。そこで彼は葵を近くの喫茶店に誘います。しかし、そのときには葵の指は透明ではなくっていました。

その後日、木山が葵を喫茶店に誘った日、彼女の帰宅道にある工場が大爆発を起こしたことを知りました。もし彼が葵のことを誘っていなかったら、彼女は爆発を起こして死んでしまっているところだったのです。

この出来事がきっかけとなり、木山と葵は付き合い始めることになりました。


出典:https://youtu.be/QDy2NU7FLt0

自分の命と他人の命

木山には金田という同僚がいました。この男は、顧客から預かっていた車を無断で使用したことを理由に会社を解雇されてしまいます。しかし、金田は彼を解雇した社長を逆恨みして、逆襲をしようと企んでいたのでした。

そのことを知った木山は、社長の体が透明になっていることに気づきます。自分を拾ってくれた社長を助けなければならないと感じた彼は、金田から社長を守ることにしました。

社長とともに帰路についた木山でしたが、そのとき、金田が金属バットを持って襲いかかってきたのです。木山はギリギリのところで身を挺してかばい、助けることができました。

しかし、木山は急に心臓発作を起こし、倒れてしまったのです。

彼は急ぎ病院に運ばれ、検査を受けることに。しかし、どこにも体に異常は見られません。

そんな中、木山と同じ能力を持つ黒川という医者に出会いました。黒川は、彼にこう警告します。

「フォルトゥナの力を使って他人の運命を変えようとすることで、自分の寿命を縮めることになってしまう」

無事に退院した木山でしたが、黒川からの言葉が気になり続けていました。

そんな中、身を持って社長のことを助けた木山は、会社の新たな支店を任されることとなります。

会社で精を出して働いている木山でしたが、そんなある日、客の中に体が透けて見える人がいました。しかし黒川の言葉を気にした木山はそのまま何もせずに放っておいてしまいます。後日、木山はその客が亡くなったということを人伝いに聞き、後悔するのでした。

電車事故を止められるか

そんなある日、木山が歩いていると、散歩で遊んでいる子どもたちが見えました。そして、子どもの体が透けていることに気づきます。近くにチラシが落ちていることに気づき、それを見てみると、子どもたちが電車に乗って遠足に行くことを知りました。

子どもたちについていった木山。するとその電車の中に乗っているほとんどの人々は体の一部が透けています。そこで彼は、この電車がもうすぐ大事故を起こすことを推察したのでした。

そこで木山はひとまず子どもたちが通う保育園に電話をかけ、遠足を中止することを請願しました。しかし、フォルトゥナの瞳を持っていない人々からすると、それは単なる妄言。まったくもって聞き入れてもらえませんでした。

木山は多くの子どもたちの人生に関与したことによって心臓の痛みがどんどん増していきます。

病院に戻り黒川から診察を受けると、狭心症と断定され、もうフォルトゥナの瞳で人の人生に関わらないように言われました。

葵の真実

また、葵にも危機が迫っていました。彼女も再び体が透けて見えていたのです。

木山は葵を守るために沖縄へ旅行をしに行くことに。しかし、旅行に出発する日、そして事故が起こることになっているその日に葵から電話がありました。

「仕事場で人員が足りなくなったから自分が出勤しなければならなくなってしまった」

そこで木山は、保育園の子どもたちが乗る電車と葵に何らかの関係があることを悟ります。

なんとか葵たちを助けるために家を出た木山でしたが、そこに警察がやってきました。警察は木山が保育園へ遠足中止の連絡をしたことで保育園から通報があり、話を聞きたいと言ってきたのです。

木山は警察から逃げ、駅に向かいます。しかし葵はすでに運命の電車に乗ってしまったところでした。

木山は、タクシーに乗り電車が次の駅に止まるまでに先回りをするようにします。

タクシーで駅に向かう道中、大型工事車両の運転手が透けていることに気づいた木山。そこで工事車両と電車が事故を起こすことが判明したのでした。

そこで木山は車から駆け下り、発煙筒を炊いて電車を止めることに成功。事故は未然に防がれたのです。

一方、大勢の人々の人生を変えてしまった木山は狭心症が悪化して亡くなってしまったのでした。

最後に衝撃の事実が分かります。それは、葵もフォルトゥナの瞳を持っていたということ。自分の人生を変えることで木山が死なないようにするため、電車に乗ったのです。しかし、結果として木山は葵を守るため、死んでしまったのでした。

