ユートピア?ディストピア? 近未来を描いた映画【洋画】の画像

車が空を飛び、ロボットが人間に代わって色々な仕事をこなしてくれる、そんな世界が現実になろうとしている今、近未来と聞いてどんな世界を想像するでしょうか?

映画では昔から、人に代わってロボットが仕事をしてくれるような世界や、何らかの理由で荒廃してしまった世界など、さまざまな近未来の姿が描かれています。それぞれの映画で描かれている近未来はユートピアでしょうか、それともディストピアなのでしょうか。立場や見方によって捉え方が変わってくるでしょう。

観終わったあとにもいろいろ考えさせられる、近未来を描いた映画をご紹介します。

ブレードランナー

概要:1982年に公開された『ブレードランナー』は、当時の近未来であった2019年のロサンジェルスを舞台にして、人造人間と人間との戦いをフィルム・ノワール調で描くSF映画。フィリップ・K・ディックの「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」を基に製作されました。

あらすじ:2019年。環境破壊により人類の大半は宇宙の植民地(オフワールド)に移住し、宇宙探索や植民地惑星での危険な労働はレプリカントと呼ばれる人造人間に任せていました。しかし、彼らは製造から数年経つと感情が芽生え、人間に反旗を翻すようになりました。そこで安全装置として4年の寿命が与えましたが、脱走し犯罪や叛逆をするレプリカントが後を絶ちません。そんな彼らを判別し見つけ出した上で「解任(射殺)」する任務を負うのが、警察の専任捜査官「ブレードランナー」でした。

主人公のデッカード(ハリソン・フォード)はブレードランナーとして、地球に侵入した4人のレプリカントを見つけ出すよう命じられます。果たして彼は任務を遂行できるのでしょうか。

補足:2017年には続編「ブレードランナー 2049」も公開されました。表題の通り今度は2049年のカルフォルニアを舞台に、人類滅亡の危機が描かれます。

ブレードランナーのジャケット写真

レンタル開始日
1998/11/20
ジャンル
洋画SF
出演
ハリソン・フォード ルトガー・ハウアー ショーン・ヤング エドワード・ジェームズ・オルモス M・エメット・ウォルシュ ダリル・ハンナ ウィルアム・サンダーソン ブライオン・ジェームズ ジョセフ・ターケル ジョアンナ・キャシディ
さらに詳しく見る >
ブレードランナーの評価

評価数:2015件
評価 :★★★☆☆(3.8/5)

ゲオユーザのブレードランナーのレビュー・評価
  • ディストピアを描いたSF映画の金字塔。1982年公開で、近未来としての2019年を描いているが、今現在と比較するのも楽しい。
  • 多くのSF作品に多大な影響を与えた名作。最近の映画、ゲーム、漫画にもオマージュシーンが数多く出てきます。SF好きなら必見!

マトリックス

概要:1999年に公開された『マトリックス』は仮想現実空間を創造して世界を支配するコンピュータを相手に戦いを挑む男の死闘を描いたSFアクション。

あらすじ:近未来。コンピュータ・プログラマーのトーマス(キアヌ・リーヴス)は裏稼業ではネオと呼ばれる名うてのハッカーでしたが、ある日、突然トリニティ(キャリー=アン・モス)と名乗る美女の接触を受け、彼女に導かれて、モーフィアス(ローレンス・フィッシュバーン)なる人物に出会います。彼はトーマスが生きているこの世は、実はコンピュータが創造した仮想世界で、実際は彼らが造り出した巣の中で夢をみせられているだけだという恐るべき真実を告げます。トーマスことネオは救世主として、人類をコンピュータの支配から解放する戦いに挑むのでした…。

補足:この様に書くといかにもSF映画らしい筋書きのように思えますが、驚くべきことに、「この世はコンピュータによって作られた仮想現実である」という仮説も存在します。もしかしたらこの映画が描いているのは近未来などではなく、私たちが現実だと信じて疑わない、この世界の真実の姿そのものなのかもしれません…。

マトリックスのジャケット写真

レンタル開始日
2000/03/24
ジャンル
洋画SF
出演
キアヌ・リーヴス ローレンス・フィッシュバーン キャリー=アン・モス ヒューゴ・ウィーヴィング グロリア・フォスター ジョー・パントリアーノ マーカス・チョン ポール・ゴダード ロバート・テイラー ジュリアン・アラハンガ マット・ドーラン ベリンダ・マクローリー アンソニー・レイ・パーカー
さらに詳しく見る >
マトリックスの評価

評価数:2478件
評価 :★★★★☆(4.0/5)

