紅の豚のジャケット写真

紅の豚の主人公は、元人間で現在は豚の姿で生活しているポルコ・ロッソ。空賊の集団から街の住民を守り、賞金稼ぎを生業として生活しています。

このポルコや空賊がいるイタリアのアドリア海が物語の舞台であり、ポルコを中心とした人間模様が描かれた作品です。

ここからネタバレ!閲覧にはご注意ください!

スタッフ・キャスト

監督:宮崎駿
脚本:宮崎駿
出演(声):森山周一郎、岡村明美、加藤登紀子、大塚明夫、桂三枝、上條恒彦、関弘子

空賊からアドリア海を守るポルコに挑むカーチス

ポルコがたまに会いにいくマダム・ジーナは、密かに想いを寄せている相手。しかしジーナは、アドリナ海で仕事をする男性の多くから人気を集める女性。ポルコとジーナが会ったとき、彼女から「なぜ豚になったのか」と聞かれますが、彼はそれに答えません。

ポルコが豚の姿になっているのは、自身が人間を嫌になってしまい魔法をかけたためです。もともと過去の世界大戦でトップの腕前を持つパイロットとして大活躍していた彼ですが、軍隊や一般社会のなかで人間関係に疲れてしまい、人間の姿をやめることを決意したのです。

あるとき、遊覧船に強盗が現れたとポルコへ連絡が入ります。彼はすぐに遊覧船へ向かい、鮮やかに空賊を退治していきます。空賊は乗船している女の子達を人質にしようとしますが、これも阻止することに成功し、いつものようにイタリアの人達を救うのでした。

この事件の後、ポルコはジーナが経営するホテル「アドリアーノ」の酒場へ向かいます。するとそこにドナルド・カーチスという、空賊連合が雇った用心棒が現れました。このとき、惚れっぽい彼はジーナを口説いている最中で、その現場に居合わせたポルコとにらみ合いになります。その後、パイロットとしての腕前が高い彼は、同じくパイロットとして名をはせるポルコに戦いを挑むのです。

ある日、ポルコはエンジンの調子が悪い飛行艇を修理するためにミラノに向かいますが、その最中、カーチスに襲われてしまうのでした。急に襲われましたが、彼の運転技術で弾はなんとかかわします。しかし、もともと不調だった飛行艇は激しい攻防に耐え切れず止まってしまい、彼は小さな島に逃げ込みます。その後、カーチサは彼を見つけることができなかったものの、飛行艇の破片を見つけ、それを持って「ポルコに勝った」とするのでした。

その後も見つからないポルコをジーナはとても心配します。いなくなってしまったことも当然ですが、ジーナにはある過去があったため、その過去から心配はより大きくなっていたのです。ジーナは過去に3回、飛行艇のパイロットと結婚しており、結婚相手はすべて亡くなっていたのです。そのため、また大切な人が命を落としてしまったのではという不安がよぎったのです。


出典:https://www.youtube.com/watch?v=awEC-aLDzjs

飛行艇修理で出会うフィオ

ある日、心配するジーナの元に1本の電話がかかってきます。その相手はポルコでした。彼女は彼の無事を確認することができましたが、同時にその電話で、ポルコがカーチスへ戦いを挑むという伝言を依頼されてしまいます。

ポルコは故障してしまった飛行艇を直すためにミラノのピッコロ社へ向かいます。しかし、多くの修理担当者は出払ってしまっている状態でした。また、飛行艇は修理も難しく、新しく作る必要があると言われてしまいますが、そこをなんとか修理してほしいとポルコは頼み込みます。

そんなポルコの姿を見ていたピッコロ社の経営者・ピッコロは、ポルコへ自分の孫娘を紹介します。孫娘のフィオは飛行艇の設計や修理を学んでおり、ポルコの新しい飛行艇も任されることになったのです。フィオの持ってきた設計図を見て、その知識に納得したポルコは、新しく飛行艇を造ることを承諾します。

フィオが作った飛行艇は故障したものよりも格段にパワーアップしており、ポルコはとても満足します。しかし警察がポルコを逮捕しようとしている動きがあることを知り、急いで飛行艇に乗ってピッコロ社を出ていくのでした。フィオは自分で初めて整備を手掛けた飛行艇であることと、まだしっかりと調整もできていないことから、一緒についていくと言いだします。仕方なくポルコはフィオを連れてアドリア海へ向かうのでした。

一方、アドリア海では、カーチスがジーナに対してプロポーズしていました。しかし、彼女はとある人を待っているからという理由で、全く相手にしていません。それはポルコのことでした。

フィオを連れたポルコがアドリア海に戻ると、そこにはたくさんの空賊が待っていました。彼らは腕の良いポルコに空では勝てないと思ったので、地上で戦うように促します。しかしフィオはそんな空賊達に空で戦うべきだと伝えるのでした。

ジーナに振られてしまったカーチスは、今度は強気なフィオに対して好意を寄せます。そしてポルコの再戦条件として、自分が勝てばフィオをもらうことを提示しました。フィオはポルコが負けないと自信があったため、その条件を承諾し、ポルコが勝てば飛行艇の費用を代わりに支払うことも条件として付け加えます。

