レディ・プレイヤー1のジャケット写真

2018年公開された映画『レディ・プレイヤー1』は、日本のアニメや特撮を含む1980年代のポップカルチャーを盛り込んだベストセラー小説『ゲームウォーズ』を原作とし、ハリウッドの巨匠スティーヴン・スピルバーグが映画化した近未来SFです。

舞台は2045年の荒れ果てた地球。VR世界「オアシス」で、人々がお宝をゲットするための激しいバトルが繰り広げられています。

この「オアシス」の世界にはさまざまな人気キャラが登場するのですが、その中には「機動戦士ガンダム」や「AKIRA」、「メカゴジラ」、「ハローキティ」など日本の有名キャラが多数登場し、話題となりました。

レンタル開始日:2018/08/22、収録時間:140分、ジャンル:洋画SF

ここからはゲームのネタバレを含みます。閲覧にはご注意ください!

スタッフ・キャスト

監督:スティーヴン・スピルバーグ
原作:アーネスト・クライン
脚本:アーネスト・クライン ザック・ペン
出演:タイ・シェリダン ベン・メンデルソン オリヴィア・クック サイモン・ペッグ マーク・ライランス 森崎ウィン

舞台背景

物語の舞台は2045年のコロンバス。多くの人が貧しい生活に苦しみ、集合住宅でまとまって暮らさざるを得ない状況でした。そんな人々の、唯一の心のよりどころは仮想空間「OASIS」。そこでは、自らの理想像のキャラクターになりきり、戦いに勝つことでお金を稼いで好きなものを購入したり、友達を作ったり、結婚したりすることもできます。ただし、戦いに負けてしまうとすべてを失い、1からやり直さなければいけません。

コロンバスに住む多くの人はオアシスでの生活に夢中になっており、そこですべてを失うことはすなわち現実世界での絶望を意味します。そんな中、オアシスの開発者であるジェームズ・ハリデーがイースターエッグを隠して死去。彼はさらに、そのイースターエッグを手に入れた者には、莫大な遺産とオアシスの運営権を与えるというメッセージを残してこの世を去りました。

ハリデーは死後も「アノラック」というアバターとして、オアシス内で生き続けており、オアシス内に「3つの鍵」を作りました。イースターエッグを見つけるためには、3つの鍵を入手する必要があり、その為には3つの試練を乗り越える必要があります。世界中の人々が試練に挑戦しましたが、この5年間、隠されたイースター・エッグはまだ1つも見つかっていませんでした。

そんな中、オアシスを独占しようと企む大企業IOI社は、莫大な資金をもとにガンターチームを結成。大勢の「シクサーズ」という刺客を送り込み、鍵を手に入れようとしていました。


出典:https://www.youtube.com/watch?v=WS9kzLyGmk8

現実逃避をする孤独な少年、ウェイド

このような時代に生まれた17歳の少年ウェイドは、幼くして両親を亡くし、叔母と一緒に暮らしていました。貧しい集合住宅での生活に加えて、叔母の恋人から日常的に酷い扱いを受けており、現実世界に絶望ならがらも、オアシス内で自らのアバター、パーシヴァルになり、鍵の謎に挑戦しています。

ウェイドには、オアシス内で知り合ったエイチ、ダイトウ、ショウという友達がいますが、現実世界で会ったことはまだありません。

第1の鍵を手に入れろ!

ひとつ目の鍵はレースに勝つことで手に入れることができます。5年前からそのレースの入り口は知られていますが、難しいコースで激しいバトルが繰り広げられ、まだ誰も完走していません。

レースに挑戦することにしたウェイドは、カネダ・バイクに乗ったアルテミスと名乗る女性と出会います。過去にシクサーズを大勢倒してきたことで非常に有名なアルテミスとの出会いは、ウェイドを舞い上がらせます。

そして、第一の鍵を賭けたレースが始まります。開始序盤から既に次々と脱落者が出る中、ウェイドはゴール直前まで進むことができましたが、キングコングからの妨害で脱落します。ウェイドはそこへ走って来たアルテミスを、キングコングから間一髪守りますが、カネダ・バイクが大破します。

壊れてしまったカネダ・バイクを修理するために、ウェイドとアルテミスはエイチのもとを訪ねます。修理が完了するのを待っている間、ウェイドはアルテミスからレースを止めたことを責められます。

ウェイドはキングコングには勝てないに決まっていると訴えますが、アルテミスはこの世界にルールなんて存在しないし、創設者のハリデーはルールを嫌っていたと言い、オアシスから退出します。この意味深いアルテミスの言葉が引っかかっていたウェイドは、謎のヒントを探るために、ジェームズ・ハリデーの過去を紹介している記念館を訪れます。

3つの鍵を手に入れろ!