ゲオユーザのマトリックスのレビュー・評価
  • 映像美の追求。今までになかった撮影手法は色々なものに発展していったと思います。序章となる本作品は、マトリックスが何であるのか、また自分の置かれている立場などが徐々に解き明かされていき、何をすべきなのかを知っていくストーリーです。見たことのない人、SFがそれほど好きではない人にも是非見てもらいたい作品です。
  • この世界の総てのもの、目の前の美味そうな食べ物も、魅惑的な美女も、口うるさい上司も、なにもかもがコンピューターから送られてくるコードにすぎないとしたら・・・ 背筋の凍る状況設定である。 コンピューターの作り出した仮想現実からの出口が電話線というのが、なんともアナログで面白い。

トータル・リコール

概要:1990年に公開された『トータル・リコール』は、近未来の火星を舞台に、悪夢のような冒険を描くSF超大作。フィリップ・K・ディックの短編小説「追憶売ります」が原作です。

あらすじ:ダグ・クエイド(アーノルド・シュワルツェネッガー)はいつも火星の夢を見てうなされていました。妻ローリーに「火星に移住したい」と打ち明けるものの一蹴されてしまった彼は、「旅行の記憶を売る」という広告を見つけ<リコール社>を訪れます。模造記憶による火星旅行をすることにした彼でしたが、ここで思わぬ事態が起こります。

彼の正体は火星の支配者コーヘイゲン(ロニー・コックス)の片腕として働くハウザーという名の諜報員で、その記憶を全て消されて地球に送り込まれていたのです。しかし、その消された記憶がリコール・マシーンによって甦り始めてしまいました。実はローリーも彼の本当の妻ではなく、クエイドを監視するコーヘイゲンの手下でした。真実を突き止めるため、クエイドの悪夢のような冒険が始まります。

補足:2012年にはリメイク版も公開されました。

トータル・リコールのジャケット写真

レンタル開始日
1999/10/28
ジャンル
洋画SF
出演
アーノルド・シュワルツェネッガー レイチェル・ティコティン シャロン・ストーン ロニー・コックス マイケル・アイアンサイド マーシャル・ベル メル・ジョンソン・Jr ロイ・ブロックスミス
さらに詳しく見る >
トータル・リコールの評価

評価数:552件
評価 :★★★☆☆(3.9/5)

ゲオユーザのトータル・リコールのレビュー・評価
  • シュワちゃんがこれほどの名優だったとは。ストーリーはコブラにそっくりだが、ハーホーベンが盗作したわけではない、お互いにフレデリックブラウンの短編からのハクリらしい。息をもつかせぬ展開は感激。無敵の強さとシャロンのセクシーさも単純に楽しめます。ミュータントの超能力があれば何時でも反乱を起こせたのでは?
  • 造記憶によって火星旅行をする男がいつしか現実と夢の境界を失なって体験する悪夢のような冒険を描く、SF超大作。どこまでが夢でどこまでが現実なのか、見ている側も混乱するぐらい謎な映画です。 スリルとサスペンスだけでなく、謎解きの要素も楽しみたい方にオススメです。

ターミネーター2

概要:1991年に公開された『ターミネーター2』は、未来から送り込まれたサイボーグと人間との戦いを描いた「ターミネーター」(84)の続編。

あらすじ:前作から10年後の1994年。表面上は平和に見えるロサンゼルスの街に、未来から2体のターミネーターが送り込まれてきました。1体は未来社会を支配しているミリタリー・コンピューター、スカイネットにより送り込まれたT1000型(ロバート・パトリック)。未来の指導者となるべく運命づけられた少年ジョン・コナー(エドワード・ファーロング)を抹殺するという使命を与えられたT1000は、どんな物体にも変化でき、しかもその戦闘能力は以前の101型をはるかに上回っていました。

もう1体は未来のジョン・コナー自身が送りこんだT800型(アーノルド・シユワルツェネッガー)で、少年ジョンを守ることを使命としてインプットされていました。人類の未来を巡り、2体のターミネーターが死闘を繰り広げます。

補足:前作では悪役だったシュワちゃんことアーノルド・シュワルツェネッガーの演じるターミネーターが今作では味方(T800)になりました。「未来のコンピュータが敵」という世界観は変わりませんが、自己犠牲を厭わずにジョンや人類を守ろうとするT800の姿が描かれます。

ターミネーター2のジャケット写真

レンタル開始日
1998/12/22
ジャンル
洋画SF
出演
アーノルド・シュワルツェネッガー リンダ・ハミルトン エドワード・ファーロング ロバート・パトリック アール・ボーエン ドン・スタントン ダン・スタントン ジョー・モートン ジェニット・ゴールドスタイン
さらに詳しく見る >
ターミネーター2の評価

