となりのトトロのジャケット写真

いわずとしれたスタジオジブリの代表作である「となりのトトロ」は、宮崎駿監督作品で、1988年に公開されました。テレビの普及していない時代の所沢を舞台に、小学6年生のサツキと4歳のメイの二人が不思議な生き物トトロと出会うファンタジー映画です。香港・中国・アメリカ・フランス・イタリアでも上映されています。

同時上映された「火垂るの墓」と映画内の季節も似ているため、「火垂るの墓」で登場する蛍やトマトは本作には出さないように配慮されました。

映画の動員数・配給収入ともジブリシリーズの中では下位に属しますが、数多くの映画賞を受賞し、テレビで放送される回数はジブリシリーズの中でもトップレベルです。ビデオとDVDともに100万枚を売り上げており、トトロのキャラクターはスタジオジブリのマークとしても知られています。

ディズニー映画「トイ・ストーリー」の監督であるジョン・ラセターも本作が非常に気に入っており、「トイ・ストーリー3」内にトトロが登場しています。

ここからネタバレ!閲覧にはご注意ください!

スタッフ・キャスト

監督:宮崎駿
脚本:宮崎駿
出演(声):日高のり子 坂本千夏 糸井重里 島本須美 北林谷栄 雨笠利幸 高木均

不思議な生き物トトロと出会う

入院している母親の病院近くの古い家に、父親と越してきたサツキとメイは、引っ越しの最中にちいさなお化け「まっくろくろすけ」を見つけます。それを聞いた父親は、「お化け屋敷に住むのが子どもの頃からの夢だった」と大喜び。しかし、大家であった近所に住むおばあちゃんの孫の勘太に家をからかわれ、サツキと勘太の顔合わせは険悪に終わります。母親のお見舞いに出掛けるときも、サツキと勘太はすれ違うときにお互い「あっかんべー」をする始末。母親に新居でのお化け騒動を話すと、父親と同じく喜びました。症状が快方に向かっており、近いうちに退院できると聞きた三人は、それを楽しみにしながら自転車で帰ったのです。

引っ越しを済ませて休日を終えると、早速サツキは近所の友達と学校に向かい、父親は家で仕事をします。メイが一人で庭で遊んでいると、底の抜けたバケツを通して、不思議な生き物を見つけます。メイに気づいた小トトロは、一度はメイを撒くことに成功しますが、油断して中トトロと一緒に見つかってしまいます。トトロたちを追いかけて落とし穴に落ちたメイの目の前に、大きなトトロが寝ていました。メイはトトロに自己紹介をし、不思議なひと時を過ごしたのです。学校から帰宅後、メイがいないことに気づいたサツキが父親と行方を捜していると、庭の片隅で寝ているメイを発見します。サツキに起こされたメイが、二人にトトロを話して住処に案内しようとしますが、どうしてもたどり着きません。「嘘じゃない」と主張するメイに父親は、「トトロはこの森の主だから、いつでも会えるわけではない」と諭し、改めて三人でトトロがいるであろう森に向かって挨拶をします。


出典:https://www.youtube.com/watch?v=92a7Hj0ijLs

トトロと一緒に遊ぶサツキとメイ

父親が学会で家を留守にする日、メイは勘太のおばあちゃんの家に預けられていましたが、恋しくなってサツキのいる学校にやってきます。先生やクラスメイトの理解もあり、メイはサツキと一緒に学校で過ごし、トトロの絵を描いて遊びました。急に雨が降ってしまい雨宿りしていたサツキとメイに、勘太は無言で傘を差しだし、半ば押し付けるように去っていきます。勘太の貸してくれた傘のおかげで無事に帰宅したサツキとメイは、勘太の家に借りた傘を返しながら、父親を迎えにバス停へ向かいます。

寝てしまったメイをおんぶしながらバスを待っているサツキの前に現れたのは、なんとトトロです。大きなフキの葉を傘代わりにするトトロにサツキが傘を渡すと、お礼に木の実を渡されます。不思議な猫バスに乗っていったトトロと入れ違うように帰ってきた父親に、二人は興奮したまま今遭遇した出来事を語ったのです。サツキはこの出来事を手紙で母親にも知らせています。トトロからもらった木の実を畑に蒔きますが、なかなか芽が出ません。

