キングダムのジャケット写真

本作『キングダム』は、漫画版作品50巻達成を記念し、コミックスの実写化映画として2019年に公開されました。脚本には、コミックスの原作者である原泰久さんが参加しており、その出来上がりには「納得の出来」とのお墨付き。

実写映画としてのクオリティを上げるために、中国浙江省にある象山影視城など、漫画版を実写化するのにふさわしいロケ地へ実際に赴いています。中国春秋戦国時代の王宮が舞台の本作では、大々的なオープンセットが組まれ、20日間のロケが行われるなど、迫力満点の映像に仕上がっています。

キャストとしては、山﨑賢人、吉沢亮、長澤まさみ、橋本環奈などの人気俳優・女優が選出されると同時に、大沢たかお、阿部進之介、宇梶剛士、高嶋政宏など実力派も多く起用されている点に注目したいところです。

ちなみに本作の興行収入・観客動員数は、公開日から3日間で約19億円、約1,460,000人となっており、ランキングは1位。最終興行収入は約54億円にのぼり、大ヒットとなっていることが分かります。そんなヒット映画・『キングダム』のネタバレあらすじをさっそく見ていきましょう。

ここからネタバレ!閲覧にはご注意ください!

スタッフ・キャスト

監督:佐藤信介
脚本:黒岩勉 佐藤信介 原泰久
出演:山崎賢人 吉沢亮 長澤まさみ 橋本環奈 本郷奏多 満島真之介 阿部進之介 深水元基 高嶋政宏 要潤 橋本じゅん 坂口拓 宇梶剛士 加藤雅也 石橋蓮司 大沢たかお

ネタバレあらすじ

友人との誓い

本作の舞台は中国の歴史を彩る春秋戦国時代。中国国土の中でも、西方にある国「秦」には、信という少年が奴隷として過酷な生活を送っていました。彼はまだ今よりも幼い頃目にした「大将軍」になることに憧れ、いつかは自分も将軍のような身分になりたいと考えています。

もう1人、信の唯一無二の友達・漂がいました。彼も信とともに、いつかは戦場で大きな手柄を立てて奴隷という身分から成り上がり、将軍になりたいと考えていました。そして、2人はいつか来る手柄の機会を伺いながら、毎日毎日剣を突き合わせ修練に励んでいたのでした。

そんなある日、昌文君という大臣が2人のもとにやってきました。彼は以前も2人の姿を目にしており、2人の中から漂だけを我が家に受け入れたいと提案してきたのです。しかし、漂は自分だけが大臣のもとに行くのは、信に対する裏切り行為だと感じ、その場で返答をすることはできませんでした。

しかし、漂はその夜、大臣のもとに行くことを決意。信にその覚悟を伝えます。2人は「行く道が違っても、辿り着く場所は同じだ」と誓い合い、別れます。

大臣のもとに漂が赴いてしばらくたったある日、信は怪しげな物音を耳にします。物音がした方に行ってみると、そこには漂の姿があったのです。漂は友人に地図を渡して目的地を告げ、そのまま死んでしまいました。

何が起こったのか分からないまま、信は漂の持っていた剣を抜き取り、追手を振り切ってその場を後にします。その後、追手は信たちが住んでいた村を焼き払うのでした。


出典:https://youtu.be/iglFGhCN-p8

王の陰謀 漂が殺された理由は?

信は漂が手渡した地図だけを頼りに目的地の村にたどり着きます。その村には、なぜか死んだはずの漂とそっくりの少年が待っていました。彼は秦の王だったのです。王は突如として起こった反乱によって命を狙われてしまい、漂を替え玉にしたことを信に述べます。

しかし、漂は自らの意思によって替え玉となったのでした。それを知った信は、王に付き従うこととなりました。そして、漂を替え玉として連れていった大臣と会うために危険な道中を進んでいきます。

一方、王宮には秦王の首を狙う成蟜という男がいました。彼は秦王の弟であり、反乱を起こした張本人。秦王を含めた敵勢力に当たる大臣たちも次々と成蟜の部下によって殺されていきました。

その頃、信たちは無事に大臣に会うことに成功していました。その中で信は、秦王が王族たちの権力争いに巻き込まれてしまったこと、そして平民の出である秦王が、王族出身の成蟜から疎まれていることなどを知ります。

そして、信は漂が自らおとりとなって秦王や大臣たちを助け、敵たちを自分に引きつけたという事実を耳にします。そこで信は、漂の代わりに秦王や大臣を守らなければならないと思ったのでした。

絶体絶命 山の王に声は届くか

しかし、いまだに王宮からの激しい追求は勢いが止まることを知らず、味方の数が減っていく中で、信たち一行は圧倒的に不利な立場に立たされていました。そこで、彼らは昔、王宮側との交流があったという山の民たちに助けを求めることとなったのです。