評価数:2556件
評価 :★★★★☆(4.1/5)

ゲオユーザのターミネーター2のレビュー・評価
  • 今作はシュワちゃんが味方なのですが、これほど心強い奴はいないでしょうね。 息子の少年とだんだん心を通わせていく様子はとても良かったです。 それからあの相手のサイボーグは最初『反則だろ~死なへんやんか』って感じで 最後にどうやって倒すのか見物でした。 そしてあのラストの親指を立てるシーン・・最高ですね。 『お前・カッコ良すぎるよ・・。』って感じでしたね。
  • 言わずとしれた傑作の一つです。アメリカ映画で「二作目以降は不作」といわれながら、前作を超えたとも言われる作品のひとつです。いまでは何でもないCG表現ですが、初めて見た本作の敵ターミネーターのCG処理は素晴らしく、ああいった形での機械表現というのも斬新でした 内容も申し分なく、最後まで興奮の連続です。

マイノリティ・リポート

概要:2002年に公開された『マイノリティ・リポート』は、近未来を舞台に、「殺人予知システム」から殺人事件の容疑者として指名されてしまった男が、罪の潔白を証明しようとする姿を描くSFエンタテインメント。監督は「A.I.」のスティーヴン・スピルバーグ、原作はカルトSF作家、フィリップ・K・ディックの同名短編小説です。

あらすじ:2054年のワシントンD.C.。殺人予知システムのおかげで、殺人事件の存在しない社会。ところが犯罪予防局の犯罪取締チームの主任、ジョン・アンダートン(トム・クルーズ)が、システムから殺人事件の第一容疑者に挙げられてしまいます。彼は自分が事件を起こすことになる36時間後までに、真実を暴かねばならなくなりました。彼は、殺人予知システムを考案したアイリス・ハイネマン博士(ロイス・スミス)から、冤罪のケースがあり得ることを知ります。「殺人予知システム」を構成しているのはプリコグと呼ばれる3人の予知能力者でしたが、彼らのビジョンが一致しない時、少数報告の方は「マイノリティ・レポート」として棄却されてしまうのです。ジョンは、自分が殺人を犯さない「マイノリティ・リポート」があると考えて調べます。

補足:2015年には、本作から10年後を描いた続編テレビドラマも製作されました。

マイノリティ・リポートのジャケット写真

レンタル開始日
2003/05/23
ジャンル
洋画SF
出演
トム・クルーズ コリン・ファレル サマンサ・モートン マックス・フォン・シドー ロイス・スミス ピーター・ストーメア ティム・ブレイク・ネルソン スティーヴ・ハリス キャスリン・モリス マイク・バインダー ダニエル・ロンドン スペンサー・トリート・クラーク ニール・マクドノー ジェシカ・キャプショー パトリック・キルパトリック ジェシカ・ハーパー アシュレイ・クロウ アリー・グロス
さらに詳しく見る >
マイノリティ・リポートの評価

評価数:428件
評価 :★★★★☆(4.1/5)

ゲオユーザのマイノリティ・リポートのレビュー・評価
  • ある意味カルトっぽいタイムパラドックス作品と言えるでしょう。ただ、SFなので映像表現が重要なのですが、スピルバーグっぽくない点があって逆にそれが良かった感じがします。ただ、追走シーンがちょっと単調になってしまったので、その点が辛いところです。段々と分かってくる筋書きと、後半でのドンデン返しが「やっぱり」な感じで分かったとたんに話がつまらなくなってしまうのですが、それまでのストーリーはよく練られていて大変面白いです。基本的には楽しい映画なので、是非見てみてください。
  • 良い意味でも悪い意味でも、安心してみれるSF娯楽サスペンス大作。未来を予言し未来の変更を加える事で予言された未来はなくなるのか?というSFのタイムパラドックスをうまく違ったテーマに置き換えてしまい違和感を感じさせないのはさすがですね。大作だけに、近未来のガジェットが楽しいです。

まとめの一言

映画に描かれていた近未来の世界はいかがでしたか。多くの人々が平和に暮らしている裏に何かがあると考えると、ユートピアとディストピアは表裏一体のように思えてきて、怖くなる部分もあるのではないでしょうか。「近未来」というそう遠くない未来の物語なので、作品が作られた時代から見た未来に実際に近づいてきています。公開当初よりも余計にリアルに感じられるかもしれませんね。

映画を観て、実際の未来がユートピアになるのか、あるいはディストピアになってしまうのかを考えてみるのもいいでしょう。現実の未来は、ぜひユートピアであって欲しいものですね。

株式会社ゲオネットワークス クチコ運営事務局