そんなある日の夜、二人は畑の周りで踊るトトロたちを目撃。すると、芽が出たのもつかの間、ぐんぐんと巨大な木に成長したのです。そして二人はトトロと一緒にコマで空を飛び、木の上でオカリナを吹いて一夜を過ごしました。翌朝目を覚ますと畑の木は無くなっていましたが、代わりに小さな芽が顔を出していました。

楽しみにしていた母親の一時帰宅が中止に

学校が夏休みを迎えた二人は、おばあちゃんの畑でトウモロコシの収穫を手伝います。母親の調子もよくなってきており、夏休み中には一時帰宅をすることになっていたため、二人はその日を楽しみにしていました。そのとき、勘太が預かっていた電報をサツキに渡します。それは母親の入院している七国山病院からでした。慌てて父親に連絡をすると、折り返し母親の体調が優れないため、一時帰宅が取りやめとなったと告げられました。

母親と一緒に過ごせることを楽しみにしていた二人はショックを隠せず、特に幼いメイは癇癪を起こしてしまいます。何とかなだめようとするサツキですが、とうとうメイと言い合いになってしまい、気まずいまま帰宅しました。心配して訪ねてくれたおばあちゃんに、サツキは「お母さんが入院したときもこうだった。もしこのままお母さんが死んでしまったらどうしよう」と不安の気持ちを露にし、とうとう声をあげて泣き出してしまいます。その光景を見たメイはでトウモロコシを抱え、母親の入院する七国山病院へ一人で向かったのです。

猫バスに乗ってお母さんにトウモロコシを届けに

メイがいないことに気づいたサツキは、村の人たちと手分けして探し回りますが、一向に見つかりません。サツキは七国山病院へ向かったのだと検討をつけ、病院へ向かう道を通る人に聞いて回りますが、手掛かりは一切掴めません。

そんな時、池に片方だけ落ちていた女の子のサンダル。幸いメイのものではありませんでしたが、夕刻が近づいてきます。病院に向かう途中で迷ったメイを見つける手立ては、トトロに頼むことだけだと考えたサツキは、大急ぎでトトロの元へ向かいます。事情を察したトトロは猫バスを呼びサツキを乗せ、猫バスは迷子になっているメイの元へと駆け抜けます。無事にメイを見つけることの出来たサツキとメイの前で、猫バスは行き先を七国山病院へ変更してくれました。サツキはもう一度メイと一緒に猫バスに乗り、母親のいる七国山病院へと向かったのです。

母親の病室には父親もいましたが、思っていたより体調が悪くない母親の様子をみて安心します。母親自身も一時帰宅が取りやめになったことを残念がり、「早く退院して、サツキとメイのわがままをいっぱい聞いてあげたい」と前向きな思いを告げます。そのとき母親は、病室から見える木から、サツキとメイの姿を見た気がしました。父親は「気のせいじゃないかもしれないよ」と、窓際に置かれたトウモロコシを差し出します。そこには、お母さんへと書かれていたのです。母親の元気な姿を見て安心した二人は、再び猫バスに乗って村へと帰っていきます。勘太とおばあちゃんはびっくりしましたが、笑顔で帰路につきました。

となりのトトロの作品情報

となりのトトロのジャケット写真

レンタル開始日
2003/01/16
監督
宮崎駿
出演(声)
日高のり子 坂本千夏 糸井重里 島本須美 北林谷栄 雨笠利幸 高木均
上映時間
88分
となりのトトロのユーザ評価

評価数:12500件
評価 :★★★★☆(4.3/5)

ゲオユーザの評価・ネタバレ
  • ジブリ作品は何年経っても何度観ても楽しいです。展開がわかっているのに、可愛くて何度も観てしまいます。また映像に合った優しいサウンドも癒やされます。
  • 子供の頃から何回観ても飽きないし、大人になってから観ると、大人の視点で自然と観るので感じ方が子供の頃と違って楽しめる作品だなぁ~。
  • 何度でも見れる最高傑作。 20年たつが、初めてこの映画を見たときの 感動は今でも色あせない。 かわいらしい生き物が出てくるただの子供向けアニメにとどまっていない。望郷の念、自然への愛着、畏敬、空想獣を含めた ふだん目に見えない心的なもの(きわめて日本的な) の描写、家族愛、初恋、何から何まで詰め込まれている。 それでいて映画としては理想的な90分弱です!