ポルコとカーチスの再戦のときが訪れる

戦いのときが訪れました。ポルコとカーチスの決闘は多くの人に知れ渡っており、観客もたくさんいます。

ふたりは大勢が見守るなか激しい飛空艇での争いを繰り広げますが、なかなか決着がつきません。ポルコの作戦は無駄に弾を撃たずに一撃で仕留めるという戦法で、カーチスの後ろに回り込むことに成功します。しかし、銃弾が出なくなってしまうのでした。カーチスのほうも打ち続けていたため、弾切れを起こします。ふたりの戦いは地上に降りての殴りあいへと移りました。しばらくお互いに殴り続けますが、どちらも顔がボロボロになり、体力の限界が来て倒れてしまいます。

引き分けになるかと思える状態のなか、ジーナがふたりの元へと駆けつけます。お祭りのような状態となっているポルコとカーチスの決闘の話を聞いて、いてもたってもいられなくなったのです。ジーナが倒れているポルコに声をかけると、ポルコは最後の力を振り絞って立ち上がります。

カーチスは倒れたまま立ち上がらないため、ポルコの勝ちが決定しました。勝利に喜んだフィオはポルコにキスをしますが、体力が限界だったポルコは倒れてしまいます。それからしばらくして、倒れていたカーチスが立ち上がり、ポルコの顔を見て驚くのでした。

決闘を終えた、その後のポルコ達

こうしてポルコの勝利により、飛行艇の修理費用を得ることに成功します。ふたりの決闘の騒ぎを聞きつけてイタリア軍が現場に向かってきているため、ジーナは多くの観客をその場から解散させました。フィオはポルコと今後も一緒に居られると思っていたのですが、ポルコによってジーナの元に預けられてしまいます。

その後、年月がすぎたある日のこと。カーチスはアメリカで俳優として活躍しており、フィオは修理工場であるピッコロ社を祖父から引き継いでいました。

また、ジーナとは決闘をきっかけに仲良くなり、夏にはホテルアドリアーノへ訪れるようになるのでした。

映画『紅の豚』の作品情報

映画『紅の豚』のジャケット写真

レンタル開始日
2002/12/18
監督
宮崎駿
出演(声)
森山周一郎 加藤登紀子 岡村明美 大塚明夫 関弘子 六代目桂文枝 上條恒彦
上映時間
93分
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映画『紅の豚』のユーザ評価

評価数:4296件
評価 :★★★★☆(4.2/5)

ゲオユーザの評価・ネタバレ
  • 評価 :★★★★★(5/5)
    世界観が素敵。最初に登場する子どもに優しい空賊がコミカルで面白くて好き。映像もとてもきれい。
  • 評価 :★★★★★(5/5)
    何故、主人公が豚なのかは謎ですが、風景や飛行機の映像がとにかく綺麗!宮崎駿さんの世界は、やっぱり風の描写や浮遊感が絶品ですね!
  • 評価 :★★★★★(5/5)
    大人のジブリ。 かっこいいし、洒落てる。結構昔の作品なので、少し音質が悪いんですが(音楽や吹き替え)それがまた良い味出してます。終わった後も余韻が止まりません。巷ではそんなに目立つ作品では無いのですが、私の中では名作だと思っています。
  • 評価 :★★★★☆(4/5)
    飛ばない豚は、、、好きなことに打ち込めるところが羨ましい。 大空の広さに感動する作品。
  • 評価 :★★★★★(5/5)
    ジブリ作品の中では大人(の男子)が楽しめる唯一と言っていい一品。男女の関係もアメリカみたいな単純明快浅く、なんてより味も深みも複雑なイタリア。大人男子のおとぎ話ではあるけど、敏を取るのも悪くはないな、と思わせる。。ただしモテる男のみ(´- `*)

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おすすめの関連作品

スタジオジブリの作品である「紅の豚」を監督したのは、宮崎駿です。映画をあまり見ない方でも、聞いたことがないという方のほうが少ないのではないでしょうか。

宮崎駿は不思議な生物と姉妹の物語を描く「となりのトトロ」や、魔女が大人へと成長していくエピソード「魔女の宅急便」など、たくさんの有名な作品をつくりあげてきました。映画として初めて監督をした作品として1979年の「ルパン三世カリオストロの城」なども手掛けており、何度かリメイクもされた作品です。

他にもスタジオジブリと共に多くの大ヒットアニメ作品を手掛けており、いずれも「紅の豚」が気に入った方はぜひ見ていただきたいおすすめ作品ばかりです。

映画『となりのトトロ』の作品情報

映画『となりのトトロ』のジャケット写真

レンタル開始日
2003/01/16
監督
宮崎駿
出演(声)
日高のり子 坂本千夏 糸井重里 島本須美 北林谷栄 雨笠利幸 高木均
上映時間
88分
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映画『となりのトトロ』のユーザ評価

評価数:12520件
評価 :★★★★☆(4.3/5)