しかし、山の民とは近年の迫害などが原因となり、交流の一切が途絶えてしまっていました。信たちは助けを求めても断られるのではないだろうかと不安に思います。しかし、一方で王家のほとんどの勢力から敵として見なされている今、山の民以外に頼るべき人々は思いつきませんでした。

山の民は、人々が寄り付かないように山の奥深くで暮らしていました。奥深い山の中で一行は途方に暮れるなか、いつの間にか山の民に捕らえられてしまいます。彼らは山の民たちの前に捕縛された状態で向かったのでした。

秦王は山の王を眼前に、過去の迫害に対する謝罪をしました。しかし、残虐な行為を許せない山の王や周囲の長老たちは、秦王を殺すようにと騒ぎ立てます。そんな光景を見た信は必死の思いで助けてほしいと願い出たのでした。

その姿に心を打たれた山の王は、着けていた仮面を外します。仮面から現れたのは美しい女性・楊端和。そして彼女は、彼らのことを助けると約束してくれたのでした。

完全勝利!漂との誓いを守った信

山の王たちの助けを得た秦王たちは、王宮で待ち受ける敵対勢力を退けるために、城へ向かいました。仮面をつけて山の民に変装した彼らは、和睦交渉に来たと嘘をついてうまく王宮に入り込みます。

王宮に入り込んだところで仮面を外し、戦いを開始。そして成蟜がいるはずの最奥部へ向かっていきます。

そんな彼らの行手を阻んだのは、用心棒。腕の立つ用心棒に押される秦王たちでしたが、漂との約束を思い出した信はなんとか敵を倒すことができました。

成蟜は心強い用心棒を倒されたことで敗走。しかし、圧倒的な人数差で押される秦王たちは徐々に不利な立場に立たされるのでした。

そこに現れたのは王騎という人物が率いる軍勢。彼らは秦王たちの味方となり、一気に王宮を則った敵対勢力を押し返していきます。そして、秦王たち一行は敵対勢力を追い払うことに成功したのでした。

敵対勢力の王・成蟜も捕らえられます。秦王は彼を思い切り殴り、殺さないことを条件に捕縛します。そして勝利宣言を行ったのです。

「俺たちの勝ちだ!」

信は漂との誓いを果たすため、秦王に付き従うことに。新たに決意を示し、これからも王宮の平和のために戦うことを誓うのでした。

こうして本作『キングダム』はエンディングを迎えました。

映画『キングダム』の作品情報

映画『キングダム』のジャケット写真

レンタル開始日
2019/11/06
監督
佐藤信介
キャスト
山崎賢人 吉沢亮 長澤まさみ 橋本環奈 本郷奏多 満島真之介 阿部進之介 深水元基 高嶋政宏 要潤 橋本じゅん 坂口拓 宇梶剛士 加藤雅也 石橋蓮司 大沢たかお
上映時間
134分
さらに詳しく見る >
映画『キングダム』のユーザ評価

評価数:1906件
評価 :★★★★☆(4.2/5)

ゲオユーザの評価・ネタバレ
  • 評価 :★★★★★(5/5)
    漫画で読んでいたため、どのように実写化されるのか大変気になっていました。蓋をあけると最高のキャストと素晴らしい構成になっていたため、とても面白くてまた観たいと思いました。
  • 評価 :★★★★☆(4/5)
    コミックは読んだことがありませんがストーリー展開が良く勧善懲悪の下克上で感動的な作品でした。何故か日本の戦国時代の織田信長とイメージがかぶる部分もしありました、また、長澤まさみもとってもカッコよかったです。
  • 評価 :★★★★★(5/5)
    実写化はあまり好きではないですが、面白かったです。王騎はなかなか個性的でどんな風になるかと思ってましたが、大沢たかおさんの王騎が意外とマッチしてました。物語の内容はわかっていても泣けましたし、ハラハラドキドキしました。続きがあるといいなぁ。
  • 評価 :★★★★☆(4/5)
    漫画が気になっていたのですが巻数の多さにに圧倒されて二の足を踏んでいたので、読み始める突破口になればと借りてみまた。映画はとても楽しかったです。何巻分を映画にしたのでしょうか。読むハードルが少しだけ下がりました。
  • 評価 :★★★★★(5/5)
    実写ということで、少しなめてました!すみません!ものすごく良かったです!!役者さん達も素晴らしいし、スケールもでっかいし…そして特に吉沢亮さんの2役は見事に演じ分けられてて、目力もすごかった!がっつり心をつかまれました!続編が楽しみでたまりません!

