グリンチのジャケット写真

本作『グリンチ』は、1957年に話題となった児童向けの絵本『いじわるグリンチのクリスマス』が原作となった3DCGアニメーション映画作品。

絵本『いじわるグリンチのクリスマス』はこれまで『How the Grinch Stole Christmas!』(1966年)、『グリンチ』(2000年)と2度にわたり映像化されており、本作は3度目の映像化となります。

公開にあたっては「このあと、どんどんひねくれる。」「この冬、とんでもないものが盗まれる。」といったキャッチコピーで宣伝されており、ひねくれ者のグリンチが起こす騒動がストーリーの主軸です。

クリスマスシーズンに湧き立つ人々を妬むグリンチが、愛犬マックスと共にクリスマスイベントを滅茶苦茶にしようとしたところ、ある少女と出会うことになります。

この出会いがグリンチの企みと衝突した結果、まさかの事態に。早速、映画作品のあらすじを見ていきましょう。

ここからネタバレ!閲覧にはご注意ください!

スタッフ・キャスト

監督:ヤロー・チェイニー スコット・モージュ
原作:ドクター・スース
出演(日本語吹替)声:大泉洋 杏 秋山竜次 横溝菜帆 宮野真守

クリスマスを嫌う男 グリンチ

本作の舞台は小さな町「フーヴィル」。クリスマスイベントをこよなく愛する「フーヴィル」の人々は、毎年クリスマスの時期になるとせっせと飾りをこしらえ、盛大に祝福をしていきます。そして、今年もクリスマスの時期がやってきました。

街中にはきらびやかなイルミネーションやクリスマスツリー、流れるクリスマスミュージックをバックにクリスマスプレゼントを抱えた人々。フーヴィルのみんながクリスマスに向けて楽しそうに準備を進めていました。

そんな人々の中で、解せない顔をしている少女がいました。この少女の名前はシンディー。彼女はクリスマスのきらびやかなイルミネーションや飾りに心を奪われながらも、どうして人々がここまでクリスマスに熱中できるのか、なぜ人々の心を沸き立たせるのか理解できませんでした。

一方、フーヴィルの街の近くに「クランペット山」という誰も近づかない山がありました。この山には、全身が緑色の体毛に包まれた謎の男グリンチが住んでいます。彼は幼い頃に両親に見捨てられてしまい、見た目などからクラスメイトに虐められ、少しずつ人々を嫌うようになっていきました。人々から傷つけられた記憶によって町に近づかなくなった彼は、性格がひねくれて、すっかり嫌われ者となっていたのです。

そんなグリンチは雪の降るクランペット山で、ペットのマックスと共に生活を送っています。彼はとにかくクリスマスというものを嫌っていました。自分の嫌いな人間たちが、幸せそうに笑うイベントなど、好きになる理由はありません。それにグリンチには他にもクリスマスを嫌う理由がありました。

まだ幼い頃、グリンチは好きな女の子にクリスマスプレゼントをあげようとしたのです。しかし、プレゼントは断られ心に深い傷を負ってしまいました。このような過去から、特にクリスマスというものに嫌悪感を抱かざるを得なかったのです。人々から遠ざかる生活を送る彼のハートはすっかり縮こまり、普通の人の半分くらいのサイズになってしまいました。そしてグリンチはクリスマスをぶち壊すために、フーヴィルの町に出て、いたずらをすることに決めたのです。


出典:https://www.youtube.com/watch?v=YXcmmkFvjRM

シンディー絶体絶命のピンチ 助けたのはグリンチ!?

シンディーの父親は郵便局に務めていました。彼女は父親に連れられて、郵便局に遊びに行くようになります。クリスマスシーズンは、人々が互いにグリーティングカードを送り合うために、郵便局内は大騒ぎ。父親も含めて人々は大忙しで働いていました。繁忙を極める郵便局内で、シンディーは父親と逸れてしまいます。なんとか父親を探そうとしますが、いつの間にか郵便局の地下にたどり着いてしまいます。そこでシンディーが目にしたのは、郵便局に届いた手紙たちをむちゃくちゃにしているグリンチの姿でした。