こうしては『フォルトゥナの瞳』はエンディングを迎えます。

映画『フォルトゥナの瞳』の作品情報

映画『フォルトゥナの瞳』のジャケット写真

レンタル開始日
2019/08/21
監督
三木孝浩
キャスト
神木隆之介 有村架純 志尊淳 DAIGO 松井愛莉 北村有起哉 斉藤由貴 時任三郎
上映時間
111分
映画『フォルトゥナの瞳』のユーザ評価

評価数:902件
評価 :★★★★☆(4.1/5)

ゲオユーザの評価・ネタバレ
  • 評価 :★★★★★(5/5)
    最後はあんな感じで終わるのはすごかったです。有村架純さんの映画はとてもいいですね。フォルトゥナの瞳を持つのは大変だなと思いました。なかなか面白い映画でした。
  • 評価 :★★★★★(5/5)
    ただ、ただ切ない…。自分が相手の立場ならどうする…?と考えたら…。有村架純ちゃんがとにかく可愛い☆
  • 評価 :★★★★★(5/5)
    原作を先に読んでから映画を見てしまいました。オチはわかっていながら見ていたものの、ラブストーリーとしていい映画でした。ストーリーも映画用にいい意味で裏切られ良い作品でした。
  • 評価 :★★★★☆(4/5)
    こんな力が自分にも有るといいなーーと見ていましたが、そうとも言えない流れに!主人公の二人の気持ちを思うと可哀想な運命な展開
  • 評価 :★★★★★(5/5)
    カレシ、カノジョとデートでみるのに、いい作品だな。こんな恋したいな。って、思える作品かとおもいきや。。、もっと、ふたり話していたら。。すごく、すごく感動の作品です!!!

おすすめの関連作品

本作『フォルトゥナの瞳』を楽しくご覧になれた方におすすめしたいのは、同監督による作品『坂道のアポロン』です。

こちらは2007年に月刊フラワーズで連載された小玉ユキのコミックスを実写映画化した作品。2018年3月に公開され、国内における最終興行収入は3億7,000万円を記録しました。

主演にはHey! Say! JUMPの知念侑李が抜擢され、ほかにも中川大志や小松菜奈、真野恵里菜、ディーン・フジオカなど話題の俳優・女優が数多くキャスティングされています。

ストーリーの舞台は1966年。主人公・西見薫が横須賀から佐世保の高校に転校するところから始まります。そこから彼はジャズの魅力にハマり、恋愛、別れなどを経験していくこととなります。

原作コミックスは『このマンガがすごい! 2009』オンナ編で首位を獲得し、第57回小学館漫画賞一般向け部門も受賞。

また、映画以外にもテレビアニメ化やCDグッズの販売など、幅広く展開しているところからも、本映画の人気度の高さが伝わってきます。

『フォルトゥナの瞳』とは作風が異なる映画ですが、こちらでご紹介した『坂道のアポロン』もぜひご覧ください。

映画『坂道のアポロン』の作品情報

映画『坂道のアポロン』のジャケット写真

レンタル開始日
2018/09/05
監督
三木孝浩
キャスト
知念侑李 中川大志 小松菜奈 真野恵里菜 山下容莉枝 松村北斗 野間口徹 二代目中村梅雀 ディーン・フジオカ
上映時間
120分
映画『坂道のアポロン』のユーザ評価

評価数:881件
評価 :★★★☆☆(3.9/5)

ゲオユーザの評価・ネタバレ
  • 評価 :★★★★★(5/5)
    長崎の佐世保が舞台で、昭和時代のジャズ、良かったです‼文化祭でのセッション凄く鳥肌立ちました‼方言もスッと入ってきて聞きやすく、ジャズを知らずとも楽しめました‼
  • 評価 :★★★★★(5/5)
    若者向けのキラキラ青春映画かと思いましたがそれだけではありませんでした。時代描写も丁寧で、ストーリーもよかったです。
  • 評価 :★★★★★(5/5)
    小松菜奈ちゃんの演技も中川大志の演技も知念侑李くんの演技も素晴らしかった!!なんとなく切なく懐かしい、、そんな作品です。
  • 評価 :★★★★☆(4/5)
    ジャズという音楽のジャンルはとても良かった、小松菜奈ちゃんは特に素晴らしい!真野恵里菜ちゃんの出番がもっとほしかったな!
  • 評価 :★★★★★(5/5)
    演奏シーンが鳥バタがたつほどカッコイイ! 友情・恋・音楽に、何回でも見たくなる作品でした!