映画『ジョーカー』のジャケット写真

2019年に公開された映画「ジョーカー」は、トッド・フィリップス監督が手掛け、ホアキン・フェニックスやロバート・デ・ニーロが出演しています。日本ではR15に指定されている作品です。有名アメコミ作品「バットマン」に出てくる最強の敵、ジョーカーの出生の秘密を描いています。

本作はマーティン・スコセッシ監督作品の影響を多く受けており、当初はスコセッシ監督とレオナルド・ディカプリオのタッグで製作される計画もありました。本作は、ヴェネチア国際映画祭で最優秀作品に贈られる金獅子賞を受賞。興行収入は全世界で10億ドル以上となり、年齢指定作品の中では歴代トップとなりました。

ここからネタバレ!閲覧にはご注意ください!

スタッフ・キャスト

監督:トッド・フィリップス
脚本:トッド・フィリップス スコット・シルヴァー
出演:ホアキン・フェニックス ロバート・デ・ニーロ ザジ・ビーツ フランセス・コンロイ ブレット・カレン マーク・マロン シェー・ウィガム ビル・キャンプ グレン・フレシュラー リー・ギル

ネタバレあらすじ

道化師アーサー

ゴッサム・シティは、衛生局のストライキによってごみが回収されず、悪臭が漂っていました。未回収のごみが山のように重なり合い、それを喰らう生命力の強いねずみ、スーパーラットが徘徊し、町の人々を困らせています。腐敗した街並みは政治が行き届いていない、何よりの証でした。格差は広がるばかりで、余裕のなくなった人々は争うようになり、輪をかけて退廃していきました。

アーサーはそんなゴッサム・シティに住む道化師の一人。多分に漏れずアーサーの暮らしは楽ではなく、道化師としてのわずかな収入で母親のペニーと暮らしていました。アーサーは脳と神経が傷ついたことによって、緊張すると笑ってしまう発作を抱えています。母親も心臓と精神を病んでおり、数十年前にメイドとして働いていた町一番の富豪ウェイン家にSOSの手紙を送り、その返事が来るのを毎日待っています。大変な生活の中でも、アーサーは夢を持っていました。それは、彼が憧れているコメディアンのマレーが担当するテレビ番組、マレー・フランクリンショーに出演することでした。

アーサーが電気店の閉店セールにて、ピエロとして働いていると、持っていた看板を不良少年に盗まれてしまいます。慌てて追いかけますが、看板を取り返すどころか逆に暴行されてしまいました。翌日出社すると、彼は会社から看板を返却するように告げられますが、盗まれてしまったために返せません。しかし上司はアーサーが仕事を放棄したと思い込み、看板の弁償代まで請求する始末。

一連の出来事を同僚に相談すると「自分の身は自分で守れ」と護身用の拳銃を渡されます。彼の不幸は重なり、町の福祉予算が減らされたため、ソーシャルワーカの面談と精神病の薬の支給が打ち切られてしまいました。また、アーサーが小児科病棟にピエロとして慰問していたとき、同僚からもらった銃をアクシデントで落としてしまいます。同僚は「アーサーに頼まれて売った」と嘘をつき、この一件でアーサーは会社を解雇されるのです。


出典:https://youtu.be/C3nQcMM5fS4

暴走を始めるアーサー

私服に着替える余裕もなく、彼は地下鉄に乗車。電車内では、ウェイン家の経営する会社に勤める3人のエリートが女性にちょっかいを出しています。アーサーに助けを求める女性ですが、彼は持病の発作で笑い転げてしまいます。エリートたちは標的をアーサーに変え、アーサーをからかい、しまいには殴る蹴るの暴行を加えます。アーサーは逆上し、持っていた銃で3人を射殺してしまいました。しかし彼の心は高揚感で満たされたのです。アーサーが生まれ変わった瞬間でした。

彼は勢いに任せて同じアパートに住んでいる美貌のシングルマザー、ソフィーを強引に口説いて口づけをします。そして、彼が出演するスタンドアップコメディショーに招きました。ですが出演シーンでは発作が止まらず、観客の反応は冷たいままショーは失敗に終わりました。しかし幸いなことに、この見事な失敗が彼の憧れである司会者マレーの注目を受け、マレーはこのショーの映像を勝手に自分の番組で扱って人気を呼びます。そしてアーサー自身が、ついに夢のステージであるマレー・フランクリン・ショーから出演依頼を受けたのです。

明かされた真実

ペニーは相変わらず返事のこない手紙を書き続けていました。ふとアーサーが内容を見ると、そこには自分がトーマス・ウェインの子供であるという衝撃の事実が書かれていました。真相を確かめるために、彼はウェイン家に向かいます。子供のブルースに手品を見せて気を引いていると、執事がやってきてアーサーを追い払ってしまいます。