シンディーは大人たちから彼の悪行や恐ろしさについてすでに聞き及んでいたため、怯えてしまいます。その結果、足場を踏み外して集配機の中に落下してしまったのです。集配機には次々に手紙が流れ込んできて、このままでは手紙の山に押しつぶされてしまいます。絶体絶命のピンチでした。

しかし、そんなシンディーを救ったのは、人々のことを憎んでいたはずのグリンチだったのです。そんな出来事をきっかけにして、シンディーはグリンチが周りの大人から言われているほど悪い人物ではないのではないかと考え始めました。

行動力のあるシンディーは、それからというものグリンチについていろいろな調査をスタートさせます。その調査によって、なぜグリンチがクリスマスや人々のことを嫌うのかについて判明したのでした。シンディーは、グリンチのクリスマスや人々を嫌う気持ちを解消したいといつしか考えるようになったのです。

受け入れられたグリンチ 市長の言葉で暴走!

その頃、フーヴィスの町では市長選挙が行われていました。現市長は自分が当選する気しかなく、強気で「フーヴィスの名誉市長を決めよう!」と意気込んでいます。

周囲も現市長のことを認めていたため、このまま名誉市長は現市長になると思われていましたが、シンディーがグリンチを名誉市長に推薦したことで事態は一変します。

市民も彼女の熱意に押され推薦を許可。シンディーは「クランペット山」に行き、グリンチに招待状を渡しに行きます。シンディーから招待状を受け取った彼はこう思います。

「これは俺を笑い物にするために仕組んだ巧妙な罠だ」

そうはいくものかと頑なに招待を拒みますが、シンディーは推薦の意志を全く譲りません。そんな熱意に根負けしたグリンチはついに名誉市長選に出ることに決めたのです。

グリンチが「クランペット山」から降りていくと、人々は驚きます。まさかグリンチが招待を受けて、下山するとは思ってもみなかったからです。みな驚きつつもグリンチにクリスマスプレゼントを渡すなどして快く歓迎をしました。グリンチもそんな住民たちの言動を見て、少しずつ心を開きつつありました。

そんなとき、グリンチの前に現市長が現れました。ライバルとなる彼に対し、現市長は汚い言葉を使いながら煽ります。

その言葉で幼い頃のクリスマスのトラウマが戻ってきたグリンチは暴走を始めてしまいます。そして、再び「クランペット山」に帰ってしまったのです。そしてグリンチは人々への怒りを以前にもまして増幅させ、クリスマスイベントを徹底的に破壊しようと決心するのでした。

シンディーの行動がグリンチを変えた

そしてクリスマス当日。みんなが眠っている間に街中のクリスマスイルミネーションやプレゼントを破壊して回ります。

当然、フーヴィスの人々は、これまで丹精を込めて作り上げたクリスマスの飾りやプレゼントを破壊したグリンチを酷く憎みました。楽しく過ごせるはずのクリスマスはグリンチのせいで台無しになってしまったのです。

悲しみに包まれるフーヴィスの町。グリンチへの怒りはもちろんのこと、町に招待したシンディーに対しても責任追及の声が上がってしまいました。

「2度と町に降りてくるな!」

そんな声がグリンチに向けて飛び交います。フーヴィスの住民とグリンチの間に深い溝ができそうな時、間に立ったのはまたもやシンディーでした。

シンディーの健気な姿に心を打たれたグリンチ。半分に縮こまってしまったハートが少しずつ元の形に戻りつつありました。

シンディーの言葉を受けて、グリンチはクリスマスのトラウマを克服し、人々に謝罪をすることを決心します。

グリンチは町に再び降りていき、クリスマスを台無しにしてしまったことを謝ります。そんなグリンチの姿を見た住民たちは快く彼を許すのでした。その結果、勇気ある行動をした彼を名誉市長として選出することに。

そして、一連の流れを見ていたある女性がグリンチの元に近づきます。

その女性こそ、彼が幼い頃にクリスマスのプレゼントを断った女の子だったのです。女性はグリンチと何年もの隔たりを経て、恋人となります。

長年、人々から距離を置いていたグリンチは、その年のクリスマスをフーヴィスの人々ともに過ごすことができたのでした。

映画『グリンチ』の作品情報

映画『グリンチ』のジャケット写真

レンタル開始日
2019/04/24
監督
ヤロー・チェイニー スコット・モージュ
出演(日本語吹替)声
大泉洋 杏 秋山竜次 横溝菜帆 宮野真守
上映時間
86分
映画『グリンチ』のユーザ評価