ハリデーのアーカイブからヒントを得たウェイドは見事第1の試練を突破し、鍵を受け取ることができました。先を越されて激怒するIOI社長ノーランは、ウェイドを潰すため、刺客・アイロックを送り込みます。次なる試練を乗り越えるため、再びハリデーのアーカイブを訪れたウェイドはアルテミスと再会。そこでアーカイブの案内人との賭けに勝ったウェイドは、25セントコインを受け取ります。

アルテミスと一緒にクラブに行くと、そこで待ち受けていたのがアイロックです。ウェイドはアルテミスに本名を告げるものの、アイロックにも聞かれてしまいます。そこへシクサーズの大群が押し寄せてきて、2人は命からがら逃げ出しました。

アルテミスは現実世界でIOIに苦しめられている人、死んだ人がたくさんいると教えてくれ、自分の父もその1人だと告白します。せっかく鍵を手に入れたウェイドですが、命を賭けるほどの使命感はありません。そのギャップにショックを受けたアルテミスは、立ち去ってしまいました。

パーシヴァルの本名を知ったIOIは現実世界でウェイドに接触。ノーランからIOI社の人間になるよう迫られますが、ウェイドはそれを拒否します。怒ったノーランはウェイドが住む集合住宅に攻撃をし、そこで叔母は亡くなってしまいました。呆然とするウェイドは、何者かに拉致されてしまいます。ウェイドを拉致したのは反乱軍を名乗るサマンサで、彼女こそがアルテミスだと気づいたのです。

再びハリデーのアーカイブを訪れ、彼が残した言葉からスティーヴン・キングの『シャイニング』を思い出します。『シャイニング』の世界に入った2人は、そこでアノラックから2つめの鍵を渡されました。一方、現実世界ではノーランの部下たちが反乱軍のアジトを発見し、襲撃。なんとか逃げ出したウェイドは、ヘレンと名乗る女性に助けられます。彼女はオアシスでウェイドの友人であるエイチだったのです。

現実世界で仲間と再会

ヘレンはウェイドに、オアシスでの仲間だったダイトウことトシロウと、ショウことゾウを紹介します。3人はIOIに捕まったサマンサを助けるため、オアシスにアクセスしているノーランを襲撃。ノーランはウェイドとトシロウに銃を向けられ、サマンサが囚われている場所、アクセスコードを白状します。実はノーランのコンピューターにハッキングしたウェイドたち。ノーランはオアシスにいながら、現実世界に戻されたと勘違いをしたのでした。

アクセスコードを入手したウェイドは、サマンサにコードを伝え、サマンサは無事逃げ出すことができました。しかし、ノーランは現実世界でないことに気づいてしまいます。サマンサにも逃げられ、激怒するノーランは、現実世界でウェイドたちを追うよう部下に命じました。

そのころウェイドはオアシスにいるアバターたちに呼びかけます。IOIにオアシスを奪われてはいけない。自分たちは立ち上がらなければならないと…。そして、ウェイドは「惑星ドゥーン」に集結し、みんなでIOIと戦おうと呼びかけるのです。アバターとシクサーズの大戦争が始まります。

一方、サマンサは第3の試練が「Atari2600」であることに辿り着いていました。オアシスに戻ったサマンサはウェイドに第3の試練のことを伝えます。ウェイドたちを待ち構えていたノーランは、メカゴジラになってウェイドたちに襲いかかってきました。アイアン・ジャイアントや機動戦士ガンダムとなったヘレンやダイトウですが、壮絶な戦いの末、メカゴジラに敗れてしまいます。

しかし、アルテミスが投げ込んだ手榴弾がメカゴジラ内部で爆発し、ノーランのアバターはリセット。現実世界に戻ったノーランは、シクサーズに紛れ込んだサマンサを探します。オアシスではアイロックがウェイドたちに激しい攻撃をしかけていました。

3つ目の試練を達成するのは誰だ!?