どうしても真実が知りたいアーサーは、後日トーマス本人に問いただします。しかし彼から、アーサーは母親がウェイン家で働いていた頃に養子として貰われた子供だと告げられます。アーサーはそのまま母親がかつて入院していた病院の記録を調べました。自分はどこからか貰われてきた養子で、ペニーとは血が繋がっていないこと、ペニーは精神病を抱えていたことが判明。さらに、当時のペニーの恋人がアーサーを虐待した結果、脳にダメージを負ったことが分かりました。

アーサーは、入院しているペニーを発作的に窒息死させてしまい、無我夢中でソフィーの元へ向かいました。しかし、ソフィーはアーサーの事を何となく知っている程度。ソフィーとの関係は全て彼の妄想でした。

ジョーカーの誕生

守るべきものが何一つなくなったアーサーがマレー・フランクリン・ショーに出演するために練習やメイクをしている最中、ペニーが亡くなったことを心配して、かつての同僚ランドルが駆けつけました。しかし、アーサーは自分を裏切ったランドルをその場で殺害してしまいます。しかし、もう一人の同僚ゲイリーだけは、自分に優しくしてくれたので見逃しました。

エリート社員殺害事件の事情聴取にやってきた警察官から逃れるために、アーサーは乗客が全てピエロに扮してデモをしている電車に潜り込み、ショーの会場へ向かいます。楽屋にマレーが訪ねた時、アーサーは自分を紹介するときには、ジョーカーと呼んでほしいと頼みます。こうして、ジョーカーが誕生しました。ショー本番、エリート社員3名を殺害した犯人は自分だと話し出します。そして自分の映像を勝手に使い、笑い者にしたマレーをその場で殺害、会場は大パニックとなり放送は中止になりました。

狂気の渦に支配された街から、ウェイン一家はいち早く逃げ出そうとしていました。しかし、ピエロに扮した暴徒の手によって、夫婦は殺されてしまいます。それは後のバットマンとなる幼いブルースの目の前で起きた惨劇でした。すぐさまパトカーで連行されるアーサーですが、窓越しに他のピエロたちを見つけて思わず笑みを浮かべます。

アーサーを連行していたパトカーが事故を起こしてしまいますが、ピエロたちがアーサーを救出し、ボンネットの上に立ち上がらせます。そして、アーサーは彼をヒーローとして讃える市民たちに取り囲まれたのです。

アーサーは病院へ収容され、カウンセリングを受けている最中にまたしても笑いの発作が起きます。なにが面白いのかと聞かれ、アーサーは「君には理解できないジョークを思い付いた」と告げます。アーサーは、ダンスをしながら病院の白い廊下を歩いていますが、なぜかそこには血まみれの足跡が残されていたのです。

映画『ジョーカー』の作品情報

映画『ジョーカー』のジャケット写真

レンタル開始日
2020/01/29
監督
トッド・フィリップス
キャスト
ホアキン・フェニックス ロバート・デ・ニーロ ザジ・ビーツ フランセス・コンロイ ブレット・カレン マーク・マロン シェー・ウィガム ビル・キャンプ グレン・フレシュラー リー・ギル
上映時間
122分
映画『ジョーカー』のユーザ評価

評価数:1344件
評価 :★★★★☆(4.0/5)

ゲオユーザの評価・ネタバレ
  • 評価 :★★★★★(5/5)
    最高です。ジョーカーとバッドマンの関係性が良くわかるし、ジョーカーの優しさと崩壊していく精神が凄く表現されている!見るべき!
  • 評価 :★★★★★(5/5)
    最後の方のジョーカーの笑い方が自然で、ほんと楽しそうで怖い。でも、弱いものを笑い者にしていた人への復讐ではないが、やり返しができていて、つくづく人には意地悪するものではないなと思った。この映画でジョーカーに興味を持ちました
  • 評価 :★★★★★(5/5)
    ジョーカーの由来。彼の狂気。正直ゾクってするぐらい怖い。そんな狂気に美しさを感じました。すごく良かったです。
  • 評価 :★★★★★(5/5)
    全てが上手くいかない最悪の人生で糸が切れてしまった人の最悪の末路。本当に面白い映画だった。
  • 評価 :★★★★★(5/5)
    キャッチコピー通り「狂気の傑作」である。ホアキンの演技力も魅力のひとつ。物語全体がまとまっており、過去にバットマンを観た人も観たことがない人も見やすい作品となっている。