評価数:1134件
評価 :★★★★☆(4.0/5)

ゲオユーザの評価・ネタバレ
  • 評価 :★★★★★(5/5)
    キャラ達が個性的で面白い。吹き替えの大泉洋がすごくマッチして楽しかった
  • 評価 :★★★★★(5/5)
    大人グリンチは可愛いとは言えないルックスと性格だけど、小さくて可愛かったグリンチがそこまでひねくれてしまわなければいけなかった境遇に同情してしまいました。最後幸せそうな笑顔にほっこり温かい気持ちにさせてもらいました(^^)
  • 評価 :★★★★☆(4/5)
    クリスマスが嫌いという、独特のキャラクター設定の時点で、間違いなく面白くなるのは当然。海外アニメにはハズレがないなぁと。
  • 評価 :★★★☆☆(3/5)
    大泉洋さんの声が素敵です。クリスマスとは真逆の時期にレンタルしましたが、心温まるステキなお話でクリスマスが待ち遠しいです。
  • 評価 :★★★★★(5/5)
    クリスマスのお話なので、冬に見るのがオススメです。ミニオン、ペット、SING!と同様に、子どもたちに何度も見たいとせがまれる作品です。内容もわかりやすく小さな子どもにもオススメです。

おすすめの関連作品

本作の映像制作会社「イルミネーション」は、ユニバーサル・スタジオの子会社で、これまで数多くの映像作品を手掛けています。

特に、本作同様3DCGアニメーション映画を手掛けており、有名どころでは『怪盗グルーの月泥棒』(2010年)、『ミニオンズ』(2015年)、『ペット』(2016年)などを挙げることができます。

そもそもイルミネーションは、『アイス・エイジ』(2007年)、『ザ・シンプソンズ MOVIE』(2007年)などを手掛けるクリス・メレダンドリが独立設営した会社。

本作にハマったという人は、イルミネーションの人気映画を一通り観ることがおすすめです。

映画『怪盗グルーの月泥棒』の作品情報

映画『怪盗グルーの月泥棒』のジャケット写真

レンタル開始日
2011/03/02
監督
クリスティーヌ・ルノー ピエール・コフィン セルジオ・パブロス
出演(日本語吹替:声)
笑福亭鶴瓶 芦田愛菜 須藤祐実 矢島晶子 京田尚子 伊井篤史 山寺宏一
上映時間
95分
映画『怪盗グルーの月泥棒』のユーザ評価

評価数:18567件
評価 :★★★★☆(4.0/5)

ゲオユーザの評価・ネタバレ
  • 評価 :★★★☆☆(3/5)
    これを観ることにしたきっかけは、イエローでキュートな「ミニオン」に尽きる! バナナから作られたという彼らの仕草や行動がとにかく可笑しい。で、肝心の中身は… まず最初に、声の主演、鶴瓶の声に違和感が。もう、鶴瓶そのまんまなのです。ただ、見続けているとその違和感もなくなりました。とにかく安心して観れる、王道のハートウォーミング・ストーリー。
  • 評価 :★★★★☆(4/5)
    日本語吹替が何故か関西弁で面白すぎた。ミニオンの可愛さに癒されるだけじゃなく、最終的に心もあたたまるストーリー
  • 評価 :★★★★☆(4/5)
    とにかくミニオンが可愛い! ミニオンズはグルーが大好きなんだって思う。 最初はそうでもなかったけれど、 段々グルーと子どもたちが家族になって行く姿は見ていて心が暖かくなる。 次作も借りて早く観たい!
  • 評価 :★★★★★(5/5)
    予想をはるかに越える面白さでした!最初から最後まで声出して笑えます!ミニオンの行動、言葉がとても可愛くて、皆がミニオンにハマるのが分かりました(^o^)
  • 評価 :★★★★★(5/5)
    ミニオンズ達が終始何話してるかわからないですが(笑)可愛くて話の内容もとても良かったです。 なぜ月を盗むのかの話とかその為に利用する事など そして怖い泥棒グルーもやはり人間らしさがあった 人間の心理をわかりやすく描いているとおもいます。 子供向けですが子供からお年寄りまで楽しめる内容だと思います。

