リメンバー・ミーのジャケット写真

2018年3月に公開された映画『リメンバー・ミー』は、ウォルト・ディズニー×ピクサー・アニメーションが手がけた大ヒット長編アニメ映画です。メガホンを取ったのは『トイ・ストーリー3』の監督・リー・アンクリッチ。本作は第90回アカデミー賞において長編アニメ映画賞と主題歌賞2部門にノミネート、アニメ映画賞でオスカーを受賞しました。

先祖が家族に会いに来るという“死者の日”をテーマにしたほっこりする物語です。ディズニー映画にしてはめずらしくメキシコを舞台にしており、世界的に有名なメキシコ人画家、フリーダ・カーロも死者となって登場します。家族の絆、そして先祖との絆を描いた感動作品です。是非家族みんなでご覧いただくことをオススメいたします。

レンタル開始日:2018/07/18、収録時間:105分、ジャンル:海外アニメ・定番スタジオ

ここからはゲームのネタバレを含みます。閲覧にはご注意ください!

スタッフ・キャスト

監督:リー・アンクリッチ
脚本:エイドリアン・モリーナ マシュー・アルドリッチ
出演(声):アンソニー・ゴンザレス ガエル・ガルシア・ベルナル ベンジャミン・ブラット アランナ・ウバック レニー・ビクター ジェイミー・カミル アナ・オフェリア・ムルギア ナタリア・コルドバ=バックリー ソフィア・エスピノーサ

ミゲル、家族の掟を破り死者の国へ

むかしむかし、メキシコの陽気な音楽が響き渡る街「サンタ・セシリア」に住むある男は、ミュージシャンになるために家族を捨て、旅立っていきます。残された妻ママ・イメルダは幼い娘ココを育てながら靴職人になりました。家族を捨てた夫を恨み、彼女は「音楽禁止の掟」を掲げます。一人娘のココ、孫のエレナはその家訓を守りながら、代々靴職人を生業に生計を立てていくのです。

ミュージシャンになることを夢見る少年ミゲルは、エレナの孫。音楽が大好きでギターを弾いていましたが、「掟」により、家でギターを弾くのはおろか、音楽を聴くことすらできません。

伝説のミュージシャン、エルネスト・デラクルスに憧れているミゲルは、家族に隠れてこっそり「死者の日の音楽コンテスト」に出場しようと決意します。しかしその日は、亡くなった家族がこの世に帰ってくる大切な日。おばあちゃん(エレナ)はミゲルに「家族と過ごす大切な日に外出なんてもってのほか!」ときつく言い渡すのです。

その最中、ミゲルが音楽をやっていることがおばあちゃんにバレてしまいます。大切なギターを叩き壊したおばあちゃん。ミゲルは「こんな家族もういやだ!」と言って出て行ったのです。彼はコンテストにエントリーを申し出ますが、楽器がないので参加できません。音楽への夢を諦めきれないミゲルは、デラクルスの霊廟(れいびょう)にあったギターを盗んだ事がきっかけで死者の国へ迷い込んでしまいます。

明るいガイコツ達が暮らす摩訶不思議な世界へ1人迷い込んでしまい、混乱しているミゲル。そこで出会ったのはガイコツになったご先祖達でした。家族との再会を喜ぶミゲルでしたが…。


出典:https://www.youtube.com/watch?v=zNCz4mQzfEI

デラクルスとの対面

死者は、年に1回行われる「死者の日」に現世に戻ることができます。そのためには、現世にいる家族が亡くなった人のことを思い、祭壇に写真を飾らなければなりません。先祖たちはミゲルに、ママ(ミゲルの高祖母)が現世に戻れなくなったと訴えます。原因は祭壇に飾られていた彼女の写真をミゲルが持ち出したことで、その写真にはママと娘のココ(ミゲルの曽祖母)が写っていました。夫も写っていましたが、夫の顔の部分は破れていました。

死者の国にやってきてしまったミゲルは、家族からの「許し」を得なければ現世に帰れません。ママは「もう二度と音楽はやらない」という条件でミゲルを許し、現世に帰って私の写真を祭壇に飾りなさいと命じます。しかし、現世に戻ったミゲルはギターを弾いてしまい、また死者の国に戻されてしまいました。 すぐに戻ってきたミゲルにママは大激怒。ミゲルはママの写真に写る男性が、エルネスト・デラクルスだと気付きます。

「自分の高祖父がデラクルスなら、彼に許しを乞えば現世に戻れる!」そう思い、死者の国でデラクレスを探そうとママの元から逃げ出すミゲル。日の出までにデラクルスから許しをもらわないといけません。そこで彼はヘクターと出会います。 ヘクターは「死者の日」に家族の元へ帰りたいのですが、家族が自分の写真を飾ってくれないため、現世に帰ることができません。ヘクターは「自分はデラクルスと親しい」とミゲルに言い、彼に会わせる代わりに、現世に戻ったら自分の写真を飾ってほしいと頼みます。