さらにレビューを見る

おすすめの関連作品

『キングダム」は、中国春秋戦国時代を舞台としたストーリーになっています。そのため、本作から中国春秋戦国時代に興味を持って他の中国歴史映画を見始めたという人が多いようです。

時代は異なりますが、中国における戦いの歴史を描いた映画として『レッドクリフ』をおすすめします。こちらの映画は、魏・呉・蜀(ぎ・ご・しょく)という3国の戦いを描いた『三国志演義』がベースとなって制作された映画です。

公開本国である中国では、2008年にパート1が公開されており、初日の興行収入だけで2,700万人民元にのぼり、その後、公開1ヶ月で3億200万人民元。これは中国における国内映画の興行収入記録を新たに塗り替えるほどでした。

作品は「赤壁の戦い」をクライマックスとして描いており、これはタイトルが「レッドクリフ」であるところからも予想することができます。曹操や劉備、孫権、諸葛亮孔明など人気な歴史的人物が多く登場しており、中国の歴史に興味がある人であれば楽しむことができるであろう映画作品です。

映画『レッドクリフPartI』の作品情報

レッドクリフPartIのジャケット写真

レンタル開始日
2009/03/11
監督
ジョン・ウー
キャスト
トニー・レオン 金城武 チャン・フォンイー チャン・チェン ヴィッキー・チャオ フー・ジュン 中村獅童 リン・チーリン ユウ・ヨン ホウ・ヨン トン・ダーウェイ ソン・ジア バーサンジャップ ザン・ジンシェン チャン・サン チャン・サン
上映時間
147分
さらに詳しく見る >
映画『レッドクリフPartI』のユーザ評価

評価数:1344件
評価 :★★★☆☆(3.9/5)

ゲオユーザの評価・ネタバレ
  • 評価 :★★★★★(5/5)
    とても好き。音楽がワクワクさせる。三国志に思い入れのある人には突っ込みどころが多いのかもしれないけど、娯楽映画としては圧巻のスケールでかなり好き
  • 評価 :★★★★☆(4/5)
    男のつぼを知ってるジョンウー監督らしい作品。痛快なアクション作品!
  • 評価 :★★★★★(5/5)
    文句ないキャスティング。カメラワークや衣装、テーマ曲もカッコいい!ストーリーも 分かりやすく、沢山 登場人物が 出て来るが、歴史ファンには たまらない作品。中村獅童も好演。オススメです!
  • 評価 :★★★★★(5/5)
    スケールが大きく、時間が長いですが、飽きずに見られました。キングダムを読んだ後に見ると、戦術などこういう感じなんだとリンクする所もありました。戦いのシーンは、かなり見応えありました。
  • 評価 :★★★★★(5/5)
    自分は三国志には全く興味がありませんでしたが、レッドクリフは何度も見返してしまうほど面白かったです。特に諸葛孔明の頭の良さと策略の凄さが印象に残ってます。これを見て金城武の印象が上がりました。一度見てみることをおすすめします。

さらにレビューを見る

映画『レッドクリフ PartII -未来への最終決戦-』の作品情報

レッドクリフ PartII -未来への最終決戦-のジャケット写真

レンタル開始日
2009/08/05
監督
ジョン・ウー
キャスト
トニー・レオン 金城武 チャン・フォンイー チャン・チェン ヴィッキー・チャオ フー・ジュン 中村獅童 リン・チーリン ユウ・ヨン ホウ・ヨン トン・ダーウェイ ソン・ジア バーサンジャップ ザン・ジンシェン チャン・サン
上映時間
144分
さらに詳しく見る >
映画『レッドクリフ PartII -未来への最終決戦-』のユーザ評価

評価数:1275件
評価 :★★★☆☆(3.9/5)

ゲオユーザの評価・ネタバレ
  • 評価 :★★★★★(5/5)
    定期的に観たくなる大好きな作品。孔明がとにかく聡明で格好良い!舞台のスケール感もすごいし、楽しいです。
  • 評価 :★★★★★(5/5)
    制作費がかかっており、俳優さん達も一流の方ばかりなので、見応えがありました! また、歴史的な部分も分かりやすく勉強にもなりましたよ(^^)
  • 評価 :★★★★★(5/5)
    全三部作の巨編映画です。諸葛亮孔明の知略は本当に脱帽です。今、ああいう国民思いな政治家ぎ居てくれたらと思います。(笑)
  • 評価 :★★★★☆(4/5)
    本当の三国志の曹操がここまで悪者っぽいのかは分かりませんが、三国志を知るきっかけになる良い作品ではないかと思います。金城武がかっこいいです。
  • 評価 :★★★★★(5/5)
    前作同様、アクションは見応えあります。遂に船上での戦いや、曹操との直接対決が始まるわけですね~。こんな大きな戦いでも、女性が鍵を握ってるんですね~女は強しっψ(`∇´)ψ金城武さん演じる諸葛亮も、漢気をみせます。普段は敵でもある、劉備と孫呉。この連合軍の絆は、どれ程のモノなのか⁉︎全2作、最初から最後までワクワクドキドキです。何度観ても飽きない歴史アクション作品でした☆

さらにレビューを見る