おすすめの関連作品

宮崎駿監督は、本作公開の2年前には「天空の城ラピュタ」、翌年の1989年には「魔女の宅急便」を製作しています。その後も「紅の豚」や「ハウルの動く城」など、スタジオジブリ作品の多くを手掛けています。「もののけ姫」の最後に登場する「コダマ」が後々トトロになったという設定や、「千と千尋の神隠し」ではまっくろくろすけが登場したりと、ジブリ作品には関連性のある映画が多いです。

公開日はまだ未定ですが、新作「君たちはどう生きるか」にも取りかかっているとのこと。宮崎駿監督の活躍に、これからも期待しましょう。

天空の城ラピュタの作品情報

天空の城ラピュタのジャケット写真

レンタル開始日
2003年01月16
監督
宮崎駿
出演(声)
田中真弓 よこざわけい子 初井言栄 寺田農 常田富士男 永井一郎 糸博 鷲尾真知子 神山卓三 安原義人 亀山助清 槐柳二 TARAKO
上映時間
124分
天空の城ラピュタのユーザ評価

評価数:7981件
評価 :★★★★☆(4.3/5)

ゲオユーザの評価・ネタバレ
  • 誰もがジブリで見たことはあるのではないでしょうか? 王道の冒険物となってます、何回見ても自分もいつかこんな大冒険して見たいと思ってます笑 流れの展開も飽きず、目的地のラピュタに行くまでのワクワク感はなかなか表現できないほどくすぐられます、自然と人間の関係性、機械と時代の関係性も表現していて、上手くまとめあげていてさすが宮崎駿だと改めて思い知らされます、何度も見たくなる作品の一つですね、
  • ムスカのゴミっぷりが見たくなり、借りました。大人になってから見ると、子供の時に分からなかった心情の変化と戸惑いなど感じることができ、新しい発見がありました。パズーの男前ぷりに惚れてしまいそうです。
  • パズーとシータの出会いのシーンからして、RPGのような不思議さが、最初観た時から記憶に残っていて、それ以降のシーンもハチャメチャさがとても面白いものでした。 オススメは、ドーラ一家と炭坑の町の人達の乱闘シーンです。

魔女の宅急便の作品情報

魔女の宅急便のジャケット写真

レンタル開始日
2002/12/18
監督
宮崎駿
出演(声)
高山みなみ 佐久間レイ 山口勝平 戸田恵子 信沢三恵子 三浦浩一 関弘子 加藤治子
上映時間
103分
魔女の宅急便のユーザ評価

評価数:10958件
評価 :★★★★☆(4.3/5)

ゲオユーザの評価・ネタバレ
  • 人の思いやりや温かさを感じる、とっても素敵な作品。音楽、背景、物語、どこをとっても文句の言いようがなく、どことなく西洋?を思わせる。 個人的に好きなのは、キキが魔法が使えなくなった場面。絵描きの女の子が言っていたように、魔法と描くことは同じようなもので、使えなくなったり描けなくなったりする。そういう時は描いて描いて描きまくる。それでも、描けないなら描かない。違うことをする。そしたら、また描きたくなる。
  • 昔ながらのおなじみのアニメです、たまに見たくなり、借りてきましたが、親子共々楽しむことができました。大人になってから見ると、子供の時分からなかったキキの成長や戸惑いなど、心の変化が見れて新しい発見がありました。
  • ジブリ作品は理解が難しいものもあるのですが、この作品は引き込まれて見てしまっていました。子どもでも見やすい作品です!

紅の豚の作品情報

紅の豚のジャケット写真

レンタル開始日
2002/12/18
監督
宮崎駿
出演(声)
森山周一郎 加藤登紀子 岡村明美 大塚明夫 関弘子 六代目桂文枝 上條恒彦
上映時間
93分
紅の豚のユーザ評価

評価数:4285件
評価 :★★★★☆(4.2/5)