死者の国でも絶大な人気を誇るデラクルスは、毎年「死者の日」にパーティーを開催します。「死者の日」に行われる音楽コンテストの優勝賞品はパーティーの招待状だと聞いたミゲルは、コンテストに出場しました。

しかし、ママ達が駆け付けたために、会場を離れることに。逃げるミゲルにヘクターは「死者の国にデラクルス以外家族はいないと言ったじゃないか」と責めます。怒ったミゲルはヘクターの写真を突っ返して人混みに紛れましたが、ママに見つかってしまいます。ママはかつて、夫が奏でるギターに合わせて歌うことが何よりの幸せだったとミゲルに語りました。しかし娘・ココが生まれてから、音楽より家族が大事だと思うようになったのです。しかし夫は家族を捨て、音楽の道を選んでしまったのです。

ミゲルはママを振り切り、単独行動に出ます。たった1人でデラクルスがいるタワーへと潜入し、彼との対面が実現。しかしそこへ、突然ヘクターが現れます。

ヘクターはデラクルスと一緒に演奏していましたが、家族から離れて旅する生活が苦痛になり、音楽をやめようと決めます。ところがデラクルスは大反対。なぜなら全ての曲はヘクターが作っていたからです。そのことで言い合いになり、デラクルスは警備員に命じてヘクターを連れ出します。

デラクルスはミゲルが現世に戻って真実を公表できなくなるよう、ミゲルが持っているヘクターの写真を奪い、ミゲルを地下洞窟に閉じ込めてしまいます。

ママ達の協力

奇しくも同じ場所に閉じ込められていたヘクターとミゲル。2人は自分たちが家族だったことを知り喜びます。ヘクターこそがママの夫であり、ミゲルの高祖父だったのです。

その後、ママ達が助けに来て、2人とも救われます。紆余曲折もあって、彼らは協力関係を築くようになります。

ミゲルは夜が明けるまでに現世に帰らなければ、生き返ることができなくなります。そしてヘクターにも「2度目の死」が近づいていました。死者は現世にいる人がだれも思い出さなくなると、2度目の死を迎えることになるのです。ヘクターの娘・ココは高齢のため父の記憶が薄れていました。 早く現世に戻らなければならないミゲル。ですが、先にヘクターの写真をデラクルスから取り戻す必要があります。

彼らは再びデラクルスの元へ。この時、デラクルスは死者の日に向けてスペシャルコンサートの準備をしていたところでした。ミゲル達は美術監督であるフリーダ・カーロの協力もあって、会場への潜入に見事成功。ついにデラクルスと再び顔を合わせます。

この時、真っ先に彼の元へ詰め寄ったのはママでした。夫の写真を取り返そうとする妻の姿に、ヘクターは喜びを隠せませんでした。

ですが、ミゲル達を見ると、デラクルスはすぐさま逃亡してしまいます。ミゲル達はデラクルスの後を追いますが、その途中で舞台装置が誤って作動。

なんとママがコンサートの舞台に立ってしまうことに。突然の出来事に困惑した彼女でしたが、かつての記憶を呼び覚まし、見事な歌声を披露します。

家族の再会

デラクルスはミゲル達を追い詰め、かつての悪事を自白します。しかし、それがコンサートのスクリーンに映し出され、観客から非難を浴びることに。ミゲルの家族が観客席につないだカメラで撮影し、全ての真実を人々に知らしめたのです。罵声を浴びるデラクルスは、ママのアレブリヘ(メキシコの民芸彫刻)で会場から外へ放り出され、大きな鐘にぶつかり、押しつぶされました。

一方、この騒動で写真がなくなって、ヘクターは第2の死を避けることができなくなりました。やがてママとヘクターは、ミゲルを元の場所に帰してあげることにします。ママは最後に、「家族があなたを愛していることを忘れないでおいてね」とミゲルに告げて、彼を元の世界へと送り返しました。

現世に戻ったミゲルは大急ぎでココの元へ向かいました。ココがヘクターを忘れたら、ヘクターは「二度目の死」を迎えてしまいます。ミゲルは「リメンバー・ミー」をココに歌って聞かせました。父のことを思い出したココは、机の引き出しから手紙の束を取り出します。全て父からの手紙です。手紙にはヘクターが作った歌や、あのちぎれた写真の一部も残っていました。

また冒険に出る前と後では、元の世界周辺の状況が異なっていました。元の世界ではこれまで行ってきた悪事が明るみになったデラクルスは忘れ去られ、ヘクターは英雄となっていました。

それから1年後の「死者の日」。祭壇にはママ、ヘクター、ココの写真が飾られました。死者の国で再会したココとヘクター、そしてママと家族たちは、「死者の日」に揃って現世に来ることができました。そして、掟がなくなった家族はミゲルの美しい歌声とともに「死者の日」をみんなで祝ったのです。