ゲオユーザの評価・ネタバレ
  • 評価 :★★★★★(5/5)
    ジブリ作品は何年経っても何度観ても楽しいです。展開がわかっているのに、可愛くて何度も観てしまいます。また映像に合った優しいサウンドも癒やされます。
  • 評価 :★★★★★(5/5)
    童心に帰りながら引き込まれて行くから、心が荒んでる時に観るといいかも。
  • 評価 :★★★★★(5/5)
    メイのやんちゃで可愛い姿と、サツキのしっかり者のお姉ちゃんの姿にぐっときました‼︎何回見ても惹きつけられるステキな映画です。
  • 評価 :★★★★★(5/5)
    昔懐かしい田舎を思い出させてくれました。トトロとメイちゃんのふれあいがなんとも可愛らしい。ネコバスに乗りたくなりました。
  • 評価 :★★★★★(5/5)
    大人になってあらためて観ると視点が変わって面白い。草壁さんみたいな旦那様が欲しい!(笑)

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映画『魔女の宅急便』の作品情報

映画『魔女の宅急便』のジャケット写真

レンタル開始日
2002/12/18
監督
宮崎駿
出演(声)
高山みなみ 佐久間レイ 山口勝平 戸田恵子 信沢三恵子 三浦浩一 関弘子 加藤治子
上映時間
103分
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映画『魔女の宅急便』のユーザ評価

評価数:10971件
評価 :★★★★☆(4.3/5)

ゲオユーザの評価・ネタバレ
  • 評価 :★★★★☆(4/5)
    キキの気持ちは、思春期の子達にはとてもすんなり受け入れやすいと思う。 ウチの子供(未就学児)も大喜びでした。
  • 評価 :★★★★☆(4/5)
    誰もが知っている魔女の宅急便。 キャラも可愛く、猫も可愛い。 主題歌も合っているので見てない人は一度は見た方がいい作品。
  • 評価 :★★★★★(5/5)
    昔ながらのおなじみのアニメです、たまに見たくなり、借りてきましたが、親子共々楽しむことができました。大人になってから見ると、子供の時分からなかったキキの成長や戸惑いなど、心の変化が見れて新しい発見がありました。
  • 評価 :★★★★★(5/5)
    少女の時が変わる瞬間を見ているようで感慨深い。
  • 評価 :★★★★★(5/5)
    何度も何度でも見て内容も分かっているのに、何度見ても飽きない素敵な作品です。子供の頃に見て魔女に憧れて、大人になって忘れてしまった素直を取り戻せる作品です。

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映画『ルパン三世カリオストロの城』の作品情報

映画『ルパン三世カリオストロの城』のジャケット写真

レンタル開始日
2002/12/18
監督
宮崎駿
出演(声)
山田康雄 増山江威子 小林清志 井上真樹夫 納谷悟朗 島本須美 石田太郎 永井一郎
上映時間
100分
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映画『ルパン三世カリオストロの城』のユーザ評価

評価数:2607件
評価 :★★★★☆(4.3/5)

ゲオユーザの評価・ネタバレ
  • 評価 :★★★★★(5/5)
    ルパン三世の映画で、いまだにこの作品以上の作品を観た事がない! 最近、声優さんの井上真樹夫様が亡くなられたので 特に懐かしく感じられます…。
  • 評価 :★★★★★(5/5)
    本作はワルのルパンと、悪のカリオストロ伯爵の戦いが中心だ。どちらも悪なのだか、その質はまるで違う。それは、伯爵は悪事のために弱者も利用するが、ルパンは決して弱者には手を出さないということである。人はその生涯において善であり続けることは困難だ。時には非行に走ることもあるだろう。しかしたとえ悪に堕ちたとしても、人として決して超えてはならないラインがある。一線を越えなければ将来笑い話になるかもしれないが、超えてしまったら後は破滅のみである。宮崎駿の描くルパンは、飄々としながらも実に深いメッセージを投げかけてくる。
  • 評価 :★★★★☆(4/5)
    『ルパン』ワールドの中に築いた、宮崎アニメのひとつの完成形。 ストーリー、アクション、キャラクター、メカニック、絵がきれいで良く動く、音楽、美術、 どれをとっても素晴らしく、完成度が高く『何より、小難しくなく、素直に面白い』。 とにかく最初から最後まで、面白くて楽しい。 ・・・これ以上は何もいうことないのですが、あえて言えば、ルパン三世のクールでニヒルな部分が少なく、 まさにクラリスを相手にした優しい王子様(おじさま)になっている。 ソフトすぎて、宮崎コナンルパンになっちゃっている。 『ルパンVS複製人間』にある、がさつさ、泥臭さ、汚さが無い。 このことがまさに「宮崎アニメ」だ。
  • 評価 :★★★★★(5/5)
    言わずと知れたスタジオジブリの名作であり最後のシーンなどはパロディが作られるほど有名である。次元が対物ライフルを立ったまま撃つのは少し気になるがもともとバケモノ揃いの作品なので気にするだけ無駄とも思える。個人的にはジブリ映画の中で二番目に好きな作品である。
  • 評価 :★★★★★(5/5)
    ルパン三世で1番好きな映画です。

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