現実世界のサマンサに危機が迫っていることに気づいたウェイドは「ボクは君を愛している。オアシスを出たらリバーサウスで会おう」と伝え、アルテミスに銃口を向け、撃ちました。リセットされたサマンサは、無事IOIから脱出。残されたウェイドは「Atari2600」に辿り着きます。ウェイドはハリデーの言葉から、試練を達成するためにはゲームに勝つのではなく、見えないドットを探すことだと気づいたのです。

そこに現れたノーランが、オアシスそのものを破壊しようと爆弾のスイッチを入れ、全てのアバターをリセットしてしまいました。誰もいなくなったオアシス…しかし、たった1人だけ生き残ったのです。アーカイブ案内人からもらっていたコインは、なんと「オマケライフ」でした。

最後の試練をクリアし、目の前に現れたアノラックから鍵を受け取るウェイドは、受け取った鍵を鍵穴に差し込みます。現実世界ではノーランが、ウェイドが乗ったバンを追い掛けていました。ヘレンたちを追い詰めたノーランは、バンの中にいるウェイドに銃口を向けます。しかし、ウェイドにエッグを渡されたことを知ったノーランは、そのまま何もできず、警察に連行されていきました。

ゲームに勝ったウェイドは、モローから契約書を受け取ります。モローはかつて、オアシスの共同経営者だった人物です。ウェイドは受け取った財産を仲間と分け、オアシスも一緒に運営していくことにしました。モローはウェイドの全てを見ており、彼こそがアーカイブの案内人だったのです。

散りばめられた小ネタ

本作は、物語の最初から最後までさまざまなハリウッド映画ネタが散りばめられております。その一部をこちらでご紹介。

・バットマン

冒頭オアシスに入るシーンで、エベレストを登るバットマンの姿が見えます。ハリデー図書館の場面や惑星ドゥームでの決戦にも登場。クラブでのシーンもいろいろな時代のバットマンが現れます。
最初のカーレースでは、68年バットマンが愛用していたバットモービルが映りますが、エイチのビッグフットトラックに突き落とされてしまいます。ソレントからメールをもらうときのゴーグルにもバットマンのステッカーが見えます。

・ワンダーウーマン

DC作品のヒロイン、ワンダーウーマンは、ヘレン(エイチの現実世界での姿)が着ているジャケットにあるワッペンに。アルテミスが乗るカネダのバイクにもワンダーウーマンのステッカーが貼ってあります。

・ロボコップ

ロボコップはサイボーグ警官が主人公のSFアクション映画。カーレースでアルテミスが乗るカネダバイクが跳ね上がる瞬間、映画の舞台「デルタシティ」の看板が映ります。

このほかにも他の映画へのオマージュとして色々と盛り込まれているようですので、是非探してみてくださいませ。

レディ・プレイヤー1の作品情報

レディ・プレイヤー1のジャケット写真

レンタル開始日
2018/08/22
ジャンル
洋画SF
収録時間
140分
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レディ・プレイヤー1のユーザ評価

評価数:1998件
評価 :★★★★☆(4.2/5)

クチコユーザのレディ・プレイヤー1の評価
  • J・キャメロン『アバター』への、スピルバーグらしいアンサー映画のような趣き。このところぼくは小難しいのばかり観ていたので、こんなにも楽しく、ハラハラドキドキするだけの封切り映画は久しぶりだ。山里亮太は試写会で泣いたそうだが、こうも派手に’80年代ポップカルチャーが溢れかえりジャパニメーションへのオマージュがぶち込まれると確かに見終って平静を装うほうが難しそうだ。

    仮想空間【オアシス】ではあらゆることができる。地上にいながら別の惑星に遊ぶようだ。開発者は莫大な財産を遺して殁したが、【オアシス】の謎を解いた者に相続させるとも言い残した。物語は誰がいちはやく解くかをモチーフとして進むが映画自体も一つのゲームと化している。CGだらけだと頭ではわかっていても、これほどの質感を維持したままアバターを展開するのは並大抵ではないはずだ。健康な人ならばぜひ今作は3Dで観よう!