おすすめの関連作品

本作は映画バットマンシリーズに関連した作品です。そのため、バットマンシリーズを見ておくとより本作を楽しめるでしょう。特にティム・バートン監督の「バットマン」と、クリストファー・ノーラン監督の「ダークナイト」には、それぞれ本作と異なった俳優がジョーカー役を演じています。本作で誕生秘話の明かされたバットマン最強の敵であるジョーカーがどのような悪役なのか、ぜひチェックしてみましょう。

映画『バットマン』の作品情報

映画『バットマン』のジャケット写真

レンタル開始日
1998/11/20
監督
ティム・バートン
キャスト
マイケル・キートン ジャック・ニコルソン キム・ベイシンガー ロバート・ウール パット・ヒングル ビリー・ディー・ウィリアムス マイケル・ガフ ジャック・パランス Jerry Hall リー・ウォーレス
上映時間
127分
映画『バットマン』のユーザ評価

評価数:1487件
評価 :★★★☆☆(3.8/5)

ゲオユーザの評価・ネタバレ
  • 評価 :★★★☆☆(3/5)
    面白い映画でした。ジョーカーを見てからもう一度見直したいと思い借りたので以前見たときとはまた違う見方ができました。
  • 評価 :★★★★☆(4/5)
    クリストファー ノーランのバットマンシリーズやジョーカー(2019)の様に暗いジョーカーではなく、ジャック ニコルソンの演じる初代ジョーカー。歴代通して賛否両論ですが、全て素晴らしいと思いますので、新しいバットマンしから見た人も是非。
  • 評価 :★★★★☆(4/5)
    ティムバートンが表現した現実と非現実の間のような不気味なゴッサムの街並みや、ジョーカーの狂った演技はダークナイトやJOKERに劣らぬほど良かった。しかし技術の問題のせいだろうが、バットマンに関してはどうしてもしょぼく見えてしまう。ヒロインがやや自分勝手なのもいただけない。最近のバットマン映画より恐怖を感じさせるジョーカーの演出はとても良かったので、ジョーカーが好きなら必見かと。
  • 評価 :★★★☆☆(3/5)
    子供の時観たときはジョーカーは不気味で怖くて嫌いだったけど、大人になってバットマン見直すと、ジョーカーって意外と可愛いところもあって憎めないキャラクターだな、って気付きました。この映画のバットマンは普通にかっこいいけど、絶対的ヒーローな感じはしない。すごくシンプル。
  • 評価 :★★★★☆(4/5)
    ノーラン版とは大きく違う、バットマン。ヒース・レジャーが注目されがちだかジャック・ニコルソンのジョーカーも素晴らしい。

映画『ダークナイト』の作品情報

映画『ダークナイト』のジャケット写真

レンタル開始日
2008/12/10
監督
クリストファー・ノーラン
キャスト
クリスチャン・ベイル マイケル・ケイン ヒース・レジャー ゲイリー・オールドマン アーロン・エッカート マギー・ギレンホール モーガン・フリーマン キリアン・マーフィー モニーク・ガブリエラ・カーネン チン・ハン Ron Dean ネスター・カーボネル エリック・ロバーツ リッチー・コスター アンソニー・マイケル・ホール キース・サラバージャ コリン・マクファレー メリンダ・マクグロウ ネイサン・ギャンブル マイケル・ジェイ・ホワイト ウィリアム・フィクナー エディソン・チャン
上映時間
152分
映画『ダークナイト』のユーザ評価

評価数:5683件
評価 :★★★★☆(4.1/5)

ゲオユーザの評価・ネタバレ
  • 評価 :★★★★☆(4/5)
    ジョーカーを観たらまたこっち観たくなる。やっぱり面白い。久々に観て忘れてたけど、モーガンフリーマンやゲイリーオールドマンとか脇も豪華だったのね。クリスチャンベールはバットマンよりジョーカー役で観たかったかな。この人も何にでも化ける天才だと思うので。ただヒロインがイマイチなのが残念。
  • 評価 :★★★★★(5/5)
    JOKERが面白かったので、バットマンにも興味を持ったので見ました。JOKER役の悪童ぶりに興奮しました。
  • 評価 :★★★★★(5/5)
    長い映画だけど、飽きません。ジョーカーがとことんヤバい奴。主役はジョーカーです。
  • 評価 :★★★★★(5/5)
    洋画の中で一番好きな映画!ジョーカーが異常者過ぎて堪らない!
  • 評価 :★★★★☆(4/5)
    やはりヒースレジャーの演じるジョーカーは圧巻でした。ホアキンとは違う魅力があって良いです。