ゲオユーザの評価・ネタバレ
  • ジブリの代表作の1つ、お洒落で気持ちよく小粋で優しい作品。強い男と美しく意志の強い女のジブリ典型の設定。本作は出てくる人物が全員気持ちよく小粋でたくましい♪後味最高の作品。
  • 皆さんはもう御存知かと思いますが、世界三大ダンディと言えば、ジェームズ・ボンド(ダニエル・クレイグは除く)、クロコダイル・ダンディ、そしてポルコ・ロッソですよね。邦画史上最も格好良いキャラも彼です。
  • まだ観てない人は、晴れた日にまったり観てほしい!主人公のポルコもかっこいいし、流れる曲もまた雰囲気がある。ラスト幸せな気持ちになる作品‼︎

ハウルの動く城の作品情報

ハウルの動く城のジャケット写真

レンタル開始日
2005/11/16
監督
宮崎駿
出演(声)
倍賞千恵子 木村拓哉 美輪明宏 我修院達也 神木隆之介 伊嵜充則 大泉洋 大塚明夫 原田大二郎 加藤治子
上映時間
119分
ハウルの動く城のユーザ評価

評価数:6691件
評価 :★★★★☆(4.2/5)

ゲオユーザの評価・ネタバレ
  • 手放しで面白いとは言い難いですが、城の奇妙さや、色彩の美しさに目を惹かれて、ずっと観ていたくなるような不思議な作品です。ジブリだし1度は見てもいいのではないでしょうか。
  • 声優にまずはビックリさせられますよね… 物語も今までのジブリとはまた違ったストーリーな感じでどこかオズの魔法使いを感じさせてくれて懐かしくもなりました。
  • 宮崎駿監督の想像力溢れる独特の世界観と作品の奥深くに重大なテーマが隠されている、ジブリらしい作品だと思います。映画の要所に謎や伏線を残したままでありながら、最終的には文句なしのエンディングを作り上げてしまって、本当にすごいと思います。

もののけ姫の作品情報

もののけ姫のジャケット写真

レンタル開始日
2003/01/16
監督
宮崎駿
出演(声)
松田洋治 石田ゆり子 田中裕子 美輪明宏 小林薫 森繁久彌 森光子 西村まさ彦 上條恒彦 島本須美 渡辺哲 佐藤允 名古屋章
上映時間
133分
もののけ姫のユーザ評価

評価数:8949件
評価 :★★★★☆(4.3/5)

ゲオユーザの評価・ネタバレ
  • ジブリ大人向け作品。 日本の神話と民話のエッセンスと現代の社会問題をベースに、命と神の俗化と汚れた人の浄化を問う作品。
  • 網野史学の影響を受けたとおぼしき中世日本。蝦夷、大和朝廷、たたらば、まだ残るアジール、白拍子、癩者、山伏、古神道、密教、鉄&火薬銃、いろんな要素が猥雑に投げ込まれた、ごくワイルドな展開。アップダウンは激しく、カタルシスは衝撃的、そして圧倒的結末。よくもまあ、ここまで作り込んだものです。この作品は、現時点でのジブリの頂点にある作品だと思います。
  • 人間と自然のあり方を問うジブリを代表する作品だ。勧善懲悪などという概念をはるかに超越した、我々人類に強く訴えかける。放映から20年たった今もなお色褪せない普及の名作である。

千と千尋の神隠しの作品情報

千と千尋の神隠しのジャケット写真

レンタル開始日
2002/12/18
監督
宮崎駿
出演(声)
柊瑠美 入野自由 夏木マリ 菅原文太 内藤剛志 沢口靖子 上條恒彦 小野武彦 我修院達也 神木隆之介 玉井夕海 大泉洋 はやし・こば
上映時間
125分
千と千尋の神隠しのユーザ評価

評価数:11592件
評価 :★★★★☆(4.3/5)

ゲオユーザの評価・ネタバレ
  • ジブリの作品は本当にどれもおもしろい。単純なストーリーじゃなく、どれも先が読めないドキドキ感とワクワク感が備わってて大人が観ても楽しめるところが大好き。この作品も不思議な世界感が楽しめます。
  • ジブリが送るこの独特の世界観が大好きです。現実にはありえないけど、不思議な世界に足を踏み入れるまでの過程が、現実に起こり得るような所から始まる所がまたいい。
  • 画館で何回も見つつも、期間が空いたらまた見たくなる。千尋の呑気ぶりに最初はイライラするものの、お金に惑わされない姿は見ていて考えさせられる。子供にはエンターテイメント、大人には問題提起といった見方もできる。まさに子供から大人まで一緒に観れる大好きな映画。