    PrizmaXの森崎ウィンくんがいい。スピルバーグ監督によれば「三船敏郎に似てる」そうだが、リップサービス抜きにみても爽やかで実によかった。ファミコンが席巻した頃(今もそうだろうが)攻略本が流布して裏ワザなるものが流行ったものだが、それも踏まえた味付けも施されている。とにかく日本のゲーム文化への理解と応用の態度はなまなかではない。先の大戦が終って100年後を舞台に仲間が性も国籍も超えて絆を確かめあう。平和の味がするいい映画だ。

  • 何でもありな世界で見ている側もワクワクする作品でした。同じみのキャラクターもたくさん出てくるので探してみるのも楽しいです。最後もメカゴジラやガンダムの戦いは面白いです。
  • 見てスッキリ満足の一本!! 主人公がネットの世界でーという内容だけど、見終わると、「ゲーセンで大勝、後に牛角の食い放題にコーヒーフロートの〆」そんな1本‼

おすすめの関連作品

『レディ・プレイヤー1』でハリウッドデビューを果たした森崎ウィンは、この作品を機に、日本でも一気に知名度が上がった俳優です。そんな森崎ウィンの最新作は、第156回直木賞、第14回本屋大賞をW受賞した『蜜蜂と遠雷』の実写映画版。この作品は、2019年10月に公開されます。

また、主人公ウェイドを演じたタイ・シェリダンは2016年より『X-MEN』シリーズにサイクロップス役で出演していることでも有名です。シリーズ最終作である『X-MEN:ダーク・フェニックス』は2019年の6月に日本で公開されました。

X-MAN

X-MANのジャケット写真

レンタル開始日
2001/02/23
監督
ブライアン・シンガー
キャスト
ヒュー・ジャックマン パトリック・スチュワート イアン・マッケラン ファムケ・ヤンセン ジェームズ・マースデン ハル・ベリー アンナ・パキン タイラー・メイン レイ・パーク レベッカ・ローミン ブルース・デイヴィソン マシュー・シャープ ショーン・アシュモア
上映時間
104分
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X-MANのユーザ評価

評価数:3664件
評価 :★★★☆☆(3.9/5)

ゲオユーザの評価・ネタバレ
  • 日本にアメコミブームを巻き起こした作品です。今見ても魅力いっぱいです。
  • 特殊能力を発揮するときの映像が、CGと分かっていても、興奮し、スリルとドキドキ感が止まらない。
  • この映画、社会的テーマも盛り込まれてるので好きですね。 ただのアメコミだけじゃなく、偏見とかを題材にしてます。 マイノリティーの存在を排除しようとする人間の方が怖いです。

X-MEN:ダーク・フェニックス

X-MEN:ダーク・フェニックスのジャケット写真

レンタル開始日
2019/10/09
監督
サイモン・キンバーグ
キャスト
ソフィー・ターナー ジェームズ・マカヴォイ マイケル・ファスベンダー ジェニファー・ローレンス ジェシカ・チャステイン
上映時間
114分
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X-MEN:ダーク・フェニックスのユーザ評価

評価数:280件
評価 :★★★☆☆(3.7/5)

ゲオユーザの評価・ネタバレ
  • X-MENシリーズ最終章に相応しい映画です。改めて他の作品を見直したくなります。
  • X-MENシリーズはすべてみてますがみいってしまいますね。最近のマーベルは面白くなってますがX-MENシリーズはシリアス。 パワーバランスや時間軸でおかしな点が多数ありますが楽しめました。
  • 圧倒的な映像と音響が凄まじい迫力となって観る者の心を揺さぶります。とにかく覚醒した後のジーンの強さは目を見張ります。昨日の友は今日の敵という事を見せつけられ、メンバー達の葛藤も丁寧に描かれていた。最後のシーンはやや寂しいものがありますが、覚醒したジーンは何処に?