リメンバー・ミーの作品情報

リメンバー・ミーのジャケット写真

発売日
2018/07/18
ジャンル
海外アニメ・定番スタジオ
収録時間
105分
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リメンバー・ミーのユーザ評価

評価数:2776件
評価 :★★★★☆(4.5/5)

ゲオユーザのリメンバー・ミーの評価
  • 映像の美しさや心に残る歌が印象的です。家族の繋がりをテーマにしたストーリーですが子どもにも分かりやすい場面展開で最後まで集中して見ていました。
  • 家族を大切にしようと思いました。もちろん先祖のことも。生きてるからこその素晴らしさ、見守ってくれる人のある暖かさを学びました。
  • 吹き替え版で鑑賞。ミゲルの声も歌も最高でした。人って生きている時は勿論 死んでからも「忘れられる」って事に 恐怖があるんだと思う。ミゲルの国は日本のお盆のように 死者が戻ってくるという風習があるようで 考え方は近いと思う。1年に1度でも 思い出す、話をするって大事だなって思いました。子供でも理解できる内容なので 春休み親子で鑑賞されると良いと思いました。レンタルされたら 字幕版を鑑賞したいです。

おすすめの関連作品

『リメンバー・ミー』の監督「リー・アンクリッチ」は、「トイ・ストーリー3」も監督していたことで知られています。リー・アンクリッチが初めて単独で監督した「トイ・ストーリー3」は、全世界興行収入においてピクサー映画の歴代1位となったうえ、アカデミー賞で長編アニメーション賞や脚本賞も受賞するなど、ヒットメーカー的な存在と言えるでしょう。

また、ヘクターの声を担当したガエル・ガルシア・ベルナルもまた、映画「バベル」やアメリカのドラマ「モーツァルト・イン・ザ・ジャングル」などでの演技力から、高く評価されている俳優です。このように、『リメンバー・ミー』にかかわるスタッフ・キャストは精鋭揃いなので、この映画と合わせて出演作などを見てみてはいかがでしょうか。

トイ・ストーリー3の作品情報

トイ・ストーリー3のジャケット写真

レンタル開始日
2010/11/03
ジャンル
海外アニメ・定番スタジオ
出演(声)
唐沢寿明 所ジョージ 日下由美 小野賢章 きゃさりん 小宮和枝 諸星すみれ 勝部演之 辻萬長 松金よね子 三ツ矢雄二 永井一郎 大塚周夫 高橋理恵子 東地宏樹
上映時間
103分
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トイ・ストーリー3のゲオユーザ評価

評価数:8385件
評価 :★★★★☆(4.2/5)

ゲオユーザの評価・ネタバレ
  • 子供が成長する寂しさを感じます。でも一作目は小さかったアンディーが心優しい青年に成長したことがわかりすごく嬉しくなりました。
  • CGアニメ史上ではおそらくこれが最高のラストシーンが観られる間違いなく傑作。 おもちゃで描かれる一種の人生のターニングポイント。人は変わらなければならないと教えてくれる。
  • 時代が変わり、子どもが手に持っているオモチャを手放していく時の寂しくも必ず誰もがやっていることに焦点を当てた作品です。 おもちゃの側から見ると自分たちはこんなにも酷いことをしていたのかと反省です。

バベルの作品情報

バベルのジャケット写真

レンタル開始日
2007/11/02
監督
アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ
キャスト
ブラッド・ピット ケイト・ブランシェット ガエル・ガルシア・ベルナル 役所広司 アドリアナ・バラッザ 菊地凛子 エル・ファニング 二階堂智 ネイサン・ギャンブル ブブケ・アイト・エル・カイド サイード・タルカーニ モハメド・アクサム
上映時間
143分
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バベルのゲオユーザ評価

評価数:586件
評価 :★★★☆☆(3.2/5)

ゲオユーザの評価・ネタバレ
  • 菊地凛子さんの体当たりの演技がすばらしかった、たった一発の銃弾で様々な人達の運命を変えてしまうなんて・・・・やりきれないですね。
  • 旧約聖書「バベルの塔」を大きなテーマとしている映画バベル。 同じ言語でコミュニケーションを取っていた人間達が神に近づこう、神になろうと天まで届く塔を作り上げていたが、傲慢で信仰心、忠誠心のない人間達に怒りを感じた神が彼らの言語を分け、互いに言葉と心が通わなくなり、彼らが作ったバベルの塔が崩れ去り、人々は方々に散らばっていったという話。 それが別れた言語のルーツだと聖書は伝えているが、この映画はその言葉と心が通わない今の世界の苦しみを3つのストーリーとして同時進行しながら展開される。最後はすべてが1つの話にまとまる。 この「バベルの塔」の話を知らなければ、この映画の面白みは間違いなく半減するだろう。 果たしてこれら人間の災難は神が悪いのか、人間が悪いのか。 それはいつの時代でも起こる人類最大のテーマかもしれない。
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