映画『ミニオンズ』の作品情報

映画『ミニオンズ』のジャケット写真

レンタル開始日
2015/12/02
監督
ピエール・コフィン カイル・バルダ
出演(日本語吹替:声)
天海祐希 宮野真守 設楽統 日村勇紀 藤田彩華 LiSA
上映時間
91分
映画『ミニオンズ』のユーザ評価

評価数:32694件
評価 :★★★★☆(4.0/5)

ゲオユーザの評価・ネタバレ
  • 評価 :★★★★☆(4.0/5)
    ミニオン語が分からなくてもミニオンのボディランゲージで分かる。改めてアニメは動きなんだなぁと思いました。言葉が分からなくてもチャップリンの無声映画を楽しめたようにミニオンの演技?にクスッと笑えます。最凶のボスを求めて人類が誕生する前の太古から生きているミニオンたち。実は地球史上に最凶のボスは彼らたちではないか?と思えてしまう不死身のミニオンですね。
  • 評価 :★★★☆☆(3.0/5)
    動きや声がかわいく楽しく見ました! 予告編などで知り、興味があり見てみました。 登場キャラクターに普通のセリフはありませんが、コミカルな動きで内容が伝わるのが凄かったです! お子さまでも楽しく見れると思います。 ストーリーもしっかりしていたと思います。今後、ミニオンズだけでの別シリーズが映画化されたら嬉しいです。
  • 評価 :★★★★☆(4.0/5)
    大人でも楽しめる、なんでもありアニメ。いろんなジャンル映画のいいところだけを寄せ集めてくれました。笑 かわいい要素とコメディ要素はもちろんのこと、意外とかっこいいアクションあり、アイアンマン的メカ要素あり、子供はトラウマ?ホラーあり、これからどうなるんだ笑という好奇心先行のサスペンス要素あり、まさかの拷問あり笑、懐かしいウルトラマン要素あり、ミュージカル要素あり。 みてて飽きないです。ストーリーは王道ですがミニオンズの行動がいちいち面白くて楽しいです。
  • 評価 :★★★★★(5/5)
    ミニオンの可愛らしい見た目と破茶滅茶な行動が面白くて好きです。毎回笑わせてもらってます。
  • 評価 :★★★★☆(4.0/5)
    子供にねだられて初めて観ましたが 大人も楽しめる作品です。 全体的に明るいストーリーの作品となっており 娯楽要素が強いです。

映画『ペット』の作品情報

映画『ペット』のジャケット写真

レンタル開始日
2016/12/21
監督
クリス・ルノー ヤロー・チェイニー
出演(日本語吹替:声)
日村勇紀 佐藤栞里 沢城みゆき 銀河万丈 中尾隆聖
上映時間
91分
映画『ペット』のユーザ評価

評価数:21935件
評価 :★★★★☆(4.0/5)

ゲオユーザの評価・ネタバレ
  • 評価 :★★★☆☆(3/5)
    動物たちが可愛くて仕方ない。 新しい家族ができるとき、すでにいたペットはこんな気持ちになるのかもしれない(笑)
  • 評価 :★★★★☆(4/5)
    奇想天外の世界観です。楽しいです。自分のペットを見る目が変わりました。
  • 評価 :★★★★★(5/5)
    主人公のマックがとてもとても可愛い。他のペットの犬猫も可愛い。飼い主とペット達の心暖まる内容です
  • 評価 :★★★★★(5/5)
    兎に角、可愛い動物がいっぱいで、癒されます。 映画を観てら、ペットの気持ちになって、接触あげないとなぁと、思いました。感動するし、コメディな所があって好きです。
  • 評価 :★★★★★(5/5)
    ミニオンズを手掛けた人達の作品だと聞いた。流石である。ペット達のやり取りが実に良い。笑ったり、ドキドキさせられたり最高の作品でした。